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【読書で人生は変わる】発達障害の私が天職を見つけ優秀社員賞を受賞するまでの話


はじめに

ある書店の中を歩いていた時
私の意識は1冊の本に注意が向きました。
『発達障害に気づかない大人たち』
という本でした。

発達障害か。
名前は聞いたことがあるな。

その本が妙に気になり
いつの間にかその本を手に取っていました。

内容を少し覗いてみると
「あれ?これ私じゃん」となって
そのまま本を購入しました。

当時、私は整備士として働いていましたが
注意散漫なため、よくミスや怪我を連発
していました。

社用車のハッチバックを
開けっぱなしにして走行
してまい
発電機を道路に落としてしまった
こともあります。

社用車に
発電機が載っていたことすらも
覚えていなかった
ので
「最初から発電機は無かったですよ」と
言ってしまいました。

結局
私が行った点検先のすぐそばで
発電機が見つかり
警察署まで取りに行ったことがあります。

本当に
日常茶飯事のようにやらかしていたので
無意識にその本が気になったんでしょうね。

本はその日に読み終えましたが
生まれてから今までの謎が解けて
笑ってしまいました。

自分が発達障害だと気付かせてくれた
この本が私の人生を変える
最初の1冊となりました。

今回の記事では
ADHDの私が天職に出会い
会社で表彰されるまでの話
をお伝えします。

要するに
読書で人生は変わりますよという話です。

1. 理学療法士の道に進む

整備士をしていた私は
発達障害に気付かない大人たち
がきっかけで
自分は発達障害かも
と思うようになりました。

そして
このまま整備士を続けていると
いつか大怪我をすると確信。
仕事をやめようと決心しました。

ちょうどその頃
私の祖父が亡くなりました。
母と祖父について話す機会があり
祖父は過去に脳卒中で入院したこと
があると聞きました。

病院のリハビリで
体の機能を少しずつ取り戻し
仕事に復帰できました。

体に麻痺が残ってしまいましたが
家族のために懸命に働いた祖父。

体に障害があるため
周りからは白い目で見られたそうです。
それでも祖父は家族のために
働いていたと聞きました。

そのエピソードを聞いて感動した私は
リハビリの仕事というのに憧れを抱きました。

リハビリの仕事を調べていくうちに
1冊の本と出会います。
それが『理学療法士の一日』でした。

理学療法士とはどんな仕事をするのか?
何を考えているのか?
どんな人が向いているのか?
わかりやすく解説してくださっていました。

大変だろうけど、やってみようと思いました。
祖父のように、困っている人の
サポートをしたい。

私は整備士の仕事を辞めて
専門学校に入学することを決めたのです。

2.自己分析で天職を見つける

無事に国家試験に合格し
理学療法士の資格を取得した私は
回復期の病院に勤め
結婚後は地元のクリニックに転職しました。

クリニックでは
・受付業務
・検査業務
・リハビリ業務
・カルテ業務など
同時進行でこなす業務が多くありました。

特に、リハビリ中に
この検査やってください
この方は電気をかけてください
など、声をかけられることも多いので

リハビリをしながら
次のタスクや優先順位を考えて動く
など
ADHDを持つ私には困難な働き方でした。

いわゆる
マルチタスクというやつですね。
リハビリだけに専念できるわけではないので
かなりミスを連発していました。

同僚からは訝しげな目で見られ
人間関係は悪化。

精神的にキツく
このままでは鬱になってしまうと思いました。
この時に初めて、精神病院を受診しました。

正式に注意欠陥 / 多動性障害(ADHD)
と診断
されました。

受診してよかったのは
検査で自分の苦手な能力が分かったことです。

発達障害は脳の機能障害であるため
完治は難しいです。

ただ
苦手を知ること
工夫することで生活を楽にする
ことは出来ます。

例えば
私は忘れ物が多く
職場の制服、財布や携帯など、
準備したと思っても何かしら
忘れてしまいます。

その場合、仕事で必要なものは
・全て1箇所に集めておく
・しまう場所も全て同じにする
ことで
かなり忘れ物を防止することが出来ました。

こういった過程を得て
自分を知ること
分析して対処すること

重要性に気付きました。

そこで
自己分析ができる本を探すことにしました。

再び書店に行き
ワクワクした気持ちで
並んでいる本を見渡すと
ある本が目に止まりました。

精神病院の検査で
自分の苦手・得意が分かりました。

この本でさらに自分を見つめ直し
自分らしい生き方を見つけよう
思ったのです。

早速、その本を購入しました。

この本では
自分の天才性を発見する方法
書いてあります。

本を購入すれば利用できるサイトもあるので
簡単に診断ができます。

また、自分を振り返るワークシートも
ダウンロードできるので
自己分析をすることが出来ます。

私の場合
概念を思い描く」ことに
天才性があるとのことでした。

概念を思い描く」ことで
今はまだないものを形にできるようです。

小学生の頃はよく漫画を描いていたし
高校生の時は小説を書いていました。
クリニックに勤めていたときも
シナリオライターの副業をしてました。

その結果を見て
確かに、そういうの好きだったよなと
思い出すことが出来ました。

また、生活スタイルは
膨大なインプットとアウトプットを好む

これは現在進行形で私が行っている
読書とSNS投稿にマッチしてますよね。

さて
ジーニアスファインダーで自己分析した結果
理学療法士という職種は自分に
あっているようでした。

しかし
病院や施設の勤務は
人が多すぎることや
マルチタスク業務満載で
ミスが多発
します。

色々と調べていくうちに
整体師はどうだろうか?
という考えにいたりました。

  • 1つの院は少人数で稼働

  • 施術は1対1で集中できる環境

  • 施術中に他業務をすることがあまりない

妻とも相談し
整体で働いてみようと決心しました。

そして私は
覚悟を決めて整体の世界に
飛び込んでいったのです。

3.運命を変える1冊と出会う

整体の世界に飛び込んで、どうだったのでしょうか?

私の予想通り、負担がかなり減りました。
金銭のやり取りを自分自身で行ったり
予約管理などの業務には最初苦戦しましたが
工夫することでミスを減らしていけました。

ここで問題になったのが
やはり人間関係でした。

自分に昔から強く根付いているものが多く
それが原因で
ネガティブ思考に陥りやすいのです。

  • 劣等感が強い

  • 自己評価が低い

  • 他人の評価が気になる

  • 他人を否定してしまう

  • 承認欲求が強い

  • プライドが高い

  • 素直に人のアドバイスを聞けない

など
これらが攻撃性を生み出し
他人を否定・攻撃するサイクル
生み出されていました。

このままではいつもと同じになってしまう。
また人間関係を破綻させてしまう。
嫌な考えが毎日続き
憂鬱な気分
になってしまいました。

このタイミングで
院長が1冊の本を貸してくれました。

ジャン=クー・ヤーガ著の
ジェダイの哲学です。

スターウォーズが好きであったこと
この表紙がカッコ良すぎたこともあり
久しぶりに私の胸は高鳴りました。

早く読みたいと衝動に駆られ
自宅に帰るなりすぐに読み始めました。
そこには、必要なマインドセットが
全て書かれてしました。

また、映画のシーンを思い出し
あれはそういうことだったのか
と合点がいき面白かったです。

この本では
「手放す」ことをテーマにしています。

先入観を手放し
恐れや執着を手放し
刷り込まれた価値観を手放す。
本当の自分の価値観で物事を判断する。

常に中立の立場であり
物事を対極から見れるようになること。
己の中心点を見つけること。

抽象的な部分もありますが
何となく概念は分かりました。

この本を読んでから私が意識したのは

  • 既存の価値観を捨てること

  • 中立の立場で判断してみること

  • 感情を制御すること

  • 自分の至福を追求すること

哲学的な話なので
自分に置き換えるのは大変でした。

ただ
中立の立場で判断することは
私にとって一番理解しやすかったです。

中立の立場で物事を考え、行動していった結果が
優秀社員賞に繋がりました。

4.選択と行動の変化

中立の立場で考える。
それは自分の立場と相手の立場から
物事を考えること
です。

私の勤める会社は
当時、設立されてから
あまり年数が経っていませんでした。

私が入社した時
書類業務関係で問題が多発していました。

現場スタッフも
その場の感覚や判断で動いていたので
新人に対して誰がどこまで
教えたのか分からない。
教えたとしても、人によってやり方が違う。

結果
教えられてない
やり方が違うで混乱が生じていました。

毎月の書類報告では
各スタッフそれぞれのミスが目立ち

その修正作業で
事務担当の方が悩んでいました。

当時は少人数の会社でしたが
いずれ会社が大きくなり
人数が多くなった時に大変なことになる。

私は中立の立場を選択することにしました。
事務の方と密に連絡を取り合い
スタッフ側と事務側で物事を考えてみました。

新入社員の私の立場として考えると

  • 業務全般の内容が分かるマニュアルがない

  • スタッフによって指導内容が異なる

  • 誰がどこまで教えたか分からない

  • 入力内容が統一されていない

  • 提出期限が決まっていない

などの課題があげられました。

事務・経理担当の立場として考えると

  • 人によって入力方法が違う

  • 修正項目が多すぎる

  • 変更点を全体周知しても認識がズレてしまう

  • 伝わっているのかも分からない

などの課題がありました。

お互いの課題を把握して、解決策を探しました。
そして、どうすればいいか?と試行錯誤した結果

  • 業務内容のマニュアルを作成し
    統一化を図る

  • 毎月提出の書類をチェックする
    スタッフを育成する

  • チェックするスタッフを
    各院に1名配置する

  • LINEで業務変更点を周知し
    読んだスタッフは必ずリアクション

  • 書類提出期限を設定し
    LINEのリマインド機能を利用する

それ以外にも様々な解決策が出たので
全て実行しました。

その結果
入力ミスや修正が少なくなり
スタッフ間の認識のズレが
かなり改善されました。

各院に1人、チェックする人員が出来たので
提出期限も守られるようになりました。

もし私が
スタッフだけの立場で物事を考えていたら
問題を放置し、修正は事務の方に
任せきりだったと思います。

事務側の立場で物事を考えたからこそ
相手の悩みや思いが分かり
解決しようという選択・行動
繋がったのです。

この行動が評価され
私はその年に優秀社員賞を受賞することが
できました。

1冊の本が
ここまで私を行動させるとは
思ってもいませんでした。
読書は人生を変える。
それを実感したのです。

5.感情のコントロールと至福の追求

ここまで読み進めていただき
ありがとうございました。

最後に
感情のコントロールと至福の追求
についてお話して
終わりにしたいと思います。

賞を受賞した私ですが
相変わらず感情のコントロールが苦手でした。

また
やりたいことも一つに決まらず
あれこれと手を出して
全て中途半端になっていました。

お金の不安が常にあり
本業以外で収入を得たいと奔走。
上手くいかない日々に焦燥しておりました。

ある日
1本のYouTube動画で
読書のメリットについて
紹介しているチャンネルがあり視聴しました。

非常に感銘を受け
そこからオーディブルを聴き始めました。

自己啓発系やスピリチュアル
脳科学、健康法など様々です。

非常に驚いたのが
私の運命を変えた本
ジェダイの哲学」と共通する学び
たくさん得ることが出来たのです。

抽象的で言語化できなかったところが
具体的に分かり始めたのです。
本で得た知識を重ね合わせ
自分なりの答えが出てきたのです。

そして

  • 劣等感が強い

  • 自己評価が低い

  • 他人の評価が気になる

  • 他人を否定してしまう

  • 承認欲求が強い

  • プライドが高く素直に人のアドバイスを聞けない

私を苦しめていたこれら
全てが無くなりました。
感情の波が安定し
驚くほど自分が変わったのです。

職場の人に
だいぶ変わったよね
と言われるくらいでした。

自己の中心点が定まり
自分の価値観がわかりました。

そして
自分の人生で何がやりたいのか
明確になった
のです。

そのやりたいことは
ジェダイの哲学でいう
「至福を追求する」ことです。

お金の不安でやっていたものは
全てやらなくなりました。
文字通り「手放す」ことが出来たのです。

そして
オーディブルで得た知識を実践しながら
選択と行動を繰り返した結果
どんどん良い方向に進みました。

社長から依頼があり
職場でマーケティングに関わる
仕事を任されるようになりました。

そして
固定給 + インセンティブ
つくようになったのです。

お金が不安でやっていたものを
全て手放した結果
お金が別途発生するようになったのです。
不思議ですよね。
本当に、読書で人生は変わるんですよ。

知識を得て満足するだけではダメです。
必ず実践と振り返りをする。
そこから新しい課題を見つけるんです。

課題を解決するために読書をして
また行動を起こす。これを繰り返すんです。

継続した先に
実現したい未来が待っているのですから。

おわりに

ここまで読んでくださった方
いらっしゃいますか?
いたとしたら、本当にありがとうございます。

感情をコントロールする方法を
知りたくなったら
ぜひフォローしてくださいね。
なるべく具体的にお伝えさせて頂きます。

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