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ダンジョン飯、ああダンジョン飯
昨年下半期から放送してたアニメ版ダンジョン飯、今週でシーズンフィナーレとなりました。
原作同様、このアニメ版も評判高いのもうなずける出来栄えでしたし、第二シーズンも放送してほしいなあと思っていたら、ちゃんとやってくれるようです。良かった良かった。
……まあ、ライオスたちにとっては、良かった良かったとは言い難い状況が待ち受けてるわけですが。ついでに言うと、これはラストバトルではありませんし。
さてこのダンジョン飯。
アニメ版を楽しんだ後に、続きを待ちきれずに単行本や公式ガイドブックを読みだしたら止まらなくなるという現象を体験した人も多いんじゃないでしょうか。てんぐも御多分に洩れずそうでした。
で、改めてダンジョン飯の面白さは何に由来するか考えてみました。
自分でも実践してみたくなるような魔物食、個性的なことこの上ないキャラクターたち、一見ご都合主義に見えて実は確固とした法則があり、その法則そのものが恐るべき真実に直結してることを予感させる世界観。
魅力を挙げていけば際限がないくらいですが、それを一つの言葉に収斂させていくと、それは「生活感」かな。
迷宮内で生きる冒険者や迷宮生活者、そして魔物の存在をリアリティを込めて描く方法、それは壮大で特別な言葉を並べ立てることではなく、非日常の日常としての暮らしを具体的に描くことだった。それに着目し実践したからこそ、ダンジョン飯はウィザードリィ的ファンタジーの系譜に確かに連なりつつ独自色を出せた作品として評価されているのでしょう。
この、生活感を生み出したものの中には「生物(そして食材)としての魔物たち」に対する緻密な、あるいは頓智じみた考察も含まれています。
こういった要素に触れていると、ファンタジーもまたSFの一分野であったということを思い出させます。
だからダンジョン飯に、星雲賞が贈られたりもするんでしょうねえ。
さて、ダンジョン飯の第二シーズンを待つまでの間、別の世界のファンタジー飯にチャレンジしてみるのも一興です。
というわけで、D&Dの公式レシピ本「ヒーローズ・フィースト」の第二弾、美食の多元宇宙の発売をご紹介します。
なお、てんぐも第一弾のヒーローズ・フィーストは何回かチャレンジしました。
今回はどんなレシピが乗ってるんでしょうか。楽しみだなあ。
もちろん、食だけでなくファンタジー世界での冒険活劇の方を体験したい方もおいででしょう。
そんな方には、D&D体験イベント「Learn-To-Play」にご参加ください。
この体験会で遊べる「竜たちの島ストームレック」は、TRPG初心者や未経験者でも気兼ねなく遊べる、大変わかりやすく楽しさを実感しやすいシナリオです。
ダンジョン飯を毎週見るのが楽しみだった方も、お気軽にご参加ください。