看護師の私が日大通信を選択した理由
前回からの更新が滞ってしまいましたが、なんとか書き上げてみました。
私は第一志望の大学に落ち、気持ちを切りかえ通信大学の説明会に参加しそれぞれの大学の説明を聞いてみました。
今回は日本大学通信教育部の全体説明で私が気になった部分を紹介します。
詳しい内容は日本大学通信教育学部のホームページを見てください。
目次
1、3年次編入学での単位認定
2、学習方法
3、スクーリングの種類
4、メディア授業
5、リポートと科目試験
1、3年次編入学での単位認定
日大は3年次編入学の場合
・大学・短大・高専卒業
・専門学校(専修学校専門過程)修了
・大学2年以上在学、60単位以上修得
↓
まずほぼ52単位が免除になります。
52単位の内訳として総合教育が20単位、専門教育が最大32単位です。
追加で外国語(文理学部で英文学専攻以外の学部であれば最大8単位)、保健体育(最大2単位)が免除になります。
つまり、
52単位+外国語+保健体育=最大62単位が免除となります。
私は3年制の看護専門学校を卒業しています。
私の場合、総合教育の20単位は免除になります。専門教育は医療系だったので免除になるのか不安でした。
そして、外国語も2年間で4単位しか取得していないのでどれぐらい免除されるのか…
ここで!
自分がどんな科目を何単位取得して卒業したのかを知りたい場合は、出身校で成績証明書を取り寄せてもらえば内訳がわかるので確認してみてください。
私は2020年1月19日に取り寄せてました。説明会のあとすぐに申請したのを覚えています。学校が準備完了するのに1週間程度はかかったと思います。
前回の記事で法政大学のことを書きましたが、法政大学では編入学での単位認定数がはっきりわからなかったので、私は数値が明確化されている日大を選びました。
実際に認定された単位数
なんと56単位!
内訳は総合20単位、外国語4単位、専門分野32単位でした。
卒業するのに合わせて124単位が必要なのであと残り68単位です。
そのうち3年次編入の場合はスクーリングで15単位以上を取得が必要です。
2年間で68単位なら1年で34単位取ればいい。
いろいろなことを細分化し、数値化していくと目標が立てやすく、もしかしたら達成できるかも!と前向きになれます。
2、学習方法
日大通信の学習方法は、
通信授業(在宅学習)、スクーリング(通学授業)、メディア授業(ネット授業)の3つを組み合わせ単位取得します。
そのパターンは4つあります。
A:通信授業(リポート2通提出し科目試験)
B:スクーリング+スクーリング、メディア授業+メディア授業、
スクーリング+メディア授業
C:リポート2通+スクーリングorメディア授業
D:スクーリングorメディア授業+リポート1通+科目試験
※リポート1通は1単位に当たります。
※パターンCとパターンDの違いはリポートを先に提出するか、
スクーリングorメディア授業を先に履修するかにより単位取得方法が変わります。
3、スクーリングの種類
私は独学で勉強できるタイプでは無かったので、ひたすら教科書を読み学ぶ通信授業の在宅スタイルではなく、授業や動画を見ながら学習したいと思っていました。
スクーリング種類の多さは大学を選ぶ一つの理由となりました。
私が大学に入学した時期はちょうど新型コロナウイルスが発生し感染拡大していた時期と被っています。
そのため入学前の案内と入学後では授業の提供スタイルがすこし変わっており、日大でも今までと異なる授業スタイルへ変更している最中でした。
今後もここで紹介するものとはスクーリングのスタイルは変わる可能性はありますので参考になるかはわかりません。
実際に私の時期に案内されていた内容、受講しようと思ったものを紹介したいと思います。
日大では、夏期スクーリング、東京スクーリング、地方スクーリング、昼間スクーリング、夜間スクーリングがあります。
夏期スクーリング
従来:8月上旬~8月中旬で1講座3日間を5講座、9:00~17:30東京会場で開催
入学後:だいたい7月後半~8月中旬までを5~6期にわけて1講座1週間程度のオンラインでの授業が概ね9:00~17:30にあり+試験やレポートの提出で単位取得という形式でした
いずれにしても、一つの期間に複数の講座が開催されており、受けたい科目が重複して受講できないこともありました。そのためある程度科目を厳選することになりました。
商学部の場合、必修・専門科目合わせて19科目中、夏期スクーリングは7科目でした。そんなに少ないのに受けたいものが被ってました。
総合科目や外国語も夏期スクーリングで受けられるのでこちらも合わせて受講していました。
夏期スクーリングは短期間で多くの講座を取得できると思い、この時期は何が何でも仕事が休めるよう調整しようと思っていました。
なかなか集中できない私にとって、3日間や1週間の学習で単位が取得できるならこれに集中したいと思っていました。
3年次も4年次も3科目ずつ受講しました。
東京スクーリング・地方スクーリング
従来:週末3日間または土日2日間を2回4日間の短期集中型のスクーリングで9:00~17:30に東京または地方会場で開催
入学後:オンラインでの授業を9:00~17:00くらいを5日程度あり+試験やレポートの提出で単位取得。
こちらも従来は週末3日または4日間と少ない期間で取得できる講座でしたので受講しようと思っていました。
実際は1週間程度の期間となってしまいましたが、それでも短期間で取得ができるので2・3科目は東京スクーリングで取得しました。
地方スクーリングは旅行がてら受講できるのかなと入学前は思っていましたが、コロナの影響でオンラインとなってしまったため申請はしませんでした。
昼間スクーリング・夜間スクーリング
従来:昼間は9:00~17:50で火曜から金曜に1限~5限に分けて15週間開講、夜間は18:30~21:25まで春期・秋期の同一曜日に8週間開講でした。どちらも東京会場で開催でした。
こちらも入学後はオンラインへ変更となりましたが、受講時間は絞られず自由な時間に受講できたと思います。
私の仕事は毎週決まった曜日に休める訳でもありませんし、夕方定時で上がれるわけでもないのでこのスクーリングは受講しませんでした。
4、メディア授業
日大のメディア授業は前期・後期で分かれており、前期は4月下旬から7月上旬まで開講されており、後期は10月中旬から12月中旬です。
2週間くらい毎に小テストなどが織り込まれており、最後の週で試験問題という形でした。
メディア授業の良いところは、パソコンやスマートフォンがありネット環境であればいつでもどこでも受講できることです。
私の仕事は昼間の仕事だけでなく夜勤もあります。夜勤明けなどは夜に目覚め朝方まで起きているという生活は当たり前でした。
大体のスクーリングが遅くても夜21時頃までとされている中、メディア授業は24時間いつでも受講できることもあり夜行性の私にとってはとても重宝しました。
加えて前期・後期と分かれていますが、両方合わせて受講し合格すれば単位取得となります。
前期だけ受け、残りはスクーリングで取得という組み合わせもでき、様々な選択肢があることも重要でした。
5、リポートと科目試験
最後にリポートと科目試験について説明します。
こちらは学習方法のパターンAの単位取得方法で、
科目によってはメデイア授業・スクーリング授業ともに開講されていない教科があります。
この場合単位取得方法は必然的にパターンAでしか取得できません。
日大通信の科目試験は年に4回、1日4限(60分)だけです。
1年間に最大16教科受験可能です。
受験資格はリポートを合否に関係なく締め切り日までに提出すること。
またパターンDの場合はスクーリングorメディア授業を受講していることす。
私はこの方法が一番苦手でした。
リポートは書くことができますが科目試験というものを社会人になってから受けた経験があまりありません。
試験時間内に問題が解けるのか?試験勉強はできるのか?と、とても不安でした。
私は2年間で科目試験で履修した教科は10教科です。
そのうち取得できたのは8教科でした。
3年次の時、新型コロナウイルス感染症の影響で在宅での試験もありました。
あとは、教科書、参考書持ち込み可の教科を選び試験を受けていました。
実際持ち込み不可の教科ではやはり合格出来ませんでした。
社会人で勉強を両立するに重要なのはスケジュール管理だと思います。
自分の体調、意欲、時間の制限など様々な側面から自分を分析し、どの学習方法が合っているのか見極めて履修することが大事だと思います。
これから大学での勉強を考えてる社会人の皆さんの参考になればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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