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金返せ!

『そこのBBA、若いハンサムを押し倒せ!』
『何かお困りごとでは?』お客さんの(実はあなたの)問題を探す。
『どうやって解決するんですか?』問題の解決案を考える。
『本当にできるの?アンタなんかに。』あなたが解決できる証拠を見せる。
『ジークジオン』商品の紹介。
『オラオラオラー』商品の良さのアピール。
『で、それおいくら?』ここで値段を示す。
『二人目は半額でどうぞ』特典を言う。

ここでは、保証・特に返金保証についてお伝えします。

保証をつける



マーケティングの一つのベクトル。

『お客の心配を減らす』作業だ。

『え?本当に返金しなければならんの?』

そりゃ、言っておいてやらなきゃ嘘つきの謗りは免れん。

いや、返金すべき時は確実にあるだろう。

モノを買うとき、お客さんの恐怖は『お金が無駄になる。』『買う手続きが無駄になる。』『損して恥ずかしいんじゃないか』『私は騙されるほど馬鹿だったのか?』そう言うリスクを外してあげることで信頼度は増す。



この約束をすることで、買ってくれる人が増えること

返金のお金や、その手続き費用

の比較になる。

返金をして差し上げたら、『誠意ある会社やんか。』との評価を得られるだろう。


だけど、ずるいことを考えるならば

『ご返送ください』からの『返送しずらい』
箱が組み直しにく包装がめんどい。送金費用がかかる。アンケートが面倒臭い。だから返金申し込みをしない。

タチが悪いのは、返金手続きを複雑・煩雑にしている業者もある。クラウドワークスやココナラなどは、返金請求のやりにくさに定評がある。早晩指導が入るだろう。

セールス担当の評価と思惑

 もしあなたが、部下のセールス担当者に『返金があれば、(報奨制度も含めて)その分給料を返せ』と言うなら。ネガティブな評価をするなら。

 セールス担当者は、それを隠すかお客を言いくるめようとするだろう。次の営業にも悪影響が出るかも知れない。


あなたは機嫌良く、可及的速やかに返金しよう。そうすれば、アンケートにも協力してくれるだろうし。

人を騙すのが詐欺師なら、あなたは詐欺師ではないはず。詐欺師さえいなければ・・・。

あなたの幸せが第一義。だが、そのためにはお客さんも幸せでなければならぬ。

確かに、世間にはおかしな奴やモンスター・クレイマー・メンヘラ・精神病者も存在する。

世間からお金をいただくと言うことは、そう言うリスクを背負うことだ。

 今まで親や夫の庇護にいた。これからは大海に出るのだ。サメもいるし、クラゲもいる。そういうものたちとも繋がっている海の中へ進んでいくのだ。
 
 『板一枚下は地獄』海の男たちはそう言う。

騙される・不払い・取引先の破産。こういうことは珍しくもない。

ただ、どうあれ闇金と自殺にだけは手を出すな。

友人や家族へのご迷惑は、後から返せば良いだろう。

銀行に返せなくても、銀行側で織り込み済み。

声を大にして言いたい。

成功しようが失敗しようが自己破産しようが、朝が来たらまた働かなきゃならんの!やることは同じなの!


声を小さくして言いたい。

借金が一千万円でも10億でも、自己破産して免責を得れば借金はゼロになるのだ。



本日は保証、特に返金保証の件だ。


だけど、そもそも『クーリングオフ』という制度がある。

『クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。

 電子メールのほか、USBメモリ等の記録媒体や事業者が自社のウェブサイトに設けるクーリング・オフ専用フォーム等により通知を行う場合が挙げられます。FAXを用いたクーリング・オフも可能です。

特定商取引法におけるクーリング・オフができる取引と期間

8日間
訪問販売
(キャッチセールス、アポイントメントセールス等を含む)
電話勧誘販売
特定継続的役務提供
(エステティック、美容医療、語学教室、家庭教師、学習塾、パソコン教室、結婚相手紹介サービス)
訪問購入
(業者が消費者の自宅等を訪ねて、商品の買い取りを行うもの)20日間連鎖販売取引
業務提供誘引販売取引
(内職商法、モニター商法等)

クーリング・オフ期間の考え方

  • クーリング・オフ期間は、申込書面または契約書面のいずれか早いほうを受け取った日から起算します。

  • 書面の記載内容に不備があるときは、所定の期間を過ぎていてもクーリング・オフできる場合があります。

通信販売の場合

通信販売には、クーリング・オフ制度はありません。
返品の可否や条件についての特約がある場合には、特約に従うことになります。特約がない場合には、商品を受け取った日を含めて8日以内であれば返品することができますが、その場合、商品の返品費用は消費者が負担します。』

※国民生活センター 抜粋


人間心理を突くマーケティングの下品さ

 ハッピーハック『互いの価値観を認め合う』では、脳内麻薬という人間の本能や生理に強く関心を持つ。

 だからマーケティングと親和性が高いとも思う。しかし、



結婚詐欺にしてもオレオレ詐欺でも投資詐欺でも・・・

人を脳内麻薬で掻き回して、金を奪う行為だ。

マーケティングもそうだ。

マーケッター達は、大事であるべき隣人を気持ちよくさせて金を奪う強盗だ。

人間が、もともと合理的な生き物だとは思わない。だけど、心理的に揺さぶられて金を騙し取られるのは嫌だな。

 使えもしない情報商材を500万円で売る人がいた。法的には犯罪ではないにしても。恥を知れと思う。

できれば、『正確な情報を。売り込みに使った言葉には間違いが無かった。』とやってくれ。

グローバルの時代と言うが、あなたに騙された人は一生忘れない。

日本は狭いのだよ。SNS・マイナンバーなど、あなたは簡単には逃げられない。

これはイジメの被害者にも似ている。

天網は恢恢でもない。


 コンサルタントやマーケッターが跋扈する時代。なのになぜ、我が国の景気がずっと上がらない?

   彼らに無駄金を払うぐらいなら、自分の頭や感情を使おう。


最後まで、お読みくださりありがとうございました。


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