
確率論の巧妙な罠
どうも、まあまあ大企業で中間管理職をしているライジングです。
もう夏ですね。昼間の暑さと行ったらうだるものがありますね。これだけ暑ければ人間もですが、コロナウイルスもたまったものじゃないでしょうね。こんな暑い日は冷房完備の涼しいパチンコ屋へレッツラゴーの人も多いのではないのでしょうか?
さて本日は確率論の巧妙な罠について記事を書いていこうと思います。
ちまたではスロットが6号機へと移行(有利区間が設定されてからはメーカーも苦戦しながらも規制には抗えず・・・本当にクソ台が量産されてますね。当時の4号機から5号機に切り替わった時代を思い出すような絶望感に近い状況ですね。)、その反対に射幸性の高いパチンコの高継続機がどんどんと発表されるようになってきました。(ここに関してはパチンカスにとってまだ救いがあるんじゃないかな?)
時速4万発という圧倒的キャッチコピーに夢見るパチンカスがあなたの回りにもたくさんいることでしょう。そして夢を見た数と同じぐらい無残に散っていった人もたくさん見てきたでしょう。
現代のパチンコはマックス機や2000発ループ機が規制されてからというもの、通常時の低確状態で319分の1を突破し、更にそこから50%の抽選を経て待ち受けているのは85%継続などの高継続&最大出玉1500発の天国パラダイスと思いきや・・・。
いざ4万、5万と投資を重ねてやっとの思いで天国パラダイスに到達してみたものの結果としてはまさかの単発・・・(まさにカイジの漫画に出てくるぐにゃ〜って感じですよね。あの表現思いついた福本先生天才。)
少なからずパチンカスならほぼ全員経験したことがあるのではないでしょうか??
メーカー発表の確率ってほんとにあってるの?
メーカーが発表している確率って本当にあってるの?そんな疑問が湧いてきそうなほどに確率通りほとんど出た試しがない!と嘆いているあなた。
結論からいうと確率は理論上ほぼほぼ合っていると思います。(一部メーカー発表と比べてもどうしてもおかしい台というのがたまにありますけどね。)
まずはしっかりと確率というものを理解してもらうために実際の確率の理論値を見ていきましょう。
ちなみに前もって忠告をしてくと例えば90%ループだから最低でも9連チャンするだろうと考えているそこのあなた!!
その考え方はむちゃくちゃ安易だし、スーパーパチンカス人生への第一歩に繋がる危険な思考ですよ。
連チャン確率の理論値
結論から言うと継続率90%のパチンコ台が9連チャン以上する確率は実は大当たり時の38.7%しか到達できません。(まじ!?)
つまり継続率90%でも残りの62.3%は9連以内に理論上終了するということが理論上の数値ではすでに証明されています。(ムムム・・・なんやて!?)
今まで何度汗水たらして働いて懐に舞い降りてきた諭吉さんを薄暗いサンドにぎゅうぎゅうに突っ込んできたことか!!と怒りすら覚える数値ですが、まあこれが現実なんです。
さすがにどれだけ頭が悪い人でもめちゃくちゃ狭き門だということは理解できるでしょう。
だって通常時の低確状態で319分の1を突破し、更にそこから50%のDEAD or ALIVEの抽選を通過し、待ち受けているのは90%継続などの高継続&最大出玉1500発の天国パラダイスと思いきや、更にそこから継続率90%のパチンコ台が9連チャン以上する確率は実は大当たり時の38.7%しかないなんて・・・。
何回ギリギリの綱渡りせなあかんねん!って心の中では叫びたくなる数値ですね。(わかっていながらも、私はこの文章書きながらパチンコに行くのがアホらしくなってきました。それでも行くんですけどね。)
ちなみに現状のパチンコ機の中でも最高継続を誇る大工の源さんの93%継続が50連チャンする確率も一応説明しておきましょう。
閉店ギリギリで大逆転を考えているあなたをイメージしてください!
少しでも希望を持ってもらうために伝えますよ!心構えは、準備は良いですか!?
その確率はこちらです!!
まさかの2.65%・・・
そうなんです、2.65%しかないんですよ。(通常時の低確状態で319分の1を突破し、更にそこから50%のDEAD or ALIVEの抽選を37回通過した内の1回が50連に到達するのが理論上の確率です・・・。これを考えるとさすがに針の穴に糸を通すよりも難しいというか、無理ゲー感が半端なく、夢見ることを諦めるしかないという感情にすらなりますね・・・)
あなたはこの確率を5万、6万、7万使ったあとに自信を持って通せる勇気はありますか?(私はもうはっきり言ってないです。)
でもね、でもね、そんな確率を無理難題な狭き門を通過した出玉をあなたも一度は味わってしまってるのも事実。このラッキーパンチの出現率がパチンコ、パチスロ業界は絶妙にうまいこと作られています。僕はこの業界の欲求の刺激の仕方は本当に戦略的で天才だと思っています。
通常時1000ゲームまでハマる確率
さきほど連チャン確率の絶望感は理解していただけたと思いますが、まあ連チャンしなくても通常時それなりに大当たりして演出楽しめたらいいか、と思っているパチンカスも中にはいるでしょう。
そんなあなたに今度は通常低確時319分の1で1000ゲームまでハマる確率も算出してみようと思います。
ドキドキしますね。
どれぐらいだと思いますか?是非読みながら想像してみてください。
正解はなんと・・・・
4.33%の確率で1000ゲームまでハマることが理論上では証明されています。
この数値を聞いてあなたはどう思いましたか?ちなみに1000ゲームハマりの発生頻度としては23.1回に1度発生する確率となっています。
つまり23台新台が導入されたら大当たりまでに1台は1000ゲームまでハマりをもっていかれる計算ですね。(そう考えると結構自分に回ってくるのも納得じゃないですか?そんな悪いことはまさか自分には発生しないだろう考えてしまうのが人間の悲しい性でもありますけどね。)
最後に
連チャン確率も、通常時のハマり確率もどちらも本当に絶妙なバランス、タイミングで自分に降り掛かってきます。
これこそ正にコロナウイルスよりも感染力が高く、やめたくてもやめられないパチンコ屋が放つ見えない悪魔を人の背中に植え付ける実態だと私は思っています。
他人の大当たり50連チャンを目撃してしまえば、”いつか俺だってできる!”と勘違いし狭き門に挑戦する心が奮いたってしまいます。
何度も何度も弾かれようとも、くじけずに諭吉をぶっこみ続けた結果、理論上確率5%以内の大連チャンに到達、達成感を味わうことができるという狭き難問です。
また他人の1000ゲームハマりを目撃した時は”うわ、あの人可愛そう・・・”という同情に浸りながらも、気がついたときには自分が打っている台のデータランプを見上げると1000ゲームハマりをしていた、なんてこともあるでしょう。
悪い記憶は基本的に人間は覚えておくこと自体を拒否したくなるので、当然記憶からは抹消してしまい、また同じ過ちを繰り返してしまう。
しかし大きく連チャンしたことは大きな興奮を覚えることもありますが、友達などに自慢したり、知らず知らずのうちにアウトプットを重ねることで、”脳は何度も発信されている大切な情報だ”と誤って認識をしてしまい脳内メモリーに置いておくことになります。(このムダな記憶の蓄積が結果として”また行きたい”にも繋がるんですね。)
ただここまで記事を書いて来ましたが、それでも全てパチンコ、パチスロを私は否定しているわけではありません。
事実今も確率のことをちゃんと理解しながらも仕事のない休日は気分転換にパチンコを打ちに行くこともあります。(週に一度何も考えずに頭の中をリセットすることは大切だと思うので。)
もちろん生活費の範囲内で遊ぶことが前提ですが、遊びとしてのパチンコは非常に楽しい娯楽の1つだ思います。
趣味で釣りもしますが、釣りも本気でお金をかければ費用対効果に見合わないぐらいにリールや竿の値段は高いですからね。(趣味なんて結局自己満でいいんですよ。)
あなたもこの記事を読んで熱くなりすぎず冷静に連チャンした時はやっぱりな!この台が出ると思った!などと変なオカルトや自意識過剰な考え方は捨てて狭き門くぐれたラッキー!ぐらいの気持ちで、程よく楽しめるようになればいいですね。
それでは次回の記事もお楽しみに〜。
いいなと思ったら応援しよう!
