あれから1年。〜コロナ禍と、さとなおオープンラボと、私〜
不肖私、今更ながら昨年の一番のトピックスである、「さとなおオープンラボ」の修了について綴っておこうと一念発起し、約2年半ぶりに筆を取りました。
「さとなおオープンラボってなんなの?」という初めましての方から、「コロナ禍真っ只中のさとなおオープンラボってどうなの?」というお久しぶり(?)の方にご覧いただければ幸いです。
1.さとなおオープンラボ(さとなおラボ)とは
さとなおラボとは、コミュニケーションディレクター(他肩書多数)の「さとなおさん」こと、佐藤 尚之さん主催の広告/コミュニケーションに関する私塾です。
これまで計10回開催されており、コロナ禍真っ只中の昨年1月。約2年ぶりに11回目となる「東京11期、関西3期」が開催されました。
2.どうしてさとなおラボに入ろうと思ったのか
ひと言でいうと、基礎から体系的にコミュニケーションのことを学びたかったからです。
もともと(新卒では)自動車メーカーに入社し、今とは全く畑違いの仕事をしていました。そこから、縁あってマーケティングという仕事にジョブチェンジしたのですが、その入口がデジタル広告の領域で、これまで多少の独学はあれど、ほぼ仕事の中で勉強する(OJT)という「実践で学ぶスタイル」でやってきていたので、仕事で関わる領域が徐々に広がるに連れて、より俯瞰してコミュニケーション全体を考えられるようになりたいなと思っていたからです。
ちなみにさとなおラボの存在を知ったのは、元々はさとなおさんの著書「ファンベース」がきっかけで、マーケティングの仕事を通じて知り合った方々の中にもOB・OGがいる位、割と業界では知られた存在である為か、毎回ラボに入ることが至難の業です。。。
自分も苦節4度目の挑戦にして、今回ようやくご縁がいただけた程、毎回高い倍率で、平気で10倍以上になっているようです・・・。
3.ラボの感想など
<ラボで得たもの>
①同期を始めとした仲間
社会人になり、家族が出来ると、自分の生活はオンは仕事、オフは家族が中心になります。
そうなると、オンの仕事を通じて繋がり、仲良くなっていくといったケースが多いように思います。
しかし昨今のコロナ禍で、このオンで繋がるきっかけが希薄になってしまいました。
そんな時に、オンオフ関係なく人が繋がるきっかけを作ってくれたラボにはとても感謝しています。
②プランニングの基礎
さとなおラボでは、「どんな課題に対しても70点とれるアプローチ」を身につけるを信条に、1回当たり平均5時間の講義を全10回+α。課題図書は7冊。講義のスライドは、5,000枚を超えたインプットの嵐。
並行して、都度出される課題を個人や、グループでこなすというアウトプットももれなくセットで付いてきます。
そしてラボでは、毎回決まって「最終課題」というものがあって、各チーム毎に皆で同じお題に沿ってプランニングを行い、クライアント企業の方にマジレスをいただくというもので有終の美を飾ります。
(お題は実在する企業に対する企画提案で、提案相手はその企業の方という圧倒的な実践形式)
ここまでしっかりプランニングや、コミュニケーションについて考えたことはなく、アウトプットも最終課題で優勝できたこともあって、この一連の経験が間違いなく自信につながりました。
<課題図書一例>
11期から新たに課題図書になった、コミュニティマーケティングの第一人者である小島さんの本。
小島さんは元AWSで、JAWSというユーザーコミュニティを作ってサービスをグロースさせた方で、「Sell through the Community」
<コロナ禍でのラボについて>
今回時期的にも、オンライン中心という初の試みだったこともあり、さとなおさん始め、メンバーの皆も試行錯誤の連続だったように思います。
コロナ以降「オンラインで仕事をする」というスタイルがある程度定着してきた中で行われたこともあってか、終わってみると「やればできる」とどこかの芸人の声が聞こえてきそうな位、これといった大きなトラブルなどもなく、無事に終わった印象ですが、やはり改めてオフラインのコミュニケーションの重要性が見直されるきっかけにもなったように思います。
簡単ですが、ラボがオンライン中心になったことでのメリデメは、以下のような点になるかと思います。
>メリット
・場所に縛られない
・終電を気にしなくてよい
→これまでのラボは、常に対面でリアルの場で集まって行うことが鉄則だった為、参加メンバーそれぞれ終電を気にする(もしくは潔く諦める)ことが多かったようですが、その心配からは完全に解放されました。(典型的なリモートのメリットですが・・・)
>デメリット
・リモート特有のonewayになりがちなコミュニケーション
⇨リモートワークや、リモート飲み会の経験者あるあるかもしれませんが、zoomを使ったものが中心となる為、やはりそれなりに人数が集まるラボでは、特に0から関係値を築いていく初期のところは、少し苦労することがあったように思います。
講義はコメント欄を使ったリアルタイムでの質疑応答や、ブレイクアウトルームでのグループワークなど、色々と趣向を凝らして講義を進めていただいていたので、講義は大分スムーズだったのですが、飲み会などは同じような自己紹介を何度か繰り返したり、会話が重なって遠慮がちに譲り合ったりみたいなことがありました。
(この辺り、コロナになってから転職された方は、かなり苦労されたのだろうと想像に難くないです。。。)
4.最後に
これから引き続きマーケティングの界隈で生きていくにあたって、ラボで学んだことをベースに、日々自分自身をアップデートしながら、細く長く人生を歩んでいきたいと思います。
>さとなおさん
過去に3回も懲りずに応募してきた自分に対して、毎回丁寧なフィードバックを頂きありがとうございました。
3回落ちた後に会社が変わったり、プライベートでも大きな転機があったことで、悲願の”4度目の正直”となった今回のラボ合格がこのタイミングだったことは、今思えば必然だったのかもしれません。
最後にいただいた「焦るな」の一言は、長い人生の中でつい足元を見がちな自分に、常に先を見据えることの大切さを気付かせていただきました。
今後とも公私に渡って引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!
>同期のみんな
いつも幹事とか率先してくれてありがとうございます!
年齢問わず、いろんなバックグラウンドを持つメンバーには、常に刺激をもらえてます。
コロナの先行きは不透明だし、家庭の状況もあってフットワークが軽い身分とはとても言えませんが、今後もチャンスを見つけては会いにいきたいと思いますので、色々仲良くしてやってください!
そしてラボに参加していた約3ヶ月。毎週土曜日の夕方から部屋に篭り出し、ラボの講義からその後の打ち上げが終了するまでの約8時間。
その日一日の家事や、当時まだ生後3ヶ月の子供の面倒を一手に引き受けてくれていた嫁には、滅茶苦茶感謝しています。ありがとう。
このnoteが、どこかの誰かの何かのきっかけになることがあれば幸いです。
※撮影の時のみマスクを外しています。
また、これを機に、大分ご無沙汰だったツイッターを再開しました。
https://twitter.com/Game_Monster_sn
お久しぶりな皆さんも、初めましてな皆さんもよろしくお願いします!
でわでわ〜