13年目の3.11に思うこと
今年の3.11は、元旦に能登の震災が起こっただけに、余計に重みを感じます。
思い返せば、あの3.11は日本でTwitterが急速に普及した、同時にその後の日本社会の10年をSNS社会となると規定したターニングポイントとなりました。
そして、そのSNSは、今となってはデマや偽情報、そして誹謗中傷によって社会を分断し続けた、少なくともその罪の部分が大きいことも明かされています。能登の震災でもそれは示されてしまいました。
巨大な災害は、地域だけでなく社会さえも壊す。
災害に備えるということは、防災グッズを揃えることだけでなく、社会を分断する言葉とそれが飛び交う空間を抑止することでもある。
そんなことを、13年目の3.11に思います。