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勉強時間はまさかの〇〇時間!【慶應SFC受験ママインタービュー】
慶應SFCの総合型選抜AO入試に合格した親御さんはどのような受験対策をしたのか?そしてどのように勉強させていったのか?総合型選抜での具体的な対策についてお伺いしています。
慶應SFC総合型選抜AO入試の対策アドバイスサービスはこちらからお問い合わせください。
Q. 総合型選抜において何から始めましたか?
対策としては、まず学校を徹底的に知ること。から始めましたね。YouTubeやTwitter, 学校のホームページや教授、アドミン、在校生の発信など様々な情報に触れました。はじめ聞き慣れない学部だったので、一体何をする学部なのか?というのが理解できませんでした。調べてゆくうちに、面白い学校だな。と思うようになりました。色々ある大学の中でも非常にユニークな学校だと思います。
Q. 具体的に受験対策は何をされましたか?
慶應SFCの総合型選抜AO入試は、受験対策という概念はないと思います。誰かに何かを教えてもらって達成できる受験ではなく、いかに自分を知り、相手にうまく伝えることができるか?ここに考え方の軸を移動するのが良いと思います。総合型選抜は、マッチングですので相手が自分に興味があれば合格します。どうやって相手に興味を持ってもらえるか?そこに時間をかけて考えました。
Q. 何か塾などに通われましたか?
習い事は全くしたことがありません。本人がやりたいといったサッカークラブくらいですかね。
Q. 勉強時間はどれくらいでしたか?
特別な勉強は特にしていないです。学校の勉強のみで受験対策における勉強は全くしていません。
Q. 志願書はどのように作成されましたか?
入試要項が出てから2ヶ月くらいかけたでしょうか。何度も書き直していました。兄弟からアドバイスをもらったりもしていました。
Q. 自由表記はどのような構成にしましたか?
これは、こちらに記事にして具体的なサンプルをおいているので興味があれば見てください。慶應SFCでは、伝える力がとても重要だと思います。1000人ほどの志願書をみるので、いかに目立つか?いかに差別化できるか?その工夫のユニークさにあると思います。
Q. 実績などはどのようにつくりましたか?
総合型選抜を意識していなかったので特別実績作りということはしていませんでした。ただ小学校の頃から夏休みの自由時間を使って1学年で1つ。なにか達成するプロジェクトをしよう!ということをやっていました。
例えば、小学校の頃はマインクラフトというゲームで、MODを作るプロジェクト。中学になるとホームページを作ろう!というプロジェクト。文字を動かしたり、絵を動かしたりできることを知り楽しんでいました。音声認識のAlexaを動かすプログラムもしましたね。高校生では、サッカーチームの管理のためにデータベースを作ったり、漢字を勉強するためのアプリを作るプロジェクトも行いました。高校最後の夏休みには、AIトレーニングという新しいことを始めました。写真を数枚とってコンピュータ処理することで、自分の顔をAI出力できます。これをプロフィールの顔にしていました。このような積み上げてきたものを実績として提出しました。
Q. 何か親御さんとして提案したことはありますか?
はじめ実績や功績の欄が空白で何を入れたらよいかわからなかったようです。夏休みにやったプロジェクトを実績にしたらどう?という提案をしました。いろいろなプロジェクトをやっていたのですが、本人はこれが使えるとは気が付いていなかったようです。
これらを1つづつ動画にしていったらあっという間に10個の任意資料が埋まり本人もびっくりしていました。
Q. 総合型選抜を検討している受験ママに一言。
夏休みを使って、子供が興味のあることをプロジェクト化しておくこと。これがとても役に立ったと思っています。子供が気が付かない自分の良いところ、コツコツ行ってきた功績を上手に見つけ出して提案してあげるのは重要だと思います。本人は気が付いていない部分でも第三者であれば気が付いてあげれることってたくさんあると思います。また、学校を徹底的に調べて子供の興味とマッチングできる部分を見つける。そこから逆引きのアプローチで志願書を構成する。これもテクニックとして使った手法です。