なにかあたたかいもの――にじよん あにめーしょん2 第2話「歩夢と菜々とはじまり」
こんにちは。かみなりひめです。
一週間というのはかくも早いものなるか。
‥‥と思わずにはいられない金曜の夜でございます。
でも、金曜の夜にはアレがある!
にじよん あにめーしょん2
第2話「歩夢と菜々とはじまり」
今のワタクシは、にじよん2があるおかげで
曜日感覚を失わずに生きられています。
言うなれば海上自衛隊のカレーみたいなものです。
さて、そんな今週のにじよん2について、
ストーリーを追いかけながら着目ポイントを
いくつか挙げてみたいと思います。
1. ユニコーンガンダムのはたらき
第2話の冒頭は、光を発していない
ユニコーンガンダムの絵から始まります。
ここから、我々視聴者は
「今日はDiverCity Tokyoが舞台だな!」
と察することができるわけです。
ですが、本話におけるユニコーンガンダムの
役割はどうもこれだけではなさそうです。
買い物からの帰りがけに通り雨に見舞われた
菜々と歩夢が相合傘で帰ろうとするその時、
もう一度ユニコーンガンダムが映ります。
その際は、
このように角(?)が二つに分かれており、
全身も赤く発光しています。
これは「デストロイモード」と呼ばれており、
嚙み砕けば「覚醒状態」みたいなモノです。
これを見たオタク各位は、
「せつぽむの相合傘でユニコーンガンダムが
覚醒してくれた!」という理解をしているように
見受けられるわけですが。
ワタクシとしてはこの次のシーンに注目です。
デストロイモードのユニコーンガンダムの後に
描写されたのは、DiverCity Tokyoのあのステージ。
言わずもがな、アニガサキ第1期1話において、
スクールアイドル:優木せつ菜を初めて目撃した
あのステージなわけです。
思い返せば、
ユニコーンガンダムの色が話題になったのは、
アニガサキ第1期13話も同様です。
スクールアイドルフェスティバルで忙しなく動く
同好会のみんなの背後に映り込んでいましたよね。
1期13話を思い出させるユニコーンガンダムから、
1期1話を思い出させるステージへの視点の変化は、
我々ファンにアニガサキ時空を遡って想起させる
機能を持っているといえるでしょう。
2. トワイライト、愛だけにッ!
そうしてアニガサキ第1期を遡って思い出したとき、
どうしても我々は不安を抱かざるを得ません。
それはもちろん、
せつ菜と侑ちゃんとが接近していくなかで、
歩夢が不安に駆られて色々しでかしたからに
他ならないでしょう。
侑ちゃんからのありがたい手紙の話になり、
そんな思いへの嬉しさを語るせつ菜に対して
向ける、あまりに曇った歩夢の表情。
そして「なーんか、嫉妬しちゃうな」という台詞。
「あの第1期11話の再来か!?」と、思わずして
身構えてしまった方もきっと多いはず。
そんな歩夢の口から語られたのは、次の台詞。
せつ菜に嫉妬していた歩夢が、
せつ菜を巡って侑ちゃんに嫉妬している状況。
それを描いただけで、この第2話は大成功です。
心象風景かのように視聴者の不安を煽る雨も去り、
流れてきた挿入歌はまさかのこの曲。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
「トワイライト」
アニガサキOPやEDのカップリングには
珠玉の名曲が多いとのウワサでございますが、
この「トワイライト」もなかなかにいい曲です。
この曲は、「~DiverDiva GALactic Trip~」において
村上奈津実さん選曲として披露されていましたが、
その時を村上さんはこう振り返ります。
今回の第2話においては、BGMとして使用された
「明日晴れるね」という部分だけではなく、
サビの以下の歌詞もアニメと重なり合ってきます。
これらもさることながら、
村上さんの言を借りれば、歩夢とせつ菜との関係も
「愛だけにッ!」ということなのでしょう。
3. おわりに
高咲がネコなら上原は‥‥!!!
2期5話において、「歩夢さんが野獣役でもよい」と
話したしずくに対して侑ちゃんの反応を思い返せば
「あー‥‥分かる分かる」という感じでしたよね。
やっぱそういうことだよね!!!!!
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