漫画感想文『銀の匙 Silver Spoon』
やっと、最後まで読めました『銀の匙 Silver Spoon』。
何度か読みだして、忘れて、読みだして、忘れて…を繰り返したこの漫画。
東京で泊まった宿に漫画コーナーがあり、そこに全巻揃っていたので読み切ることができました。
この漫画は農業高校を舞台にした、学園漫画です。夢に向かって行動する高校生たちのエネルギッシュな姿が描かれています。
エネルギッシュな高校生のお話ですが、物語の序盤、八軒くん(主人公)は自分だけ将来の夢がない状況に悩んでいました。
そんな八軒くんはまわりに流されながらも、やるべきことをこなすなかで、仲間を増やし、やりたいことを見つけていっていきます。
この姿を見て私は「やりたいことってこういうふうに見つけていけるんだな」と熱い気持ちになりました。
現在、私は社会人となり夢ばかり見ていられない現実もあります。
けれど、転職が頭をよぎった際に求人サイトを見ても、自分がどんな仕事をしたいのか分からなくて、嫌になることばかりです。
転職をするにしても、今の会社で働くにしても「自分がやりたいことはなにか、何をしてお金を稼ぎたいのか」に向き合わなければならない時期なのかなと感じていたのですごく刺さりました。
八軒くんや他のみんなをみて学んだことは、"がんばること"です。やりたいことに巡り合うまでも、巡りあってからも、みんな頑張っていました。
読んでいて、「最近、がんばれてないなー」と反省しました。
また、最初にも書きましたが私はこのお話を何度か読みだしては、最後まで読みきれず…ということを繰り返していたので、八軒くんや他のみんなの将来が描かれているところを読めて幸せな気持ちになりました。
意外な将来に行く人もいれば、納得の将来だった人もいました。
八軒くんに関しては、意外なだったけどお話的にはぴったりだなと思います。
八軒くんたちが、お話が終わったあとどのような人生を過ごすのか想像するのが楽しいです。
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