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Co育ての入り口「ウェルカムおばちゃん」

今から書く記事は

ちょっと批判ももらうのでは‥と思いますが、あえて。書いてみます。

孤育ては、周りがサポートしなくちゃ!

お母さんを一人にしちゃだめだ! 論がとうしても中心になる。(当たり前ですが。)

でも、、文面通りにそれできてりゃ苦労しないわ‥という、いわゆる困難事例について、いくつかシェアさせていただきます。


ひとつめ。「ママのこだわり強めパターン」

上の記事は実母とのケンカの話になってますが、

これに近いことが、夫婦や義実家でもかなり多いパターンでは?と感じます。

○パパの洗濯物のたたみ方が(ママ側から見てみて)気に入らない

○パパの抱っこの仕方が、お風呂の入れ方が(ママ側から見て)下手くそだ

○義父母があげるオヤツがちょっとな‥


みたいな、あげたらきりがないくらいの(笑)

ママ側の、「私はこうしたい」と周りのサポートが うまく擦り合わせきれず、

自分でやったほうがいい→全部一人で背負い込み、自ら孤育て環境を作り出してしまう

というやつ。

実際に、私の周りにも、これ、かなり多いなと感じます。

実家や義実家は近いしすぐ会える‥でもね、、

夫は悪い人じゃないのだけど‥でもね、、

ママ友とは、実はスタンスあわないんだよね‥

担任の先生の言うことあまり信頼できない‥


真面目できっちりしていたくて、自分ルールが揺るぎなくて、自分で調べてちゃんとしたい思いはステキだけど、行き過ぎると、必要な支援や大事なつながりを受け取れなくなることもある。。

すこーしずつストライクゾーンを広げていく、

おおらかに構えてみる、

もっともっとこうしてよ!の前に、まずは ありがとう!って受け取る

という、ママ自身の努力も、時には必要になるのかもしれないなぁ‥


と思うし、

その努力を「つながり力」で後押ししたり、互いに楽しくなるような雰囲気作りをしてみたり、といったことも、またひとつ、子育て支援のかたちなのかな?なんて思ったりもします。

なんか、上から目線で

お母さん頑張れよ。とか言いたくないし、言える立場でもないから。。

こればっかりは、ほんとにいろんな視点や立場からのアプローチが必要なのは間違いない!具体的な手立てを議論し、実践あるのみだろうなと感じます。


2つめ。「そもそもつながるのがいや」

子ども会とか自治会はどうも苦手だな〜

支援センターとかおもしろくなさそう

なんとなく嫌だな‥

役割分担とか人間関係めんどくさいし

で、自分からつながりのチャンスを遠ざけてしまうパターン。

自治会に入ってないから子ども会のイベントに参加できない、なんてのも時々目にする。

子ども会や自治会に強制力はないから、、ここはかなり苦しい。。

親はつながりたくない、子どもはつながりたい、のパターンだと、より苦しい。。

実は‥このパターンが、いちばん悩ましいと、正直感じています。でも、いちばん手を差し伸べたほうがいいやつでもあります。(だって子ども本人が手を広げているから。)


でも、なんかそんな悲壮感たっぷりに、助けてあげます感全面で、手を差し伸べる感じにはしたくない!てか、やっぱり私がまずそんなキャラじゃないし‥😅

って思っています。

楽しくしたい。笑いたい。ふんわりいきたい。フラットがいいな。

‥それで、色々自分の子ども時代も振り返ったり、ママ友とあーだこーだ喋って降ってきたのが

「ウェルカムおばちゃんになろう!」

でした。

今振り返ったら、

学生時代に、私のことをウェルカムしてくれた大人が地域にたくさんいたな、と感じるのです。

放課後に、夕方5時くらいまでお菓子食べて漫画読んで、おしゃべりして、ダベっていた友だちの家。いつもおばあちゃんがニコニコ見守ってくれてました。

大学入試前、たまたま友だちの家で勉強会していたら、

がんばってるね!夕飯食べてけば?ついでに。いいさ!七時には帰るんだよ!と

高校時代に声かけてくれた友だちのお母さんもいました。


ついついおしゃべりに花が咲きすぎて、暗くなるまで学校のバス停の前でしゃべっていたら、

友だちのおばぁが迎えに来て、「えー!早く帰れー!」って

一緒に叱ってくれました。

もちろん、私自身、親に放置されていたわけではありませんが、(きょうだいと親の間で少々問題はあったけど養育に問題のある家庭とかではなかった。)

私の意識しないところで、常に誰かが私のことを見守ってくれていたな〜ウェルカムしてくれてたんだなと、今考えたら、みんなみんな、ありがたい!と感じました。

そして、

私も、親になり、

ウェルカムおばちゃんしたいなぁと

思うようになりました。

なにか特別なことをするわけじゃない。

管理するわけじゃなく、ただ、近所にいて、我が子のついでに、近所の子たちも見守っているよ、

何かあってもなくてもウェルカム!なおばちゃん。

そんな人が増えれば増えるほど、

子どもが地域からこぼれることは減るかな?と思います。

そこから、親自身の孤育て感だったり、子どもの孤立を解消するには、もう一歩踏み込まなくてはならないと思うけど。

ひとまず、Co育ての入り口として

ウェルカムおばちゃんは、ありなんじゃない?と感じています。

そして、もう一歩。その先。

BASEとしてできることはなんだろう?

色々なつながりの力で「困難事例」にも

ていねいにアプローチしてみたいなと思っています。

いただいたサポートは、このnoteのおよび、私が代表をつとめる地域団体「食と農の学び舎BASE」の運営に充てさせていただきます♩