5分で分かる性的なコンテンツのマナー
例の献血ポスターの件以来、ネット上では様々な声が寄せられています。
そこで改めて性的なコンテンツに関するマナーについて考えたいと思います。
【性的なコンテンツを楽しむ自由には責任が伴う】
先ずハッキリさせておきたいのは、私は『性的なコンテンツを楽しむ自由を否定しない』という事です。
しかしながら性的なコンテンツはその特性上、ネガティブな面を持つことを避けられません。
こうしたコンテンツを取り扱い、楽しむのであれば責任を持つ事が重要です。
【性的なコンテンツは何故ネガティブな面を持つのか】
性的なコンテンツは、対象となる客層の性的な欲望を満たす事を最優先にして作られるものです。
例えば男性向けのコンテンツなら、“男性の欲望が反映された女性像”、つまり『男性の欲望を満たす事を最優先にしてデザインされた女性』が表現される事は珍しい事ではありません。
しかし、こうしたコンテンツがあるからと言って現実の女性を男性の思いのままにしていい事にはなりません。
また、これを目にすることで現実の女性が嫌な気持ちになるという事を忘れてはいけません。
だから性的なコンテンツはネガティブな面を持つのです。
【性的なコンテンツはゾーニングすべし】
上記のように性的なコンテンツはネガティブな面を持つので、未成年が立ち入れない空間やプライベートな空間で楽しむようにしなければなりません。
また、公道など『性的なコンテンツを嫌悪する人や未成年を含めた不特定多数の人間が利用する場所』に掲示する事も厳に慎むべきです。
これは、性的なコンテンツを嫌悪する人や未成年の目にそれらを入れないようにするという当然のマナーであり、このマナーを守ってこそ性的なコンテンツを楽しむ上で伴う責任を果たしていると言えるのです。
今回のポイント…
ポイント①…性的なコンテンツを楽しむのは自由だが、それには責任が伴う。
ポイント②…性的なコンテンツは現実を無視して欲望を反映させたものであり、ネガティブな面を持つ。
ポイント③…性的なコンテンツはゾーニングされた空間やプライベートな空間で楽しみ、外には持ち出さないのがマナー。
今回はこんなものでしょうか。では、また!