ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人 8巻(最終巻)
シリーズ完結!
わたしが好きなもの、ホテル、クラシカル、猫、パン!、が詰まったタイトルのお話しで表紙も綺麗だったので買ったのが初めだった気がする。
横浜の山手のホテルでのパン職人の女の子の話しで、直向きに頑張る姿が気持ち良く、パンを始め食べ物の描写がとっても美味しそうなのが魅力の一つ。
ホテルのお客さんやスタッフ、友人など嫌な人がいないのも平穏な心で読めるのでおすすめです。
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この本の魅力
やっぱり、パンに興味がでてくるところ。
リアルでパン屋さんに行った時に、あの話に出てくるあんパンないかな?とか思ったり、このパンはすごく手間がかかるやつだ…!とか、フォッカチャならわたしでも焼けるかも?とか、もともとパンは好きなのもあって、パンが出てくるシーンが特に楽しみでした!
主人公も憧れる
政治家一家の両家に生まれた主人公で、見た目も清楚。
だけど、パンの魅力に囚われて、大学ではなく専門学校でパンを学び、そこでも直向きに頑張る過去があり、就職先は町の小さなパン屋さん。
もちろんパン屋は夫婦で切り盛りしてる暖かく職人の師匠がいる。そこでも直向きさで可愛がってもらえていたが、師匠の病気でお店を畳むことになり、叔父が勤めるホテルでパン職人として働くという。
色々恵まれているけど、しっかりちゃんと立ち向かって直向きに頑張る姿はまさに憧れるヒロインそのもの。
最後まで読んで
すごくパンが食べたくなる、ハッピーエンドなお話です。
ヒロインの直向きさが、頑張りたいなって思ってる時にまた読みたいって思えます。
あと、サクサクと読めちゃうから通勤のお供にちょうどいい。お腹空いてくるけど笑
文章も読みやすかったし、別のシリーズもよんでみよーっと。