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没頭という癒やし時間

産休中にやりたかったことのひとつ、小4長男と陶芸体験に行ってきた。


決まったコースではなく自由度の高いプログラムだったので、最初に「どんなものをつくりたい?」「どんな色の器がいい?」と聞いてもらう。

いくつかイメージを見せてもらい、白い土で長男はご飯をつくるどんぶりと平皿をつくることに。

私は同じものを赤い土でつくることにした。


先生が説明しながら手元で実際につくるのを見せてくれて、見様見真似でやってみる。

先生がやると、めちゃくちゃスムーズできれいなのに、やってみるとなかなか思うようにできない。

長男のサポートをしながら…なんて思っていたけど、まったくよゆうなく自分の作業に必死(笑)

予定していた時間をオーバーして作業が終わったときは、もうへろへろだった。

妊娠してから集中力とはほどとおい生活をしてたので、久しぶりにあんなに長い時間、集中していた気がする。

そして、私の心配なんていらないくらい、長男はめちゃめちゃ集中して作業をしていて、先生にほめられていた。

そしてやっぱり長男は細やかなこだわりをもった作業が得意なんだなぁと出来上がったものをみて改めて感じる。


土と向き合い、手を動かす時間はあっという間で。

ふだん文字情報ばかりに触れている私としては、手で感じて調整する作業は、頭をからっぽにして感覚だけに集中するという新鮮さがあった。


つくった器は、来月素焼きされて絵付けしたあとに本焼きして完成する。

長男と一緒に、完成した器でご飯を食べるのが楽しみだ。



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みたむらさやか
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