肯定とは「否定を否定する」ことではないよ【ひとりごと】
「〇〇は好き?」と聞かれて「好き」と答えることと、
「〇〇は嫌い?」と聞かれて「嫌いじゃない」と答えることは、同じではない。
“Do you ask?”に “Yes”と答えることと、
“Don’t you ask?”に “No”と答えることは、同じではない。
「私は善人だ」という言葉と、
「私は悪人じゃない」という言葉は、同じではない。
「マイナスにマイナスを掛けたらプラスになる」
などという煩雑でふざけた幻想を、
後生大事に抱えていては立ち帰れない場所がある。
其処に“基準値”は無い。
“マイナス”も無い。
電脳世界を突き詰めれば “1と0”が残るように、
人脳世界を突き詰めれば “YESとNO”の2つだけ。
好きなだけYESを差し出していい。
好きなだけNOを打ち出していい。
自分を含む、世界には、そうであってもらおう。
あなただけが思いつくパターンで、
あなただけの数列をつくりだすこと。
それより大事なことなど、この世界には何もない。
そのためにはまず自分自身が
そういう数列でいましょうと、
なんかそういうつもりで、
私は人に懐いたり、
素直に反抗したりしている。