映画「ジェントルマン」荒れる魂には、エレガントな服がはまる。
映画「ジェントルマン」を見る。ガイリッチー監督+マシュー・マコノヒー。
マコノヘイの着こなしが、とにかくかっこいい。
衣装デザインを担当したマイケル・ウィルキンソンが、「英国紳士」な3ピースのスーツをデザインしている。
着心地のよさ、ミッキー(マコノヘ)の上機嫌が伝わってくるような、すばらしいジャケットだ。もちろん、長身でスマートなマシューのスタイルがなくては、ここまで素敵にならないだろう。
引退を希望するマリファナ王・ミッキーの右腕を、チャーリー・ハナムが演じている。怒りのマグマを体の中心で静かに小さく灯しているような、クールな「紳士」がはまっている。この人は、アルマーニのモデルをしていたくらいだから、ラフなトラッドの着こなしも最高。
頭の回転のよさ、度胸、最後は爆発的な凶暴さを発揮する、エレガントな男たちのドラマに、最後まで緊張を強いられつつも楽しんだ。
久しぶりのガイリッチーらしいやんちゃな映画だった。
*トロワグロのパン。土曜日は、昼からワインを飲んでしまう。
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