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【Eternal Return】ヘイズとルク

※この記事は2023年10月下旬に書いたものを、手直しして投稿したものになります。誤解を招く表現や間違った時制等は直しましたが、最新の情報とは食い違う部分が少し残っているため、単なる読み物と認識してください


ダイヤモンド到達

 祝、ダイヤモンド。

 367ゲームもかけてしまったが、高レートの門を叩くことが出来たので満足だ。正直言えばエターナルランクを踏むところまでやりたいのだが、なんとゲームをやっていられないほど忙しい生活になってしまった。あほしね。
 僕のゆるふわリモートワーク生活は終わりを告げるので、オンラインゲームは一旦おしまいである。海外赴任しても一応続けることは出来るだろうが、仕事を舐めるわけにはいかないのでね。僕は要領が良い人間でもないので、新しい仕事で海外と来たらまぁ一年近くはmobaなどの時間を食うゲームでは遊べないだろう。ゲームセットである。

 この記事では前回書いた物事に+αで、このゲームの大まかな勝ち方であったり、大切なポイント、統計から見る事実等を列挙していこうと思う。
 備忘録的な意味合いも強い。こうやって言語化することで、僕が将来ダイヤモンドからミスリル、エターナルに上がっていく上で大切なことに気付けるかもしれないしね。
 特に対戦ゲームはメンタルであったり知識であったりといった部分が勝率に色濃く出る。頭アッパラパーなチンパンジーではどこかで躓くのがmobaの常。

 というわけで、やっていこう。

1.レート帯が上がるにつれてスタッツが良くなる。


 まずはコレを見てほしい。
 

I4→P4
P4→D4

 お前プラチナからダイヤモンドまでルクで上げただろ。
 気付いてほしいのはそこではない。キャラクターの部分の上、Rank Statsの全ての数値が、アイアン4→プラチナ4の時よりプラチナ4→ダイヤモンド4の時の方が上がっているのだ。

 これらの数値は平均値である。全ゲームでの数値合計÷ゲーム数で統計される。
 つまり何が言いたいかと言うと、レートが上がるにつれて僕のスタッツ(ダメージディールであったりKDAであったりといった数値)は劇的に良くなっているのだ。ちなみにplat1以上のヘイズの試合はほぼほぼ20k~30kダメージを叩き出し続けた。

 これは直感に反するデータだ。なぜならアイアンの底にいるような奴より、プラチナにいる奴の方が強いのだ。つまり強い敵を相手にしたらスタッツは落ちるのが普通なのだ。

 これに対する回答は二つ。
 一つは僕の練度が上がったということ。ランク1戦目に比べてランク300戦目の方がそりゃ慣れてるし強い。僕自身もまた成長しているため、スタッツが良くなるのは別に当たり前だろうという考え方だ。
 だがこれはあまり関係がないと思っている。というのも、確かに僕自身「ヘイズ上手くなったな」「ルク上手くなったな」と思うことはあれど腕自体はそこまで上達していない。だってたったの3週間だ。3週間で人が見違えたように成長するわけがない。慣れであったり、敵のスキルへの理解度からくるキャラ対を学んだが故の成長はあるが、扱うスキル自体は特段上がっていない。

 そもそも敵も成長しているのだ。同じレートにいるということは同じ腕前だということ。「僕が強くなったからスタッツが上がった」を理由とするのは少し無理がある。

 二つ目の回答は「バカな敵よりバカな味方の方が足を引っ張る」である。
 これが結論だ。ランクが上がったことによる違いとは、横の二人があほあほチンパンジーからまともな人間になったということである。

 プラチナ帯にもまぁ大勢チンパンジーはいたが、ダイヤまで来るとまともな人が来る割合が若干増えた。
 今までは僕が全てを何とかしていた試合が9割9分だったが、無難なプレイをしているだけで勝手に勝ってくれる味方が来たり、僕の意図を察知して合わせてくれる動きをしてくれたりする味方が来たりと、やっぱり隣二人の質は明確に上がっている。自分が何をすべきかを理解している人がやっぱり上がってきやすいのだ。

 敵が強いかどうかはどうでもいい。どうせ自分より全員下手だ。
 だが、味方が強いかはかなり重要だ。鎖は輪の一番弱い部分で強さが決まるという名言があるように、チームに雑魚が1人紛れ込むと終わるのだ。特にこのゲームは3人しかいないので、1人が空気になるとチームパワーは2/3、つまり33%ダウンである。これでは100%チームに逆立ちしても勝てやしない。
 僕がどれだけ上手くとも限度というものがあるのだ。

 ちなみにこれは味方依存度が高いと思われがちなヘイズだからとか、味方依存度の低いルクなら違うだろとか言われそうだが、そんなことはない。
 画像を見れば分かる通り、ヘイズのスタッツもルクのスタッツも、両者共にかなりの伸びを見せている。

 レートが上がればスタッツは上がる。
 自分が上手ければという枕詞は付くものの、これは恐らくこのゲームにおける絶対の真理だと思う。

 なので高レートの人スタッツすげーとか思ってる人は改めた方が良い。
 勿論自分が上手いという最低条件は必要だが、高レートはスタッツが伸びやすい環境なのだ。味方の質もあるし、集団戦も長引くし、敵も全滅したくないのでビジネスファイトが多くなる。だから数値は上がるのである。
 そして上手くなりたいなら味方は選んだ方が良いのが事実だ。
 マッチングしたら味方の名前をopggでググり、ヤバそうならドッジをしよう。SSRの味方が出るまで選り好みしろと言っているわけではない。どこからどう見ても褒める点のないハズレクジを避けろということだ。


2.ヘイズについて

 僕が使っていた時はそれなりにメタに即したキャラだと思うが、少しばかり構成を選ぶって感じだった。

 ヘイズと似たようなポークメイジがこのゲームには多々いるため、ヘイズを出すとアドリアナ・シセラ・エヴァ・エマ・ヘジンあたりと競合する。もちろんメイジ2ピックも悪くないのだが、個人的にはあまり好きではない。
 まぁどんなキャラであれ相性はあるし、タンクキャラとかタンク2枚構成になった瞬間死が確定するみたいなもんなので、そういう意味ではヘイズはまだマシな部類だと言える。

 運用についてたが、高レート帯では特にガンガン前に出るのが強い。
 臆せば死ぬ。これはヘイズを使う上での最大のルールである。

 なぜ前に出るかは前の記事で沢山書いたが、プラチナ帯である種の停滞を感じた結果、ヘイズで前に出ることが大切なのだと強く強く思い知らされた。前に出ないヘイズはクソだ。誰より前に出て誰よりダメージを出し誰より注目を浴びるのがヘイズであるべきだ。

 というかブリンクを持つキャリーは基本的に前に出た方が良い。
 勿論ニッキーが見えているのに最前列で歩いてたら正気を疑うが、味方も流石にレートが上がってくると理解する。キャリーに自由にさせて、タンクはそのお守りをし、ファイターやアサシンはそれを餌に飛び込むタイミングを伺う。それが一番だということに。

 ヘイズには手応えがあった。
 このキャラは出来ることが分かり切っている分、ポジショニングが本当に大切。だから攻め気を失ったら負ける。やりたいことを押し付けて、その圧とミクロで敵を黙らせなければならないキャリーだと思う。
 あとヘイズは熟練マジで大事。ファームルートミスると粗大ゴミ化するので、味方が何を言っていようが自分にとっての一番利のある動きをした方が良い。


3.ルクについて

 マジで強い。
 今からエタリタ初めてランク上げたいって人はコイツだけ使っとけ。

 ルクの強さは間違いなく序盤にある、というか鬼のような追撃性能と、生き残って敵をしばき続けた時の圧倒的強者感が凄いので、装備と熟練がイーブンな序盤や、ステータスで上回った場合の殺戮性能が凄まじい。
 タイマン強者で集団戦でのモンスターと言えばジャッキー、スア、キアラ、カミロあたりが思い浮かぶが、ルクは状況を選ばずモンスターと化す。Qのエンゲージと追い性能、Wの回復性能、Eによるスキルドッジに、バットスキルによるノックバックとCC。出来ることが多くて器用なのだ。

 何より「荒らす」性能が高い。
 Qで敵の中央に飛び込んでいけるのと、ultとバットDが本当に優秀。これらで相手の陣形をしっちゃかめっちゃかにして味方を呼び込み、一緒になって暴れまわることが出来る。
 序盤強い分腐ると出来ることが格段に限られるのは欠点だが、腐ったらゴミになるキャラなんて他にいくらでもいるし、素材が貰えなくとも最低限以上の働きもでき、腐らなければ出会った者全てをなぎ倒すモンスターと化す。本当にランク向きのキャラクターだ。

 まぁQの精度とカメラEの速度が必要になる関係上ちょっとは技術が必要だし、AOEが多くない分育ちの差を覆すパワーに欠けたりするものの、ランクを上げる上で大切なパワーが備わっている。というかQが凄まじく強い。射程長すぎだろマジ。

 僕はplat→diaまでの間、結構ルクを使用した。
 理由は単純。拳銃アヤの流行と、味方のクソピックの増加だ。
 端的に言えばヘイズをピックしていられないような試合が大量に発生したのだ。拳銃アヤ、拳銃アイソル、後一人は? ルクしかない。

 また、このレート帯になるとOTPが多い。エマやヘジンしか使ったことのない狂人達が即ロックをした瞬間、僕がヘイズを使うとマイナス30を喰らうことになる。
 僕より下手な奴がプライドや拘りなんていうクソの役に立たないものを優先してキャリー奪うの犯罪だろ、と思いながら、僕はルクをピックしたわけだ。以上、ここ愚痴でした。

 結果から言えば、そういった試合でルクは最低限の被害で済ませてくれるし、何なら1位をもぎ取る試合も多々あった。
 ヘイズと違って序盤からゴリゴリ戦闘しにいけるので毎試合ミクロ練習が出来るし、味方のことなんて気にせず好き勝手暴れまわるのがルクにとっての最善なのでメンタルに優しい。

 とにかく、あらゆる点においてルクは良い。
 Qとultさえ当たるなら絶対に仕事が出来る。それがルクである。


4.増えるロクでもないOTP

 プラダイ帯に来て理解した。OTPが多すぎる。
 そしてどいつもこいつもへッッッッたくそ。これでエレナとかマグヌスOTPなら理解も示すが、アヤとかアイソル使ってD4停滞してるとんでもねえ奴らがインドの人口ぐらいいた。これマジ。

 ピックには幅を持たせてほしい。
 OTPは本当に悔い改めてくれ。お前が1キャラしか使えないせいでクソ構成が出来上がる。最低2キャラは使えるようにしてからランクに来てほしい。初心者の集うゴールド帯までならまだしも、ここはダイヤモンドなんだ。流石に敵もバカじゃない。

 OTPは諸悪の根源だ。チームゲームは構成とポジショニングが全て。お前が拳銃アヤだのアイソルだのを使うと決めた瞬間、お前より上手いキャリー使いが義務タンクをやらされている。お前がエマとかエヴァとか出してる横で、お前より上手いキャリーが泣く泣くイレブンをピックすることになる。
 本当に反省してほしい。

 それでもOTPをやるというなら絶対にプラスで収めてくれ。
 僕だってヘイズだけ使ってそれなりに良い構成ばかり渡されたら絶対に良い結果を残せる自負がある。構成を歪めている責任を取ってくれ。一生ファームして3キル4位とかやられた時には本当にキレそうになる。お前の隣にいるそいつはチャットもpingもしないけど、内心殺意で満ち溢れてるかもしれないってことを自覚してキャリーをピックしてくれ。

 とにかく、レート帯が上がるとOTPが圧倒的に増える。
 1キャラに絞った方がレートが上がりやすいのは事実だが、その絞る1キャラが問題を抱えている場合、D4の底で同類と共に停滞する。ラダーを見ても上位の8~9割は複数キャラを使用しているように、構成こそがmobaで最も重視すべきものなのだ。

 まぁ相手に変わることを求めるのは傲慢でもある。
 だから自分が曲がる必要がある。確実に。ダイヤモンドになるだけならotp擦っても時間をかければいけるだろうが非効率だ。そしてd2~イモータルを目指すならば、自分で複数キャラ使えないものは膨大な時間を費やすことになるのは、まず間違いない。


5.クレバーに

 このゲーム、熱くなったら終わりである。

 ジョジョの名言に「あげちゃってもいいさ」というものがある。
 これがマジで大事。例えばレアアイテムに対抗来た。熟練差がついてしまっている、どうしよう。あげちゃってもいいさだ。
 レアアイテム持った状態で敵に襲われた、キオスク使ってる最中に襲われてレアアイテム奪われた、どうしよう。あげちゃってもいいさだ。

 厳密に言えば上記のような展開は皆無にしたいものだが、どうしたってこんな時は誰にでもある。
 そんな時は素直に下がろう。命があればそれで良い。失ったものは大きいけれど仕方がない。切り替えて次に行こう。

 良いこともあれば悪いこともあるのだ。大事なのはじゃあどうするか。
 冷静に、一度深呼吸をして、次にすべきことを考えよう。

 ダイヤモンド帯はプライドを優先させて意固地になる人や、間違っていることを認めずにトロールに走りだす阿呆がわんさかいる。
 が、付き合ってはいけない。冷静に、後ろに退く脳みそと立ち止まる理性を有しているだけで、ランクゲームではレートを盛っていけると思う。


6.最後に

 大体書きたいことと愚痴は全部吐き出したように思う。
 昔を思い出す3週間だった。そう、あれは大学2年生の夏。LOLというゲームにハマって2か月かけてチャレンジャーまで死に物狂いで駆け上がったあの灰色の夏。社会人になってもあの時のような没頭が出来たのは、正直言って悪くない経験だった。

 とりあえず、味方に頼らず、冷静に自分で考え続けて、イケイケテンションでありながらもしっかりtab押して装備と構成を確認していけば、短期間でダイヤモンドぐらいなら踏めると思います。
 これより上は時間を湯水のように使いつつ、メタを読んだりミクロに磨きを掛ける必要がありますが、それもまた楽しい経験になります。リアルの友達との付き合いが減るけどな! ガハハ!


 というわけで以上、エタリタというゲームでdiaに上がるにあたり、大事なんじゃないかと思ったことのまとめでした。

 僕がダイヤに上がったのは23/10下旬で、これを書いている24/1現在では新キャラやメタの推移、新アイテムに新ルーン、オブジェクトの位置変更に死体ドロップの一括化などが行われており、ヘイズとルクが通用するかは結構分かりません。高レート配信者の配信見てる感じまだ通用しそうな気はするけど、ビルドは変わってそうな匂いがしたので、鵜呑み注意かもです。

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