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休職3日目〜4日目 ドラクエ3と一寸先は闇と光と。


3日目。
前日の二日目にライブに参戦した影響もあってどこにもいかずのんびりしていた。
ちなみに、ここまで毎日お昼寝して過ごしている。休職ありがとう…

のんびりとしながらもゲームでもしようかなと!

昨日はドラクエできなかったからなー。さてどこまで進めてたっけな・・・と動き出したところで気づいた。

え、あれ。ない!?

どこをさがしてもない。ドラクエのソフトがない。
自宅の中で紛失してしまったのか…?


とたんに呪いのメロディが流れる。でんでんでんでんでんでんでんでん、でん、でれでん。

「ぼうけんのしょがきえました」

じゃないのよ!

しゃれにならない。なんのために…なんのために休職したのか??ふざけるなっ…!
探すっ…探すっ…探すっ…

見つからない。探すっ…探すっ…探すっ…

探すっ…探すっ…探すっ…

疲れた…えー。ないぞ…

もう…

もう1回、買おう…
ヨドバシ様なら明日届けてくれるだろ…悔しいが、これは必要経費だ。休職中とはいえ、私には課されているミッションがある。「ゆっくり休め」ということを言われているのだ。適切に療養しなければならないのだ。探し続けて、疲れてしまっている場合ではないのだ。

ただ。嫁ちゃんにいったん確認しよう…何か知っているかもしれない…子供たちにも聞いてみよう…間違ってどこかに置いちゃった、とかかもしれない。

いったんおちつく。
それで、夕方に帰ってきた嫁ちゃんに事情を話して確認した。「結構さがしたんだが、無いんだ。何か知らないか」と。

えー知らないよ、昨日テレビのところに置いてなかった?え、これじゃないの?


・・・あった♡
・・・みつけてくれた。
・・・テレビのうしろにおちてた。
・・・テレビのうしろだけさがしてなかった。

おかげで勇者「きゅうしょくちう」は砂漠の街イシスに到着し、レベル20になりました。
よかったよかった♡


4日目。
仕事でつながった、とある会社の社長に会いに外出した。1週間ぶりに一人で街中(大通周辺)に外出し、あーなんか新鮮だなーと思った。

社長との面会の目的は、僕の人生相談だったがとても楽しく、とてもしびれる時間だったな。
社長という肩書に恐れ慄く気持ちもあるが、その人は等身大の一人として僕と会話をしてくれた。仕事でお会いした時もまさに「その人と向き合う」ということを感じたけれど今回も自分自身、改めてその思いを感じていた。
嬉しかったな。嬉しかったな。

体力的にもお昼寝なしで過ごせた。疲れはあったけれど、なんだかんだ過ごせることができたんじゃなかろうか。

と思ってたら夕方からしっかり疲れ出た笑

夕方から夜ご飯の準備をして、やれるところまでやってちょっと一人になりたくなって少し食卓から離れた場所で休んでた、嫁ちゃんに「ちょっと休むねー」って言って。

明るいのもしんどいから暗闇で電気もつけずにぼーっとしてたんよ。
そしたら、ちょっと離れたところから家族の声がしているんよな。
ご飯の最中に、何かを喋ってる声。内容まで聞こえてはこないけど、家族が話をしているなぁというのを聞きながらぼーっとした時間を過ごした。

自分は暗闇の中にいて、明るい食卓からは家族が話している声がする。それをちょっと俯瞰的に見てめちゃめちゃ対比した感じというか、家族の中でも
「真逆」の立ち位置にいる感じというか。

でもそれが孤独だとか、うらやましいだとか、食卓の方にいきたいだとか、そんなでもないのよな。そういう風に家族がいてくれていることが、希望とか、感謝だとかそういう気持ちなんだよな。

ありがたいなぁと思う。
話は戻るけど、社長と話した中で「家族がいること」が話題に出ていたな。

社長は今の会社を立ち上げる時には家族がいたらしい。で、家族がいることが「よいタコ糸になってくれてたな」「(だから)タコとしてあがってられた」っておっしゃってたんだ。めちゃめちゃいい表現だなぁ。かっけぇ。
自分にとって家族はどういうものなんだろうか。
自分は家族の中でどういう存在になりたいんだろうか。

それもいま考えても仕方ないのかもしれないね。
今日の体調も自分で測れないんだから、今後のことはわからないんだ。
「一寸先は闇」とは言うけれど、闇の中だとしても家族がいることを考えたら、「一寸先は闇」は怖くないよな。闇の中にいても、光を感じられていることは幸せなことなんだな。
闇の中にいても、満たされていることってあるんだなって思ったな。


そんなこんな。

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