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新小4。本当のスタート
「先生優しかった」「あっという間だった」とご機嫌で帰ってきた息子を見てほっとした。
今日から塾の新小4年生の授業が開始したのだ。
三年生の夏から早稲田アカデミーに通い始めて、3クラスあるうちの一番下のクラスだった長男は新四年生のクラス分けテストで5クラス中3番目のクラスに入った。クラスが上がったことで授業についていけるのかすごく不安だったが、なんとかやっていけそうな手応えがあり、心底ホッとした。
先月初めて外部の会場で開催されて組み分けテスト。四谷大塚が主催するテストで早稲田アカデミーもそのシステムやテキストに則っている。
多分一番下のクラスだろうとたかを括っていたのに、まさかの3番目!相変わらず算数はいまいちだが、得意の国語で合計点を稼いでくれたようだ。
「4番目のクラス以上だったら買ってあげる」と約束していたSwitchを購入することになった。一年生の頃からずっと欲しがっていたゲーム機をついに自分の力で手に入れた長男はとても誇らしげだ。まさか買うことになるとは思っていなかったので、痛い出費だったが、一番下から抜け出せて、真ん中のクラスから四年生のスタートがきれるのは私としても本当に嬉しかった。
ほんの少しだが希望が持てるような気分だった。中学受験を目指す優秀な子たちばかりの中で平均より上というのは本当にすごいことだと思う。真ん中くらいであればなんとか受験勉強を続けるためのメンタルは保てそうだ。私が。
偏差値やクラス替えに一喜一憂しないようにしたいとは思いつつ、やっぱりどうしても気にしてしまう。
常に自分自身を冷静に保たなければ、すぐにでも受験の沼?みたいな偏差値至上主義の世界に落ちてしまいそうだ。
受験だけじゃない。スポーツでもそうだが、子供をある一つの視点からしか評価しなくなることは恐ろしい。そんな偏りのある評価を自分の子供にくだす親はよくいる。見ていて視野が狭いなぁと思う。そうならないために自分を律していないといけない。
成績を上げるために塾通いさせているんだから、なんだか矛盾しているようだけど。
とても難しいことだから修行だと思って頑張るしかない。