無題

こんにちは、レインです。

今日はこんなタイトルで始めてみました。
なんてったって、テーマもタイトルも思いつかないんだもの(笑)

普段はノートに今思っている事を書き出してみて…
「これ書きたい!」「これ書けそう!」っていうのを見つけて
その勢いのまま書ききるっていう事をしてるんですけど…

今日は普通の日記になってしまいました(笑)

さて困った。


そういう訳で苦肉の策(でもないけれど)
「書けない」という事を書く です。

タイトルが決まらないなら「無題」で良いじゃない。
「無題」というタイトルがついているじゃない。
実際に「無題」っていうタイトルの作品。割と見かけるじゃない。
(そんなことはない)

そういう訳で、書きながら考えて行こうかなと思います。



そういえば皆さん。
今日から6月に入りましたね。

梅雨…はもう入っている所もあるみたいですが(本当に早いですよね)
皆さん、後1ヶ月で上半期終了ですよ。
今年の半分が終わろうとしているんです。
6/12が終わるんです。言っている間に。


割と、「グサっ!」って来ませんか?(笑)
私は結構来るんですけど(笑)

まだ、なんもやってねぇやって。
まだ、何もできてないやって。

もちろん。やるべきことはやっているつもりだし、
進もうという意欲はある。
実際に進めた事もある。

正しく努力が出来た分…着実にやった事は、着実に進めてる。


でも、思っているよりも…遅い。
もっと早く変われると思っていた。
もっと何かが出来るつもりでいた。

でも、そうじゃない。
そういう現実が広がっている。
やりきれていない「自分」が残っている。


と、そんなことをふと思ったりもするのですが。

まぁ…バカにしてますよね。自分と言う人間を。
そうか…これが後悔ってやつなんですね。


その当時の自分が、今までの自分が重ねてきたこと。
頑張ってやろうとして、でもなんとなく出来なくて、
なんか掃除始めちゃったり、ゲーム始めちゃったりして
「いやいや、ちゃんと取り組まないと…」って少~しずつ前に進んだその結果を

「この程度」とか
「なんもしてない」とか言うんですから。

そりゃあ自分も拗ねますよ。
頑張ってんのに。やろうとしてきたのに。全くできてない訳じゃないのに
「理想の状態じゃないから足りない。まだまだダメ。」だなんて。

その時を生きてきた自分に失礼過ぎる。


人間には記憶ってものがありますから。
そして、記憶はある一定「都合よく」取捨選択して残されていくもの。
そうじゃなかったら中学校の時の「自分にとって大切な事」や「大きな出来事」だって、

数学や社会の授業で習った単語や方程式と同じものとして扱われていないとおかしいじゃないですか。

記憶はその人に必要な物を「都合よく」選択している。


だとしたら…です。
今の自分が過去を振り返る時に都合が良い記憶は何か?
今の現状の進捗を、思ったより上手くいって無い現実を都合よく受け止める為の解釈は何か?

そう。お察しの通り。

「過去の努力と結果が如何に簡単にして為されたか」
「過去に出来なかった事が、どれだけ多かったのか」

この2つにフォーカスして記憶を残してしまえば
「だから、今の自分はこの程度なんだ」って言える。

過去の自分が悪いから。今の自分に責任はないって言い方もできてしまう。


流石にそこまで露骨な解釈をする人は極極僅かでしょうけれども。
これは…この危険性は、気を付けておく必要があるんじゃないかなと思っています。

特に、自分の事を一番近くで見続けている自分を評価する時には。


そう、結局
「今何をするか」しかないんです。
「今何をするか」しか選べないんです。
「今、次に何をするか考える」事しか出来ないんです。
「今、過去の何を振り返るか」を選ぶ事しか出来ないんです。


過去は全部土台に過ぎない。
そして今もまた、土台になっていく。


そういえば、過去と現在のお話で言えばとんでもない話を覚えています。
前に話したんだっけ…プロテニスプレイヤー錦織圭選手なんですけど。

場面は試合後のインタビュー(だったはず)
彼はこの試合、後1点で勝てる状況を2度作っていました。
一度目は審判によるミスジャッジと相手の奇襲によってしのがれ、
その嫌な流れを断ち切れるか…? という所まで追い込まれます。

そこから、しっかり要所を抑えての一勝。 その時のインタビュアーとのやりとりです。

Q「錦織選手。あのマッチポイントがかかった場面で、ああいった失点は中々辛い所があったと思いますが。いかがだったでしょうか」

A「はい。あれは確かに苦しいポイントでした。ただ…
過去の事を気にしていても仕方がないので、次のポイントから上手く切り替えられたと思います」


私「…」



テニスのポイント間ってどのくらい猶予があるかしってます?
数十秒ですよ?

つまり彼はその数十秒間で
「勝ちが懸かった一点を、ミスジャッジで無かったことにされた」
という思考を「過去だ」と言い切ったんです。


いやいやいや…(笑)
どんなメンタルだよ…(笑)

トップアスリートってこうなのかと思いましたね。
三流と二流の差はセオリーへの理解度
二流と一流の差は技術の差
一流と超一流の差はメンタルの差

そんな話を耳にしたことがありましたが…
日本で初めて世界ランクTOP8に食い込んだ人間はこんなメンタリティを持っているのか…と

(と同時に、それがプレーに一切現れないのが1.2の選手なんだなぁと思ったりもしましたが 笑)


一流っていうのは生き方で示してくれるから。
どこで何をしている人間にとっても、役に立つ話がめちゃくちゃ出てくる。
文字通り「勇気を貰う」

彼等は示す
「これは、人間に出来る事だ」と

せっかくそれを教えてくれたんだ。
使わない手はないじゃない。

そうなっていく為の方法があるんだって事を学べるじゃない。


だから、後悔はしない。
これが、私だから。
その能力不足によって、どんな不利益がこの先起こっても。

それが、私の人生だと言い切れるように。
今日も…

きっと、明日も。

過去の自分を、無駄にしない為に。

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