もふもふの１日

もふもふは
朝4:00頃から
私が寝ている周辺をうろつきはじめ
うにゃーうにゃーと言い出す
お腹が減ってるんだけど
本当は起こしてくれてるのを
私は知っている

餌をもらうと
リビングに敷きっぱなしの
ヨガマットの上に
しばし座る
それを堪能し終わったら
私のベッドの上で
窓の方を向いてしばし座る

気が付くと
掛け布団の上に移動している
もふもふは
柔らかくてあったかいものが
とても好きだから
毛布は一番の好物

その後ふと見ると
リビングのキャットタワーに移動し
じっとこちらを見つめる

午前中はそうして過ごす

午後になると
一時姿を消す
別室のカーテンの裏や
クローゼットの隙間なんかに
入り込んで座ってる
探しても見付からなくて
困ることもある

夕方になるとまた
うにゃーと言いながら
首輪の鈴の音を鳴らして登場し
存在アピール
餌をあげると
ダイニングの椅子におもむろに座る
もふもふと半分ずつ
椅子を分け合って座ったりする

ご飯を食べ終わると
キッチンに移動する
冷蔵庫の前のダンボール箱の上で
やけに姿勢を正して座る
ビニール袋を美味しそうに舐めたりする
何が美味しいのかは不明

不意につついたり撫でたりすると
びっくりした様子で
「ん？」と言う
それは２年ぐらい前から始まった
丁度娘が家を出た頃から
人みたいに話すようになった

夜になると
ダイニングテーブルの下にいる
なぜそこなのかも不明
私がベッドに向かおうとすると
「うー！」と言ってついてくる
そしてベッドの上のダンボールに入る

夜中は
全員の部屋を徘徊しているらしい
寝てるのか、起きてるのか
よく分からない
夜中の目撃情報が
あちこちから寄せられるけど
何してるのかは不明

そして明け方は
私の周りをうろうろして
うにゃーうにゃーと鳴く

もふもふの１日はだいたいそんな感じ