在宅ワークのためのアルバム5選
在宅ワークの良いところがひとつだけあるとすれば、音楽を聴きながら仕事ができるというところだろう。DJのはしくれと名乗るからには、そんなときに人に薦めるアルバムのふたつやみっつあってもいいところだ。というわけで、在宅ワークにおすすめのアルバムを5つ、順不同で選んでみた。
Clairo 「Immunity」
Youtubeで発表した「Pretty Girl」が評判となったアメリカの宅録系SSW。声がアンニュイで大変よい。目をつぶると何もない部屋にいるような感じのする曲が多い。最初北欧かと思ったくらいで、Bonnie Pinkの若いころのような曲を書く人だと思う。そういうのが好きならはまる。やはり家で録った曲は家で仕事するのに向いているのかもしれない。
T.T.N.G.(This Town Needs Guns) 「13.0.0.0」
イギリス・オックスフォード出身のロックバンド。エモ・ポストロックというのか、ちょっと分類できない。いっとき文章を書くときこればかり聴いていた。気持ちいい。こういうバンドをフジロックで見たいのだ。変拍子がバリバリ来るので、ノリノリになりすぎないのがちょうどいい。
三浦透子 「かくしてわたしは、透明からはじめることにした」
「天気の子」でRADWIMPSにフューチャリングされた、女優で歌手の三浦透子のカバーアルバム。「天気の子」のときも素敵な声を持っている人だなと思ったけど、アルバムを買ったのはこの人の「いかれたBaby」のカバーを聴いたのがきっかけ(この曲だけiTunesで買って持ってました)。ある意味知ってる曲ばかりなんだけど良い意味で全然邪魔してこないので仕事がはかどる。サニーデイサービスの「東京」のカバーがすごくいい。
橋本絵莉子波多野裕文 「橋本絵莉子波多野裕文」
チャットモンチーの橋本絵莉子とPeople In The Boxの波多野裕文のデュオ。Peopleでもなくチャットでもない。Peopleもチャットも作業用には全く向かないのに、二人でやると作業向けになるのなんでなんだろう。いいアルバムだし、これもいい意味で邪魔してこないので仕事がはかどる。
Underworld 「Oblivion With Bells」
最後に、テクノでないと仕事できない、という人に。僕が教員採用試験で図書館にこもってたときに、ずっとヘビロテしていたアルバム。周囲の雑音が気にならないくらいずっと浸れる。これがほかのアルバムだと、「おお、この曲!」といって踊り始めてしまうので、このアルバムくらいがちょうどいいのです。
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