ワンコとあなたの物語を絵にします-4 どこでもワンコと行ってみよう!
前回のお話
3回にわたって、今取り組んでいるワンコのオーダー絵「子犬のワルツ」を描く過程と、それにまつわるお話をしてきました。
今日はこちらのワンコの絵を紹介してから、「子犬のワルツ」の山問題の続きを。
絵の中で、ワンコと一緒に夢を叶える
鎌倉でフランス料理の教室をしているSさんの家族となったワンコのエトワくん。お名前はフランス語の"et toi"「君と」という意味の言葉です。Sさんはお料理だけでなくフランス語も学んでいて、以前はフランスに旅行に行くことがありました。
*Sさんのブログ:”en souriant" (美味しそうなレシピがいっぱいです❗)
わたしは、ワンコとオーナーさんの絵をもっと描きたいなと思っていたので、絵のモデルになってもらいました。
Sさんは鎌倉に住んでいます。ワンコの絵を描くことになった時に、Sさんの案は2つあって、ひとつは「よく散歩に行く海でエトワの首輪を外して走らせる絵。」もう一つは「エトワと一緒にパリのカフェに居る絵。実際には一緒に行けないから。」ということでした。では、「パリ、行きましょう!」ということで、参考イメージを送ってもらいました。
・エトワの写真をいくつか
・パリのカフェはこんな感じで〜、(いくつか参考写真)
それらのイメージを参考に使って、この絵になりました。
エトワくんのお顔、毛がもしゃもしゃしていて難しく、途中経過をSさんに見てもらいながら似せていきました。エトワくんが、こちらを見ているパターンも描きましたが、Sさんを見つめている方がエトワらしいとのこと。はじめは奥にブックスタンドを描きましたが、Sさんのアイデアで本を重ねる見せ方にしたり、テーブルを四角から丸くしたりアイテムを変えていきました。
「テーブルの上に、フランボワーズのミルフィーユがあったらいいな。赤を差し色にしたい」とのご希望あり。ミルフィーユが登場。右奥の花瓶に挿してある花は、Sさんが楽しみに育てている「WABARA」という日本で作られたバラです。この素敵なバラのお話を聞いていたので、描き足しました。
塗り絵のようなイラストチックなSさんの形ですが、Sさんに見える。赤いハイヒールは私が勝手に履かせました(^_^;)。
出来上がり、額装可能な印刷屋さんで、Sさん自ら選んだ素敵な額装をして印刷してもらいました。ワンコとパリのカフェに行く夢がお家に飾る絵の中で実現しました。
「私と愛犬だけの特別な一枚」
Sさんの感想
こんなことを愛犬と一緒にできたらなぁという妄想を絵にしてくれるなんて、話を伺いワクワクしました。考えて相談する時間がとても楽しかったです。そして素敵な絵として目の前に現れた時は感激しました!私と愛犬だけの物語の特別な一枚です。
💖
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さて、Yさんを、スイスっぽいところへ!
前回、書きましたが、私が山を描くとなぜか日本の里山的な感じになってしまうのでした。Yさんのリクエストは、スイスのハイジの世界。🏔このアイコンみたいな山の感じ。Yさんをスイスの山の見える野原に送り届けるにはどうしたらいいのか???
スイスの山の画像を探してじーっと見ていると、なるほど、山がとんがっている!と気づきました。一方、私の描く山はなだらかです。一目瞭然といえば瞭然ですね😓。しかし、とんがった山を描くのが難しい!とんがれない!?なぜ!?試行錯誤の結果、とんがった山を描くのを諦め、消しゴムで削ってトンガリを作ると、私でもとんがれることがわかってきました😅。
スイスの山は、きっと広角レンズを使わないと画角に入らないくらい広くて大きいのだろうなぁ、、、?!そうか!大きなものは近くにあると視界に入り切らないんだ。遠くにあればいいのだ!と気づきました。とんがった雪山の手前の山と森を描き足し、リアルに描けないしすぎないように、絵本の世界を目指しました。
山を描き終えて、気になり続けているのは、ピアノの中身が空っぽなことです💦このあとピアノも少し直しました。
かぶりもの三人衆
Yさんにかぶせていたいちごの帽子を花冠に替えたので、一緒に暮らすワンコの大吉の頭にいちごを乗せました。天国にいるワンコの王子の頭にも、王子らしく冠をかぶようということに。「かぶりもの三人衆」!😃😆👍
ということで、次回はとうとう完成します。
⭐️⭐️⭐️
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