ChatGPTで誤字脱字を一瞬でチェック!
小論文の添削では基本的に誤字脱字をチェックしてくれるものが一般的です。誤字脱字は自分では気づきにくいため、第三者に依頼するのが有効な方法です。しかし、何度も人に頼むのは大変ですので、自分の書いた文章をその都度簡単にChatGPTにチェックしてもらうことができます。
ChatGPTは文法や語彙のエラーを指摘するのにも有効です。特に、自分が不安に思っている表現や構文については、ChatGPTを積極的に活用しチェックを依頼しましょう。
以下のGPTは、誤字脱字を簡単にチェックできるGPTです。
プログラムされたChatGPTでどれくらいのエラーが見つかるか、テストしてみます。
まずは1文で行ってみます。こちらのリンクからカスタマイズされた誤字脱字チェッカーGPTを開き、文章を入れていきます。
少子かについての私の県会をのべてゆく。
という間違った文章を入れてみます。果たして3つのエラーを見つけ出せるでしょうか?テストしてみます。結果は以下の通りです。
見事に3つのエラーを見つけることができました。
ではもう少し長い文はどうでしょうか?以下の長めの文章で検証してみます。同様に先ほどのGPTに以下の文をコピーペーストして実行します。
誤字脱字や文法的に問題のある箇所を修正すると、以下のようになります。
「おそれがあります」→「恐れがあります」: 「おそれ」は口語的な表現で、「恐れ」の方が書き言葉として適切です。
「しているとは言い難い」→「しているとは言い難い状況です」: 文末が不自然であり、文脈を明確にするために「状況です」を追加します。
「利用しずらい現実がある」: この表現は文脈上正しいですが、より自然な日本語にするために「利用しにくい実情があります」とも表現できます。
「若者の結婚観が変わったと言われる今日」: 「今日」はやや不自然に感じられ、「現代」や「現在」とするとスムーズです。
「結婚・出産をためらう人が少なくない」: この表現は正しいですが、「ためらう人が多い」と表現した方が直接的で明確です。
「少子かの対策としては」→「少子化対策としては」: 「少子か」は誤字で、「少子化」が正しい表記です。
修正後の文章:
「少子化の問題は、我が国の将来において深刻な影響をもたらす恐れがあります。しかし、この問題に対して、政府や社会が十分な対応をしているとは言い難い状況です。例えば、育児支援の制度は存在するものの、利用しにくい実情があります。また、若者の結婚観が変わったと言われる現代、経済的な不安から結婚・出産をためらう人が多い。このような状況を考えると、少子化対策としては、政策の見直しや社会全体の意識改革が必要不可欠です。」
このように、一瞬で誤字脱字を拾い検証します。
ChatGPTを利用するにあたってのポイントは、1回で複数のことを期待しないことです。AIは忠実なのですが、1回に違うことを処理することは少し苦手です。例えば、上の例の場合、誤字脱字はきちんと検証していますが、語尾の統一がされていないことがわかります。
そこで、続けて「ですます」を統一してくださいというコマンドを入れます。
このように、「です・ます」調から統一された「だ・である」調に修正してくれています。
このような添削は一般的には第三者に頼むことが一般的でしたが、ChatGPTでは一瞬で簡単かつ正確に修正することができます。気軽に添削ができる環境を整えると、文章を作る度に修正を受けることができる環境を作ることができます。
こちらで利用しているGPTは無料で公開されていますが、利用するにはChatGPT Plusという有料プランが必要です。ChatGPTの使い方やプラスプランに入る方法が難しいという方には、こちらのリンクからアカウント不要でAI小論文添削に特化したGPTの採点を受けることができます。プライベートな環境で利用できるため、ChatGPTの使い方がわからない方でも利用できるように設計されていますので、お気軽にご利用ください。
始め方はとても簡単です。お申込み後、専用のWEBログイン(Googleアカウントでログイン)ページが提供されます。与えられた課題に沿って自分の書いた小論文や文章を貼り付けるだけで、誤字脱字から文章構成まで、専門家によってカスタマイズされたGPTによる添削が行われます。AIの精密さと専門家の先生によるダブル評価を受けることができます。
文章は毎日コツコツ書き続けることが上達の近道です。毎日少しずつでも書く習慣を身につけましょう。