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勝手に考察!ユニークな問題解決アイデア!
こんにちは。
突然ですけど、この前家族でクイズ番組をちょろっと見たんですよ。
そこで出てきた問題が気になったので
今日はそれについて自分なりの考察をしたいと思います。
問題!!
「南アフリカでは手を洗う習慣がなく、衛生的に問題となっていました。
しかしあるユニークな発想で子供達は手を洗うようになりました。
一体何をしたのでしょうか?」
皆さん、わかりますか?
ご存知の方も多いかもですけど。
答えは、、、
「石鹸の中におもちゃを入れる」でした!!!
おぉなるほど!そんなことでいいのか!
シンプルだけど僕は思いつきませんでした。
実際、このプロジェクト後の感染症発症率は70%も低下したそうです。
このユニークな発想の背景として
命を落とす子供の多くは予防可能な病気が原因であることを知ったが、なかなか石鹸を使ってくれないという事実と葛藤があったそうです。
ではどこからこのユニークなアイデアは生まれたのか、
なぜこのプロジェクトは成功したのでしょうか?
僕の考えは
”子供が興味を持つことを提供できたから”だと思っています。
皆さんも経験あると思うんですけど、
自分が興味も関心もないことを、大事なことだからやれ!と言われてもピンと来ませんし、そもそもやりたくならないと思うんですよね。
今回もそれと同じで、
手洗いの習慣がない子供達の関心をいかに惹きつけられるかが鍵だったと思うのです。
今回、関心を惹きつけたアイテムがおもちゃだったのです。
おもちゃがもらえるなら子供達はそりゃ嬉しい。
つまり
子供にとっての利益(今回はおもちゃ)
×
利益獲得のための試練(今回は手洗い)
という小さな達成感を味わえるフィールドを用意してあげたことが成功の鍵だったと思うんですよね。
さらに、ここでポイントなのは一ミリも手洗いの習慣を強制していないことなんです。
子供達にフィールドと方法を用意しただけです。
あとは子供に勝手にやらせることで子供達は押し付けられたという不快感もなく、
自分たちから進んで次のアイテムを要求するようになると思います。
勉強で公衆衛生の重要性を説くことも大切な使命だと思うのですが、
こうした感覚的に学ばせるということも非常に重要な要素ではないかなと
僕は思っています。
問題の解決策って、
意外にも人間の感覚的な部分とか、本質的な部分にヒントがあったりするんですね。
調べていても面白かったです。
ライ