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「旅、子ども、遊び」 雨海武・純子作品展

 今日、搬入をしてきた。この短い準備期間にまあなんとか…という感じ。8月30日〜9月8日の期間の金土日のみ、上田市武石にあるギャラリークラノマにて開催。

 挨拶文はこちら↓。

 美術家として作家活動をしながら、園児、学童、美大受験の高校生や浪人生を教える仕事に30年程関わり、東京都港区汐留シオサイトや栃木県益子町でのアートプロジェクトの企画運営を経験した雨海 武。
 大学を出て、中学の美術の非常勤講師を経て、カンボジアで1年間、子ども達にボランティアで絵画指導を経験。滞在期間中、ベトナム、タイ、ラオスを旅しながら絵を描き、帰国後、埼玉県川口市立アートギャラリー・アトリアの立ち上げから運営に美術専門員として関わった雨海純子。

 2人とも、学校での美術教育の在り方や、小さな子どもに対する美術指導に対して何らかの疑問を感じ、「教える」ポジションから離れたり、「教え方」のアプローチを模索した経験を持っていました。

 2012年に入籍した2人は、2013年に約70日間、バックパッカーでヨーロッパを旅し、2016年に第1子誕生。2017年に上田市真田町に移住。2018年第2子誕生。同年秋より、アートと食を通じて「つくる」をテーマに子どもから大人までが楽しめる場「本原カフェ」を自宅で運営することになりました。

 今回の展覧会、「旅、子ども、遊び」は2人にとって、大切なキーワードです。我々が子ども達と関わって生まれた作品、旅の記憶、記録のような作品、遊び感覚で出来上がった作品などを展示いたしました。我々のアートに対する考え方が少しでもご来場の皆様に感じていただければ嬉しく思います。
 また、真田町の自宅で展開している、「本原カフェ」の一端が伝わればとも思います。

 最後となりましたが、このような機会を作ってくださった、ギャラリークラノマの柳沢裕子様のご厚情に対しまして、深く感謝申し上げます。

以上、宜しくお願いいたします。


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