RacheL

おもに 言葉と静止画像

RacheL

おもに 言葉と静止画像

最近の記事

トンネル警備隊

夜明け前、辺りはまだ暗い 闇に支配された道の向こうから、ヘルメットに小さな電灯を付けた男が1人歩いてきた トンネル警備隊員だ 大きな白い犬を2頭連れている 犬が言うことを聞かず、その足取りはおぼつかない 時々、犬の排泄物の処理をしている のろのろ のろのろ トンネルには霊的なものが多く存在するとか何とか 故に犬を連れているのだろうか ノロノロ ノロノロ おかしいな この辺りにトンネルなど無かったはず・・ 存在しないトンネルの警備に向かう警備員 日はまだ昇ら

    • ‎Geminiちゃんと話そう

      グーグルのGeminiちゃんに、「私に何か質問して」と訊いてみた。 「好きな食べ物は?」、とか返ってくると思ってたのですが、・・ 社会的な質問とか色々されて、「へー」と思った。 下のほうに、「今、欲しいものは何ですか?」というのがあったので、「経済力」「健康」「時間」と回答してみた。 何か色々アドバイスや、より突っ込んだ質問が返ってきて、何だか面倒になってきた。 「ごめんね、欲しいものは諦めてるんだ。もうこの話はやめにしよう」、と入力して終わりにした。 Gemin

      • 回文を作ろう

        今から即興で回文を作ってみよう    唯一の過去作 ・・ 天狗の軍手 ( てんぐ の ぐんて )、わら   8:38 スタート!   ・・・   ・・・   ・・・   9:43    きす が すき    ・・ ちょっとエッチな感じ? 何でこうなった??       いや、魚の鱚(きす)という解釈もできるか・・    ・・・   9:57     もう無理・・     ダメだ・・      ダメダメだ     ( だめだめだ ) ・・  あれ?

        • 絵のない絵本

          今から即興で、絵のない絵本を作ってみよう 「無題」 一本道の先には何があるのだろう・・ 私は、歩く 歩く 歩く ひたすらに 遠くでモズが高鳴いている 短い秋が始まるのだろう 歩く 歩く ひたすらに こんなところにエノコログサが・・ 何だか元気がないみたい あるく あるく ひたすらに まっちゃいろ ひまわり たったまましんでいた まるでしょうしたいのようだった しょうしたい・・みたことはないけれど それでも 歩く そろそろ終わりと思うけど この先の景色も分からない 

        トンネル警備隊

          夢 -2024/09/05

          昼間に見る夢は、夜にも増して妙な感じである。 私は実家の縁側に座り、大学の先輩たちが遊びに来るのを待っている。 庭の柿の木を愛でながら、お茶会でもするみたいだ。 庭の中央には柿がなっていた。大きいのが、たった1つだけ。すごく大きな柿の実だった。 縁側から望む風景は、まるで水彩画の絵のようだった。小学校高学年の頃の私のタッチだ。 現実の私の実家には縁側などないし、とうに切られてしまった柿の木は、もっと西側の庭の奥にあった。

          夢 -2024/09/05

          2cmの秋

          気が付けば 空模様は秋模様 思い出のない夏 また一つ死んだ                 自由律 #夏の終わり 8月7日、去年から行ってる美容室にて 私  「・・ この話、興味ないっしょ?」 店長 「バレましたか・・」、わら 私  「店長さん、何に興味あるんですか?」 店長 「今はダンスミュージックですかね」 私  「え? どんなの聴いてんの?」 彼の携帯で、Kanye West & North West の「BOMB」を聴かせてもらった 私  「この時期に、この

          2cmの秋

          目を瞑ると 暗闇に無数のサイリウム

           鈍色(にびいろ)に沈む 子供たちの通学路 雲と小雨と水たまり                 自由律 #夏の終わり  今日の私は、ほぼ二酸化炭素以外、何も生産していない  何か降りて来ないかと、ロシアのEDMとか馴染みのない音楽を色々と 聴いてみた  得てして音楽に映像は邪魔、イントロは短いほうが良い、曲は長くて 3分30秒くらいか、と思った  こんな日もある、と割り切るしかない  早く寝てしまおう・・

          目を瞑ると 暗闇に無数のサイリウム

          9月1日

           雨がえる惑う 暗くて広い駐車場 いっしょうけんめい生きている            自由律 #ある雨の朝のこと この前、蛙を見たのは子供の頃まで遡る。今年は蝉の声を聞いていない。

          哲学の 道は少人数で 歩きたい

           哲学の 道は少人数で 歩きたい                 #いつかの修学旅行 #京都 旅行は嫌いです 私の家の近くにも、知らない場所は たくさんあって、 よく通る道でも、季節による変化を感じることが楽しい

          哲学の 道は少人数で 歩きたい

          ららら

           ラララララ ライララ・ライラ ランランラ                無季 #相模の田原坊 #風の谷のナウシカ など

          いつか霧が晴れるように・・

            そこにある 枯れヒマワリの佇まい 私はああも なれるかな

          いつか霧が晴れるように・・

          蜃気楼

           外気39℃の田舎道。アスファルトからは陽炎が立ち昇り、ゆらゆらと揺らめいていた。  その向こうから敗残兵が1人、負傷した片足を引きずりながら、こちらに向かって歩いて来る。その足取りは重い。  彼は耳当てのついた灰色の帽子を目深に被り、薄汚れたみすぼらしいなりをしている。酷く日に焼けた黒い肌。  既に自分が死んでいることに気づいていないようだ。  私は彼とすれ違う。横目でちらりと彼を見る。顔は見えない。  どこへ歩いて行くのか、なぜ歩いているのか、きっともう分からな

          夢 -2024/07/11

           遠い昔の夢を見た  当時の私の心情やら、気になっていた人の仕草や雰囲気など、現実よりも リアルに感じた  夢だから所々破綻しているのだけれど、全体的に説得力があった

          夢 -2024/07/11