脈絡のない話 #呑みながら書きました
外で呑んで帰ってきてさらに呑みながら書き始めました。呑んでいるのは上の写真の通り。サントリーの「翠」というジン。このところスタエフでもこれのジントニックを呑みながらしゃべりまくっているのでおなじみの人にはおなじみでしょう。
スタエフのタイトルも「酔いどれタワゴトーク」になってしまって、もう常に呑みながらなんか出力する人、という感じになりつつある。垂れ流し系クリエイター。
そんなわけで既にべろべろであり、しかも今回、普段はHHKB(HなHなキーボード)というキーボードを使っているのに、今日に限って上の写真のピンクなお友達を使用している関係でけっこうミスタイプが発生しそう。今のところ発生していないのはけっこう気を付けて入力しているから。この辺からきっと緩み始めて崩れてくると思う。
呑み書きのためにnoteをやっていると言っても過言ではない、と何度か書いているほどこの呑み書きが好きなのに、実は今回何を書くのかまったく決めずに書き始めている。もう432文字書いたのにまだ何を書くのかわからない。
だいぶ良いが廻っていて、お、誤字ったな。顔で脈がはかれそうな感じ。ぼわんぼわんしている。こんな状態でルービックキューブができるのかやってみよう。
意外とあまりダメじゃなかった。酔ってても普段通り解ける。スピードキューバーとしてはまだまったく話になっておらず、平均40秒前後、良くてもなかなか30秒を切れないあたりをウロウロしてる。ちなみに過去最高は25秒台。それ以上は出たことがない。
最近このルービックキューブにハマっていて、四六時中ゴリゴリ回している。飽きない。ルービックキューブと言えば拙作「シオンズゲイト」の主人公がルービックキューブを愛好している。でも実はあの作品を書いた当初、わたしはルービックキューブを普通に解くことさえできなかった。
この作品は実は3回改稿していて、今公開しているバージョン(note創作大賞2022に出したバージョン)はバージョン3だ。これが一応完成稿のつもり。バージョン3を書いたときには無事六面揃えられるようになり、既にスピードキューブ(ルービックキューブを解く速さを競う世界)に入っていたと思う。主人公が挑む最後の試練は今回のバージョンで初めて現在の形になった。バージョン2ではもっと普通にキューブを解くだけだったのだけれど、今回のやつの方がたぶん映像になったときに面白い。無論映像になる予定はまったくないわけだが。
前に有料マガジン内でルービックキューブはエントロピーを逆行するパズルだから面白いという話をしたのだけれど、あれもかなりタワゴトだった。話をしたというかそういう話をした動画をマガジン購読者限定で公開している。(興味ある人もわざわざ購入するほどのことはないと思うので、それだけじゃなくて他のも興味ある、という人だけ買ってね)
なんか自作紹介みたいになってきたな。宣伝コンテンツ。呑みながら宣伝しました。意外とゴジラな淫魔。デタ。誤字らないって書こうとした途端に誤字るやつや。淫魔ってなにごと。
実は今回の呑み書き、なんか書こうと思ってたやつがあったはずなのよ。でも忘れたよね。呑みすぎかね。最近あれこれ思いついてもすぐ忘れる。スタエフでも話そうと思ったこと忘れたとか言ってることがしばしば。忘却力が向上しすぎている気がしますね。なんかこれを書いたら面白かろうと思ったのがあったはずなのに何も思い出せないため、このようななんの内容もないものを書いている。もし何かの拍子に思い出したらもう一個書く。
この呑み書きはもう自作の紹介にしよう。
5月末に、フジフィルムから新型カメラの発表があった。
かなりすごい。語彙がどっか行くぐらいすごい。すごい以外言えないぐらいすごい。値段もすごい。
これはフジのXシリーズというラインの新型なのだけど、フジのXシリーズは小説に書いたことがある。
この作品に登場する写真少女は普段ハッセルブラッドのアナログカメラを愛用しているというギークエンスー少女で、彼女が高校生の写真イベント「写真甲子園」を目指すに際して練習用に父さんから借りてきたのがフジのXシリーズだった。具体的なモデル名は出していないけれど、想定したのはX-E3というカメラ。今は後継のX-E4が出ている。
なお、わたしが今愛用しているのもこのXシリーズのX-T20というモデル。でもこの作品を書いた時点ではフジのカメラは持っていなかったような気がする。
今やわたしはわけのわからない小説を書く人という印象があると思うが、最初はこのような青春小説を書いていたのでありますよ。作風がだいぶ変化してきているけれど、この「雪町フォトグラフ」は自分でもいまだに好きですね。
本当に脈絡がなくなってきたので最後に直近のクレイジーな作品を二本宣伝して終わろうと思う。
公開している最新の作品は「明日の穴」。
明日の穴=あすホール=ass hole=ケツの穴。
タイトルがケツの穴などと、これでは涼雨に品性を求めるなど絶望的だ。(オマージュtoパプティマスシロッコ)
この作品は悪ふざけみたいだけれど、実は大真面目に文芸の限界に挑んだつもり。小説の登場人物の性別について考えた。性の多様性ということが言われ、性は男女の二つだけではない、という感覚は次第に広まりつつある。でも、小説を読んだとき、その登場人物を勝手に男女いずれかとして想定してしまってはいないか。作者が無自覚に男女いずれかを想定しているケースいもあれど、作者の意図に関わらず読者が勝手に想定しているという事態はないか。そういうことを考えて書いた。
この作品では登場人物は全員、男でも女でも良さそうな名前を持っている。どの人物も男女は明記せず、行動や言葉遣い、ステータスで類型的に男女いずれかを想定しやすいようなバイアスをかけてある。穴へようこそ。
もう一つは寄稿作品。
神谷京介さんの出版社、世瞬舎の文芸誌『世瞬』のvol.3に「天国の扉」という作品を寄せた。錚々たる顔ぶれに交じってアホみたいな作品を載せていただいたのでぜひ読んでみてほしい。七つの作品が円を描くようなオムニバス短編集。最低でも二周読んでほしい本になっている。二周目は景色が違って見えるよ。
なお、この「天国の扉」という作品については、初稿が下品すぎて編集部から修正依頼をもらったという笑い話もある。そういえばもともと、中高生など若い人に読んでもらいたい、という編集部の意向があり、下ネタとかは避けてくださいと言われていた。だいじょーぶだいじょーぶ、節度はわきまえますよ、大人ですkらね、とか思ってましたよ当初。そんで調子に乗った作品を書いたら「明日の穴」ほどではないもののだいぶ下品なものができた。一言で言うとちんこを握りしめながらすっぽんと闘う話だったため、提出後しばらくしてからものすごく申し訳なさそうに編集部から相談を受けた。
いやほんと、申し訳ない。申し訳なさそうにさせてしまって申し訳ない。圧倒的にわたしに問題があるわけで、そりゃーダメですよね、ということで直した。この話を妻にしたところ、「どう考えてもアウト」と言われた。当たり前である。おかげで「天国の扉」はオゲレツからは少々離れ、それでも小説の自由さは感じられるようなものになったのではないかと思う。要チェキ。
*
ほんとに内容がないよう。誤字は少ないけど頭はだいぶぼーっとしている。
この楽しい呑み書きももう12回を数えているそう。すげぇ。何回目から参加してるんだかよく覚えてないけど、涼雨零音の呑み書きはマガジンにまとめてあるのでぜひどうぞ。
意外とまともなことを書いてる回もあって、そういうのをたまにシェアしたりするのだけど、誤字がそのままになってるのでビミョーなのよね。なのでなるべくまともなネタは呑み書きでは書かない方が良いかなと思うのだけど、でも呑み書きだからかけたという話もある。なんとも難しい。
DARSひと箱食べ終わったようなので次の箱を開けないとね。次回もまた楽しみにしてます。