麗しのモーニング事情
わたしが住んでいるところは喫茶店のモーニング聖地だ。
夫婦共他県で生れ育ち、結婚後こちらに引っ越してきた仕事先の同僚のAちゃんは、喫茶店で朝ごはんを食べる風習がないから一度も行ったことないと言う。朝ごはんは出かける前に家で食べるもんだ、少し否定的だった。
せっかくこの地に住んでるうだから一度行ってみるのもどう?と伝えた。
そんな事なぞすっかり忘れてた頃に
あこさん!モーニング行ってみたよ!美味しかった~
今はすっかり嵌って市が発行してるモーニングガイド(無料で誰でももらえる)見ては次にどこに行こうか夫婦で楽しんでるよ~
そうモーニングは楽しい!
定年退職して家にいる夫とは週に一回か二回、モーニングに行く。
だいたい行くお店を決めるのはわたし。
インスタで市内のモーニングの紹介をしているアカウントをフォローし
チェックし次はこのお店に行こうと考えるのも楽しい。
出来るだけボリュームのあるお店に目に行くのは仕方ない(笑)
隣の市に、小さなマフィンが二つと茹で卵と店主が腕を振るった凝ったサラダが出る喫茶店は飲み物もマグカップで大のお気に入り。
お店周辺に用事を見つけてはせっせと通う。
だいたいモーニングを楽しむ時は通常家で食べる時間よりも遅い。
そのせいでたっぷりモーニングをいただいた時はお昼ご飯になってもお腹が空かない。
空かないくらいならあまり問題ない。
お腹が空いた時に食べればよいし、夕食に差しさわりない程度にすれば済む。
それがある時気が付いた。
お腹がある程度空いてても何故か胸の突っかかった感が取れないのだ。
小麦粉があまり身体にあってないのかもしれない。
いや、昔はそんなことを考えたこともないからここ数ヶ月あわなくなってきたのかもしれない。
父が亡くなり、その二か月後母ももう長くはないかも、と言われり
(今はかなり持ち越して元気とは言えないけど最悪だった時よりは元気)
それと父の相続等の慣れない手続き、それに関しての弟ともやり取りで
正直精神が病みそうになる。
食欲も落ちてしまうことが多々あり、少し体重が落ちたのは嬉しいが
(嬉しいとでも言わなきゃやっとれない!のが正直の話)
と同時に胃が小さくなってしまった。
食べれる量が以前より少ないようで。
食べれる量が減ったのだ。
全然気が付かなかったが……
自分の胃のサイズ考えなきゃいけないのだ。
もう無理は出来ない。
これをなんと言うべきか
身の丈に合う とは
衣服などが背丈体の大きさにぴったりあっているさま
……
ち、違うか。
腹も身のうち
腹も自分の体の一部なのだから、暴飲暴食によって痛めつけず
いたわってやるべき
……
近いようで少し違う。
遠くで
もういい年なんだから身体も無理がきかないんやでーー
と聞こえるが、あまり聞きとうない。。
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