Jesusを知る旅〜その8
話は前回からの続きです。
通い始めた米軍基地管轄のチャペルでアメリカ人たちが仕切りにシャウトするJesusが、わたしの日常に本当にいるのか?
わたしを見てくれていて、助けてくれるんだろうか?
知りたくてフランスにひとり旅に出ました。
パリで日曜礼拝に行った次の日、わたしは郊外列車でバルビゾン村に行きました。
わたしはミレーが好きで、彼のアトリエがその村にあったからです。
美術の教科書に載っていると思います。
ジャン=フランソワ・ミレーの晩鐘。
農民が祈っている絵です。
母親が絵画鑑賞が好きで、それでミレー展とかに連れて行ってもらい、A4サイズぐらいの絵を買ってもらったのが小学校上がる前だと思います。
わたしが10歳まで暮らした小さな家の小さな台所の壁に、この絵が飾られていました。
それと、『落ち穂拾い』『種まく人』
『種まく人』はゴッホの方が有名かな。
でも、ミレーも描いています。
クリスチャンとなった今、それらの絵の意味が分かりまして、バルビゾン村を訪ねてみたかったのです。
彼のアトリエには、沢山のデッサンがありました。
同じモチーフを何度も何度も描いて傑作が生まれたのだと知りました。
普通の人が神様に祈る姿。
そこに神様の美を見たミレー。
貴族や偉い人たちを描く宮廷画家の地位を捨て、普通の人(農民)の日常生活を描く道を選んだミレー。
ミレーの精神、魂がギュッと詰まったアトリエでした。
Jesus感謝です🥲
バルビゾン村を出た後、わたしはフォンテーヌブローまで歩こうと思っていました。
わたしは、ナポレオンも好きで、ナポレオンがジョセフィーヌと暮らしたお城を見たかったんです。
地図で見たらバルビゾン村からフォンテーヌブローまでそんなに遠くないような。。。
それで、1人、英語で賛美しながらフランスの国道をてくてく歩きました。
This is the day!
This is the day!
That the Lord has made
That the Lord has made 🎵
とか。。。
最初は、フランスの素敵なお宅はいけーーーん!
って感じで、うた歌いながら素敵なお家を通り過ぎるのが楽しかったんですけど、だんだん疲れて来ました。
と、遠いかもーーーー。
で、フォンテーヌブローまであと8kmっていう看板を見た時に、Jesusに言いました。
Jesus疲れましたーーーーー😩😩😩
もう歩けませーーーん😢😢😢
そしたら、なんと!ひゅーっと車が後ろから来て横になって止まりました。
「どこ行きたいの?」
フォンテーヌブロー城
その人、乗せてくれてお城まで連れて行ってくれました。
会話ほぼ無し。
で、降りる時に名前聞きました。
「Paul」
パウロじゃん!!!
メルシー!!!
この日も奇跡を味わったのでした。
今日はここまでにします。
今日の残りの時間も感謝して😌❤️