あっという間でした
話は前回からの続きです。
泣いてばかりの2回目のワークショップでした。
教わった曲なんて全く覚えていないままコンサートの日を迎えてしまいました。
その年のコンサートは前の年と同じ福生市民会館で行われました。
ところがコンサートはスムーズに進まず、途中で楽器の音が聞こえなくなったり、ノイズが入ったり、、、、。
その度に出演者(わたしたち)はバックステージに引っ込み、リーダーがお祈りをしました。
それと、曲の合間合間にホーリーダンスを踊り出す人とかいて、その度に進行は中断。
なんやかんやコンサートは全部で3時間ぐらいかかりました。
それでも全然予定の曲を歌い終わることができませんでした。
わたし?わたしは、、、やっぱりコンサートでも泣いていました。歌詞も全然覚えていなかったし、前の年以上に酷いものでした。。
今思えば、なんでこんなんでコンサートに臨んだの?って思うけど。
もう、神様にガッツリとハグされていたんだと思います。。。⭐️
横田基地はこのワークショップのためにわざわざアメリカからゴスペル講師を招いているのですが、コンサートが終わった後、その年のゲスト講師がみんなの前で言いました。
「みなさん、今日はGood Job 👍でした。でも、せっかく練習した曲をこのコンサートで全部歌うことが出来なかったので、ぼくは明日の日曜礼拝にみなさんを招待したいです。そして、礼拝の中で残りの曲を歌いましょう」
うおーーーー。
ここで慌てたのは基地のみなさんです。
自分たちの招いたゲストが、いきなり基地の外部の大量の日本人を基地の中に招待してしまったからです。
時は9.11の前でした。
それで、基地の人たちが慌ててわたしたちに紙のパスを発行して配ってくれました。
明日、これを通行証としてゲートで見せるようにと。
(基地に入るセキュリティは今ほど厳しくなかったんです。今は即日に大量の紙パスが発行されるとかあり得ないと思います。)
もうコンサートは大幅に時間オーバーしてるし、わたしは、立ちっぱなし、泣きっぱなしで何だか分からないテンションだったし、しかも英語‼️
その紙パスもらいそびれました。
明日時間あるけど、、、行こうかなー、行かないでおこっかなー。
とか思っていたのかな?全く記憶がないのですが、わたしがその紙パスをもらわなかったのは覚えています。
わたしは、その次の日のその日曜礼拝の中でクリスチャンになりました。
どうやって基地に入ったかって?
帰り道に「わたし明日行かないからこれあげるよ」って、当時一緒に参加してた知り合いの女の子から彼女のパスもらったんです。その子の名前が書いてあるパス‼️
それで、他人のパス使って、生まれて初めてアメリカの教会の日曜礼拝なるものに参加しました。
続きはまた明日書きます。
今日も感謝して。