「以上のメンバーと、会場のみんなで創っていく」の結実としての『What cheer?』
こんにちは。かみなりひめです。
今回は前回のnoteの補遺となります。
前回のnoteで、このように述べました。
個人的に、チェリボのコーラスには注目しています。
これはまさにチェリボコーナーで坂本竜太さんが仰る「以上のメンバーと、会場のみんなで創っていく」を体現しているひとつの事象だと思っているので。
会場一体となって創る、という点で
より注目すべき曲があることに気づきました。
皆さん、以下の動画をご覧ください。
3枚目のアルバム『DREAM SKIPPER』に収録。
ダンス曲として人気を誇る『What cheer?』です。
この曲も、歌われた回数はかなりあります。
しかし、これだけは断言できます。
EXPRESSの『What cheer?』は
史上最強です。
というか。そもそも、
ダンス曲はみんな楽しいのです。
ダンサー・チームヨーダの皆さんも登場し、
一糸乱れぬダンスで会場を盛り上げます。
ファンはそれに自らの身体を触発されます。
振りコピしている人も多々見受けられました。
私もその一人です。
さらにはこのサビの歌詞。
素顔に 戻ろう 燃え尽きよう
I'm satisfied
今からでも楽しもうね
会場の様子を正しく描写すれば、
素顔に \Hi!!/
戻ろう \Hi!!/
燃え尽きよう
I'm satisfied
今からでも楽しもうね \Yeah, Yeah!!/
になりましょうか。
コールを通して、ファンが主体的に曲の一場面を担っているといえるのではないでしょうか。
この、
① ダンスと振りコピ
② コールによる曲参加
という点からして、
『What cheer?』は楽しいに決まってます。
ただ、それだけではありません。
この記事は、前回の補遺でした。
ということは、この記事の観点はひとつ。
バックバンド
チェリーボーイズです。
鍵となるミュージシャン
ベース・坂本竜太さん
ギター・渡辺格さん
この『What cheer?』では、お奈々さんとヨーダの皆さんがセンターステージへと進んでいきます。
そうなると、カメラワークもそちらを追いかけ、
チェリーボーイズは後景である感すらあります。
しかし、そこを観てほしいのです。
まずすぐにお気づきになるだろう点は、
振りコピしようとする坂本竜太さん。
普段のライブでも
弾きながらステップは当たり前。
時々ベースを放棄する竜太さん。
3:50~くらいから、再度ご覧ください。
ガッツリ振りに合わせてます。
さすが、ベーシストかダンサーか迷っただけのことはありますね。水樹奈々でも、健在です。
そんな竜太さんだけではなく、
実はギタリスト・渡辺格さんも
ステップを踏んでいたとお気づきですか?
2:23~から見てみましょう。
こちらも曲にしっかり乗ってます。
弾きながらのステップですね。
振りコピを試みていたのは、
何もファンだけではないのです。
ミュージシャンすらも
振りコピに駆り立てる『What cheer?』。
このEXPRESSからまた進化していたのです。
最初に提示した問題意識、覚えていますか?
このEXPRESS公演から
『What cheer?』に
チェリボによるコーラスが
入るようになりました。
コーラスが入ったことについて、
渡辺格さんご本人に尋ねてみました。
私の調子に乗った呟きに反応してくださった
格さんには感謝しかありません……!
再度、私の見解を述べますと、
(コーラスは)まさにチェリボコーナーで坂本竜太さんが仰る「以上のメンバーと、会場のみんなで創っていく」を体現しているひとつの事象だと思っている。
これを踏まえると、
EXPRESSの『What cheer?』は
以下のように言えるのではないでしょうか。
水樹奈々さんの歌唱
チームヨーダのダンス
ファンのコールや振りコピ
チェリーボーイズの演奏
チェリーボーイズの振りコピ
チェリーボーイズのコーラス
スタッフさんたちのサポート
あの空間にいる全ての人々が
それぞれの最高のパフォーマンスで
創り上げている楽曲である
その意味でまさに、
「以上のメンバーと
会場のみんなで創っていく」
という言葉が現実のものとなった曲。
それこそがまさに
『What cheer?』だったのです。
そんな思いを感じつつ、
もう一回、見てみましょう。
また、みんなで創るライブ空間に
戻ってこられる日を待ち侘びながら。