『How To Be Single』ワタシが私を見つけるまで
セックスと恋愛について、何かしらの答えをみつけることができる、そんな映画でした。
男の本気はどこでわかる?
何回目のデートでセックスするのが正解?
元カノが忘れられない男の行動
、、、、、、
そんなことが気になる女性、必ずこの映画観てほしいです。
男性には、結婚適齢期の女性が何と戦って生きているのか?が少しわかるのではないかと思います。
恋愛マンネリで相手と距離を置こうか迷ってる方にも、いいヒントがみつかりそうです。
この映画に出てくる登場人物は
誰とでも寝る男、
婚約中に元カノにセックスを求める男、
ワンナイト当たり前で誰と寝たか覚えてない女、
キャリアを捨てたくなくて、体外受精妊娠を選ぶ女、
一旦独りになって考えたいと、すがる彼を置いてすぐに、よく知らない男とワンナイトする女、
結婚願望が強く、条件を並べ立てて男を探しまわり、デート相手に引かれる女、
個性的で極端なのに、どの登場人物にも、その気持ちわかるなぁ~と共感できるのが不思議現象でした。
セリフがリアルだからかな。
リアルというか、狂ってる。特に女性陣。
メンヘラ?ヤバい女?
振り切り過ぎてるけど、でも、女なら少なくとも心の内に秘めてるような感情を、狂ったセリフで言い切っていて、スッキリします。
言いたくてもみんなが言わないようなことを、代表して言ってくれてる気分にもなるんですよね。
男性にとっては、
彼女のことが好きでも、あわよくば元カノとセックスしたい!
より多くの女とセックスしたい!
でも、気持ちのないセックスに空しさも感じる。。。
など、登場する男性陣の気持ち、よくわかるんでしょうかね~。
女も不純な動機や勢いでセックスするとき、ありますよね。
だけど、ただの性欲処理はイヤなんですよね。愛があってほしいんですよね。大事にされたいんです。
誰かを好きになり、心が動いたとき、
思ってもない強がりを言ってしまう、
その人にはつい本音が出る、
普段とは違う自分が出てきて困惑する。
登場人物の行動の裏に隠されたその人の寂しさ、コンプレックス、が上手に表現され、誰もが愛したいし、愛されたいし、ユニークで愛らしい。
カラフルな服、オシャレな内装、街並み、クスッと笑えるジョークも、ちょいちょいあり、こんな友達ほしいと思わせる女友達との友情、音楽もよかったです。
気まずくなるようなラブシーンがほとんどなく、誰かとワイワイみるのにもいい映画です。