torito.maki

すこやかに、かろやかに。 頭と手と心が重なるところで暮らしています。 Live | 横浜🐨洋光台(再婚←茅ヶ崎ひとり暮らし←すこやかに円満離婚←南伊豆で田舎暮らし) Work | 23年6月生まれ👶 夫婦で9ヶ月同時育休中

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  • torito旅しんぶん

    南伊豆にある下賀茂商店街の空き店舗を、1ヶ月借りて開いた、期間限定のちいさな旅食堂torito。週替わりで、わたしがこれまで旅した5カ国のをテーマにしたおやさいランチを、お届けしていました。旅の香りが高まるよう、torito旅しんぶんを添えて。

最近の記事

「預ける」選択をしても、ちゃんと隣にいるよ。

生まれてから4ヶ月が経った。 保活、真っ只中。願書を書きながら思うこと。 こんなにお子といるのが面白いのに、 さっそく「預ける」のだとおもうと どうしても複雑な気持ち。 生まれて2ヶ月で保育園見学に行った。 帰ってきて泣いた。 とってもいい園だったけど、 「離れたくない…」と泣いた。 でも、だから、預けようと思った。 なんとなく、わたしはその方がいい気がして。 毎日少しずつ広がっていくこの子の世界を そばで見ているのが面白いから。 わたしの隣だけじゃなく、 知らな

    • いつも同じ答えは出せないかもしれないけど、あなたの目を見て話せるように。|day 5| 西アフリカふたり旅

      踏み込めば、見える世界が変わる。 見てしまったらもう見なかったことにはできないから。それがわかってて、一歩踏み込む勇気を持てるか。これは、きっと、この旅中ずっと、自分自身に問い続けることなんだろう。 ワガドゥグ滞在最終日、 日差しも和らぐ夕方に、 よっしはサッカーボールを持って、 わたしは本を持って、 ホテルからすぐの広場へ繰り出した。 サッカーボールを見るなり、 わーっと寄ってくる子どもたち。 ブルキナファベは、サッカーが好きだ。 言葉はいらないスポーツの素

      • ロストバゲッジとは、旅人への問いかけ。|day 5|西アフリカふたり旅

        実は、しょっぱなから ロストバゲージしてた、わたしたち。 ついに!到着から4日目の朝に! 届きましたー!!!(拍手) 荷物はどこかの経由地で置いてけぼりになってしまったのでありまして、しばし首都のワガドゥグに滞在中してたのです。 到着早々、所持品は、 機内持ち込みの手荷物のみ! やっちまったな〜、という気持ちもありつつ、 身軽は、気軽!どこまでも歩ける! ということで、毎日ホテルから徒歩40分のワガドゥグ空港へ通っておりました。 ほぼ顔パスレベルに馴染んだ警備員さ

        • 順調に、ブルキナファソを喰ってます。|day 4|西アフリカふたり旅

          ワガドゥグ滞在も3日経ちました。 順調にブルキナファソを 喰っています、我々。 (よっしは果敢になんでも口に入れます。 いやあ、強いです。二口目に私が食べます。) 文化人類学者 清水さんの 「ブルキナファソを喰う」という本を読んで 以来、ずっとずっと想いを馳せていたブルキナ飯に、日々興奮気味に、食らいついています。 どれも、絶品。 初めての料理なのに、味付がとてもシンプルで、素材もおいしく、迷いなく食べ進められる。 毎日暑いけど、もりもり食べてるおかげで、調子いいで

        • 「預ける」選択をしても、ちゃんと隣にいるよ。

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        • torito旅しんぶん
          5本

        記事

          夢見心地に編み込まれながら。|day 2|西アフリカふたり旅

          こちら、ブルキナ、 ふたりとも元気にやっております。 念願の編み込みをパワフルなアフリカンレディ達にしてもらいました。 順番待つのに1時間、せっせと編み込んでもらい約3時間。 な、長い。。途中暑さと疲れで眠さが押し寄せてきて、意識が朦朧としましたが、お湯になりかけの水をガブガブ飲み、なんとか意識を保ち、とそこへよっしが街探検して帰ってきて、それでもなお、まだ編まれ続ける我が頭。 しかし、そこからラストスパート。 「あら、旦那さん帰って来たわよ、じゃあ!みんな!行くわよ

          夢見心地に編み込まれながら。|day 2|西アフリカふたり旅

          旅のはじまりは夜明けと共に |day 1|西アフリカふたり旅

          出国から丸一日と4時間経過、 ただいま、モロッコ カサブランカ空港にて、9時間待ちのトランジット中。 旅は道連れとはよく言うもので、 12時間のドーハまでの旅は、お隣さんのイラン人のおじちゃんと共に、楽しく過ごしました。 お母さんのお見舞いに帰省する彼が向かうのは、テヘランから更に北、ロシアとの国境付近のカスピ海沿いの街。流暢な日本語で語られる故郷の景色、ペルシャの風を感じた。 太陽と逆方向に飛び続けたので、深夜に発ったのに朝は一向に来ず、いつまでも夜の景色の中を

          旅のはじまりは夜明けと共に |day 1|西アフリカふたり旅

          【Burkina Faso】「あなた」に会いに来ました。|vol.5|torito旅しんぶん

           頭上に揺れる水瓶、すっと背筋の伸びた立ち姿、つややかな黒い肌、鮮やかなアフリカ布の色、赤茶けた大地、曲線を描く木々、駆け回る子どもと動物たち。  アフリカ、と聞けば脳裏によぎる景色。そこに、写真のように微動だにせず、凛々しく佇む「彼女」がいる。いつからかずっと心の中にあるこの景色は、一体どこなのだろう。  わたしは、ずっと「彼女」に会いたかった。  ついに、アフリカの大地を踏むのだ。  今回も旅相棒は、夫のよっし。ブルキナファソの首都ワガドゥグから、鉄道に乗り、

          【Burkina Faso】「あなた」に会いに来ました。|vol.5|torito旅しんぶん

          【Croatia】光っている。どこまでも、青く。|vol.4|torito旅しんぶん

           光っている。いつだって、きらめいている。まるで、溶かしたガラスに浮かんでるような、なめらかでやわらかな海。まるで、水の一粒一粒が太陽から光を分けてもらったかのような、きらきらと光輝くとうめいな海。アドリア海のやさしく淡いブルーが、旅を、よりロマンティックにする。思い出す景色は、いつも眩しく光っていて、その隣では、あの子がいつも笑っている。  あの街を光らせているものは、なんだろう。  どうして、あんなに、光っているのだろう。  「いつもワイルドな旅をしてきたけれど

          【Croatia】光っている。どこまでも、青く。|vol.4|torito旅しんぶん

          【Mongolia】あるもんで生きるをくれた国|vol.3|torito旅しんぶん

           草原を自分の足で歩き、見知らぬゲルの戸を叩き、そこに生きるひとたちと、出会い過ごしめぐったモンゴルふたり旅。「あるもんで生きる」を体現する遊牧民の人々と過ごした1ヶ月は、いまの暮らしを選ぶ契機となった。  旅の隙間、ぽちぽちとiPhoneに綴っていた日記。その中にいるわたしは、とても素直でたくましい。ちゃんと悩み、向き合い、答えを生きようと必死になっている。モンゴルの景色と紡いだ純粋な言葉たちが「おまえは、どう生きる?」といまのわたしに問いかける。あれから5年、今日も

          【Mongolia】あるもんで生きるをくれた国|vol.3|torito旅しんぶん

          【Cambodia】「あなた」の隣で見た景色|vol.2|torito旅しんぶん

           たったひとりの友との出会いで、世界の景色が一変することがある。 それが、旅先でなら、尚更だ。  わたしにとって、彼女はそんな存在だった。   「こんにちは、わたしはカンボジア人です。 本名はSakriknyだけど、みんなNiniと呼んでます。よろしくね。」   カンボジア人? 流暢な日本語?!     こんな小さくて可愛い子が、すごい…。 「に、日本語、ジョウズデスネ…!」  驚きのあまり、わたしの方がなぜか片言な日本語で、ケラケラと笑うNini。こうして

          【Cambodia】「あなた」の隣で見た景色|vol.2|torito旅しんぶん

          【Korea】どこもかしこも「本気」でカワイイ国|vol.1|torito旅しんぶん

           初めて韓国に降り立ったのは。十年前、大学一年生の冬休み。二月の韓国は寒い。頬の感覚が無くなるほどの寒風が吹いているにもかかわらず、韓国の原宿と言われるミョンドンは、どこもかしこもきらめいていた。  華やかなショーウィンドウ、ぎっしり詰まったアクセサリー、色鮮やかなコスメティックが並ぶ店の隣には、熱々のトッポギやホットック屋台が並ぶ。口を開けば「かわいい」と「おいしい」。ただそれだけを息をするように口にする。誰もがそんな生き物になってしまうこの街は、そこにいるだけで

          【Korea】どこもかしこも「本気」でカワイイ国|vol.1|torito旅しんぶん

          ふたりは、つよい。|day 0|西アフリカふたり旅(支度中)

          「ねえ、まきんぐ… アフリカに家建つよ。」 ある晩、よっしがつぶやいていた言葉が、妙にリアルに感じられて仕方ない、コドコドピザ釜カマカエルくん屋根補修の日。 ちなみに、彼の読む民俗学本によれば、伝統構法で、自然にあるものを使い、二週間で建てるそうで。 「いやいや、まさか、建てないよね?」とつい返してしまったけれど、わたしも建つような気がしてきたよ。 よっし棟梁なら、やりかねん、いや、結構ありだよな…テントより快適だよな…(すっかり乗り気?こうしてまたハードコースを選

          ふたりは、つよい。|day 0|西アフリカふたり旅(支度中)