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抽選番号1番でカド台のバジリスク絆を打った時の時給で気付いた大切なこと。

どうも、まあまあ大企業で中間管理職をしているライジングです。

今日は私が若かりし頃に後輩に連れられて行ったパチンコの話を記事に書いていこうと思います。

そうあれは確か私が27歳ぐらいの時でした。仕事に追われる日々を過ごしていた私を後輩が猛烈にパチンコに誘って来たのです。

「先輩先輩、今度11月1日に壱番館の1のつく日激アツイベントがあるんですけど11月1日は全部日付1だし、いきませんか?めちゃくちゃアツいっすよ!てか絶対行きましょう!」と猛烈にアピールをしてきました。

最初は仕事が忙しいこともあり、行かないつもりでしたが、後輩が何度も何度も誘ってくるので、この時ばかりは押しに押されてしまい、「わかったよ。じゃあいこうか。」と後輩と一緒にスロットを打ちに行くことになりました。

イベント日当日の朝

私達は9時くらいにホールの前に到着し、絶対勝つぞーと意気込むライバル達を横目に、この後壮絶な激戦が行われるのか・・・と行かないつもりであった私も現場について気づけばワクワク・ドキドキしている自分がそこにはいました。

そしていざ抽選がスタート。私と後輩は大体100人目ぐらいに揃って抽選を行い抽選で引いた数字は後輩が113番で、なんと私が驚きの1番入場券。

「え、まじか・・・おいおい、一番なんて初めて引いたぞ・・・」と驚いていると、後輩が「先輩やば!!バジリスク絆の角台とってください!絶対設定4・5・6入ってますから!」と私に言ってきました。

私は「そうなの?わかった!じゃあバジリスク絆の角台取るようにする!」と伝え入場整理に向かいました。

並んでいる時の心境としては先程のワクワク・ドキドキが更に大きく、また後輩からの発言も受けて勝てると思い込んでいる私は「勝ったら何買おうかな〜」などを始まってもないのに考える始末。

いざ、開店

入場整理が終了し、開店。ガラス扉の一番前に私がいるという事実に優越感とこれから未来に起こる勝利に対する期待感で胸を踊らせながらいざ入場です。

一番入場なので台の確保は余裕ででき、実践がスタートしました。

するとなんとたったの投資1000円でベルからBC当選、そしてそのBCからBTにも当選し最高のスタートを切ることになります。

「この台後輩が言うようにまじで設定6かも・・・よっしゃー!」

まだ一回の大当たりしか引いていないのに、私はすでに高設定を確信しまい上がっていました。その後も着実に当たりを重ねて高設定の挙動をしながら、やめるにやめられない状況が続き、終日台を信じて閉店まで回し続けることになります。

結果やいかに

結果の方は?というというと後輩は遅れて入ったもののスロットには座れなかったものの、パチンコで見事20000発の大勝利!!

さて、問題の私はというと、終わってみた時にはなんと・・・




1000円勝ち・・・

一日打って1000円勝ち・・・


高設定を信じて、朝から並んで、一番で入場をして1000円勝ち・・・


はっきり言って私は絶望しました。

1000円稼ぐことに抽選で1番を引いて、更に13時間もの大切な時間を使ってしまったのかと・・・

そして時給で換算すると76.92円・・・

76.92円なんて小学生のほうがまだ親からもらえるお小遣いとしては多いんじゃないでしょうか?

負けなかったことはまだいいとしても最初の期待値が高すぎた分、受ける精神的ダメージは相当のものがありました。

今回の経験から学んだこと

今回の経験から学んだこととしては何事も期待をかけるということは良くないということをひどく痛感しました。

ビジネスでも私は部下をそれなりに多数抱える立場でもあるので、部下に対する過度な期待を持ってしまうと、裏切られた時の精神的ダメージは半端なものではありません。

これはスロットでも同じで、今日は勝てると思っていた展開から負けor小勝ちすることこそ私は一番精神的にはダメージを受けます。

期待というのはつまり=こうなってほしいというこちらからの一方通行な思いであり、またこうなってほしいと思う=相手が自分の思い通りにならない時に裏切られたとストレスを感じ、精神を狂わせているのはすべて自分勝手な思いから始まっていることなんだ、ということに私は気づきました。

その日からというもの私は仕事でもギャンブルでも期待をするということはほとんどなくなりました。

仕事では部下に対する期待を捨て、期待ではなく応援するように考えを変化しました。期待から応援に考えを変化させることで、今まで期待していた部下に対しては「なんでこんなこともできないんだ、これぐらいお前ならできるだろ」と思ってしまっていた私ですが、応援するように頭の中を変化させてからというもの「次また頑張ろうな、自分が今できる最大限の力で頑張ってくれたらいいよ」と考えることができるようになったのです。(逆にその子が自分で気付いて頑張ることができない場合は、その子にとっては冷たいマネジメントと捉えられることもありますが・・・)

そこからというもの部下自身も自分自身で何がダメだったのか?などをしっかり内省するようになり、しかられてやらされではなく”気づく”ことで自身の成長に繋げてくれるようになり結果としては今まで以上の成果がでるようになりました。

ギャンブルも同じで台に対して過度に期待をかけることはよくないな、ということを痛感しました。

絶対に勝てるなんてものはないと常に頭の中で考えるようにし、期待度の高い演出なども外れる確率が一定以上あるのであれば、外れても動じない、当たるまで喜ばない、またいくら挙動がよく設定が高いとしても思ったように勝てない時もある、いくらよく回るパチンコ台でも期待値通りにうまくいかない時もある、と期待をかけずに考えられるようになりました。

それからというもの私は仕事でもギャンブルでもしっかり成果が出るようになり、たまの休日に行くギャンブルでも負けにくい立ち回りが冷静にできるようになったのです。

過度な期待というものはやはり一方通行なあてつけの感情でもあります。(恋愛でも相手に期待する人ほどよく喧嘩している印象がありますね。)

人間も台も思ったとおりに成長やリアクションなんてしてくれないし、思ったとおりにメダルや玉をだしてくれることなんてありません。

そもそもの大前提をしっかり理解することで向き合い方が変わり、成果を出す確率も上がります。これは私自身が身を持って感じたことなので、まだ期待をかけることによって自身の精神状態がコントロールできていない人がいるようでしたら、このように考えをシフトチェンジしてみてはいかがでしょう?

それでは次の記事もお楽しみに〜。





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