幸せな時はスキップを
最近、発見したこと。
私は最上級で幸せな時、スキップをする。
韓国で一人焼肉をして
2023年の3月、初めて一人で海外旅行をした。行き先は韓国・ソウル
K-POPにハマって、簡単な韓国語は知っていたし、距離的にも韓国くらいなら一人でも大丈夫だろうと思って。
それなりに不安もあったけど、美味しいものをいっぱい食べて、
推しの聖地にも行って、かなり満喫していた。
2日目の夜、「肉典食堂」という焼肉屋さんに行った。
入店と同時に、「Where are you from? 」と聞かれ、「Japan!」と答えると日本語メニューを渡され、席に案内された。
さすが観光客相手の店、!
注文をすると、こんな肉の塊が鉄板に
店のお兄さんが慣れた手つきで焼いてくれている中、私はよだれを必死に抑えながら、焼けていく肉を眺めていると、
「にっぽん?」
と急にお兄さんが話しかけてくれた。
「日本!」と言うと、
「さいしょは塩だけ」とか「アットゥゴヨ(熱いよ)」とか話しかけてくれて、その声が優しすぎて、今すぐ国際結婚してしまおうかと一瞬よぎったりした、汗
もちろん、本当に美味しくて、美味しくて、、
野菜で包んだり、いろんな薬味で味変しながら、思う存分に味わって頂いた。
満腹感いっぱいで店を後にし、バス停へ歩いている時、
たんったたんったたんったたんっ
思わずスキップをした。
しようとしてしたわけじゃなくて、思わず、気付いたら、スキップしてるって感じ。
スキップなんて何年振りにしたっけなと、どこか冷静に思いながらも、ニヤニヤしながら10メートルくらいスキップで進んだ。
この時、ああ、私って幸せな時スキップするんだと自覚した。
初めて一人で海外に来て、美味しいご飯が食べれて、韓国人のお兄さんとも韓国語で話せて、自分の行動力に自分で感動した瞬間でもあった。
2000円札をゲットしたのさ
私は、中華料理屋でアルバイトをしている。
家族経営のアットホームなお店で、本当によくしてくれていて、体型維持に本気で悩むくらいにまかないが美味しい。
人生で初めてのバイト先にこの店を選んで、大正解だと思っている。
ある日、レジをしている時に、
お客さんが、二千円札って使えますかって聞いてきた。
私は、そこで初めて二千札を目にして、使えるか使えないかよりも、ただひたすらに興奮、!
一万円札や千円札より緑がかっているというか、少し青みが強いな、というのが第一印象。
多分、五億の真珠くらいのレベルで、私の瞳は輝いていたと思う。
社長に一応確認をとってから、レジの奥の奥にしまっておいた。
月初めの給料日
いつも家に帰るまで待ちきれなくって、帰り道で封筒を開けてしまう。
そーっと覗いて、ニマニマしながら数えていると、
一万円札と千円札の間になんと、あの、二千円札が!緑がかった幻の二千円札が私の手に!
たんったたんったたんったたんっ
またもや突然に、意図せずにスキップ
私って今、幸せなんだ、とわかった。
社長のこの粋な心遣いには感謝感激だった。
たぶん、こんなことで喜ぶなんて単純で子供だなと鼻で笑われてるんだろうけどね。
以前、普通に使っていた人からすると、
なんてことない二千円札かもしれないけど、
私は宝物入れに大事に大事にしまっている。
幸せって何なんだろうって考え出したら止まらないし、正解もないんだと思う。
幸せって「美味しい」や「暑い」みたいに瞬間的に、直感的に感じれないものな気がする。幸せって厄介。
それでも、タイミングよく信号が青になったら幸せだし、深夜にドカ食いすることも幸せ、だと思ってる。
年に数回帰省した時に、実家で食べるご飯も幸せ。両親と一緒に暮らしていた時には、そんなこと思いもしなかったのに。
分かりきった幸せも、気付かないうちに通り過ぎちゃった幸せも、たぶんきっと幸せ。幸せの感度は高めでいかなくっちゃね。
とはいえ、幸せな時に思わずスキップしちゃうっていう単純明快な思考回路を自分が持っているとは思ってもみなかった。
我ながらわかりやすすぎるだろ、!
でも次はどんな時にスキップが出るのか、と内心楽しみにしている。知らない自分を知れる気がして。
こんなに何度も何度も幸せと書いてると、もう「しあわせ」なのか「しわあせ」なのかもこんがらがってきた、、
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