みんなをやる気にさせる店長(リーダー)の秘訣その1
どうも、元々パチンカスで今はまあまあ大企業の中間管理職をしているライジングです。
いや〜・・・すみません。(最近投稿サボってました、ごめんなさい。。。)
本日は、”みんなをやる気にさせる店長(リーダー)の秘訣”について記事を書いていこうと思います。
なぜこの記事を書いていこうと思ったかというと、実は先日部下の1人が伊庭正康さん著書の「できるリーダーは「これ」しかやらない」という本を元に、スタッフに対してリーダー研修のプレゼンを行っているのを聞いていて改めて自分にとっても大切なことだなと思ったので本日記事を書くことにしました。
note住民の皆様はリテラシーの高い優秀な方が多いので必要ないかと思いますが、復習の意味も兼ねて読み進めてもらえるとライジングは非常に嬉しく思います。
(外食で店長業務をしている人がいるなら是非読み進めていただけると嬉しいです。)
早速ですが、みんなをやる気にさせる店長の結論としては①失敗談を語れること②そして頭でわかっている物事でも、わからないふりをすることができること、二点を実行すればスタッフのやる気を引き出すことができるということです。
まずは客観的に相手の心理状態を考えてみる
これは店長やリーダーの立場の人にとってはあるあるなことだと思いますが、立場が偉くなればなるほどプライドも高くなって失敗が許されないとか、恥ずかしい思いしたくないとかそういう気持ちになっている人が多くいるように感じます。
(昔のライジングは正にそうでした。ダサダサでした。。。)
でもこれってよくよく考えてみると完璧を装って下の子たちから憧れられることももちろんあるかと思いますが、もしライジングの上司がそのような人なら自分にも完璧を求めてくるのではないか?とかあの人の前では失敗できない、など不安な気持ちになってしまいます。
更に完璧を装っている上司の前で失敗したらもしかしたら僕は見限られてしまうのではないか?とか、あの人の前でかっこ悪いところは恥ずかしくて見せられない、評価が下がってしまうかもなど、もしライジングが部下なら挑戦する勇気も自信も失くしてしまいそうです。
みんなをやる気にさせる店長その1:失敗談を語る
ではどうやってそんな下の子たちに不安を与えず安心して色々なことに能動的にチャレンジできる心理的環境を作れば良いのか?
1つ目は失敗談を語ることです。
上司やリーダーが過去の失敗を下の子に語ることで、「完璧そうなこの人でもそんなことがあったんだ」とか「この上司(リーダー)なら過去に同じような失敗経験をしてきているし、きっと多少の失敗も許容してくれるだろう」という気持ちになり、安心感とともに挑戦に対するハードルをぐんと下げることができるようになります。
頑張ってチャレンジしてほしい子ほど、過去の失敗を語ってあげましょう。
心理的な安全性の環境を作ることで下の子たちが能動的に動いてくれるためには失敗を語るという手段は非常に有効となります。
ルールや恐怖ばかりで縛り付けすぎると、気づいたときには下の子たちは思考停止状態に。(しかも本人達も気づいていない)
そして言われたことしかできないし、それ以上やらない部下を量産してしまう結果となるのでそれだけは避けたいですね。(裸の王様は悲しい・・・)
もっと下の子たちに能動的に動いてほしい・・・と嘆いているリーダーほど、ルールや恐怖で縛り付けていることが多々あるのでライジングも常にそれだけはやらないよう肝に命じて注意しています。
みんなをやる気にさせる店長その2:わからないフリをする
みんなをやる気にさせるリーダーその2としてはわからないフリをすることです。
わからないフリをするとは例えばライジングは食産業に従事しているので、スタッフに対してこのような質問を投げかけます。
「実はね、この前お客様にこのお店は活気がなくなってしまったね、と言われてしまったんだけどどうしたらいいかな?〇〇さんなら活気を取り戻す何かいいアイデアないかな?〇〇さんなら活気を取り戻すためにはお店で何ができると思う?」
と言った感じで質問を投げかけ本人に考えさせます。
それによって、店舗運営に参画させるだけでなく、一緒にお店を作り上げているんだ、という感覚を持ってもらうことでやらされではなく、より能動的にアイデアを出し、仕事に向き合ってくれるようになります。(セットで責任感も醸成できます。)
わからないフリをしながら、現状の課題を責任者一人で問題解決するのではなく、色々な意見を集約させて、下の子達にも参画させてあげて1つのものを作りあげていく。
もちろん最初から素晴らしい正解を下の子達は中々出すことはできないと思いますが(出てきた意見の主張と妥協のファシリテートは重要です。)、許容できる範囲で失敗も経験させながらお店とともに個も成長していく。
時間は掛かりますが、そんなチームが醸成されたときはリーダー1人ではなし得なかった成果もきっと手にすることができるようになると思います。
(ライジングも実際体験しましたが、1人の力なんてしれてます。いかにみんなで能動的にチャレンジをしながら改善を繰り返していけるのか?が結果的には最大の成果を生むと身を持って経験しました。社内での2019年には社内の売上比率1位を組織で達成しました。)
みんなをやる気にさせる店長
いかがでしたでしょうか?
すごーく簡単な方法ですが、効果はすごーく高い方法だと思うので是非店長として従事している方は取り入れてもらえるとライジングは嬉しいです^_^
店長だけでなく、リーダー職に従事している人なら誰でも簡単に実践できる方法だと思うので、是非とも失敗談を語り、そしてわからないフリをしながら全員を巻き込んで最高なお店づくりをしていってもらえたらと思います。
ライジングも今までたくさん失敗をしてきたので、明日からもどんどんと失敗談を話し、そしてわからないフリをすることで下の子たちの新しいアイデアを引き出したり一緒に考えたりしながら組織を醸成させていこうと思います!
久しぶりの記事は若干長くなってしまいましたね・・・
明日からもまた記事書いて行くのでフォローしてもらえると嬉しいです。
それではまた次の記事もお楽しみに〜。