無意識と意識の対立
こんにちは。ゆたです。
本日のテーマは無意識と意識の対立について。
今回の記事を読むと
無意識と意識の関係
恋愛を有利にする方法
過去の辛い記憶を消し去る方法
上記の3つを知ることができます。
恋愛や辛い記憶を消すなどは
あなたの人生にも深く関わるものなので
ぜひ、最後まで読んでください。
人間は無意識を意識で押さえつけようとしている
あなたはジェットコースターは好きですか？
私は苦手です。
とてつもない速いスピードで乱高下する車体。
視界は常に揺れ動き
地上は遥か遠くに感じる。
もしかしたら落ちるかもしれない
もしかしたら車体がレールから外れるかも
心臓がギュッとなり、鼓動が高鳴ります。
この状況は
無意識と意識の関係が
とても分かりやすいです。
よく考えてみると
・安全な車体に乗っている
・安全バーで体は固定されている
そう。安全なんです。
安全な環境で乗っているにも関わらず
人は恐怖するんです。
それはなぜか？
無意識は
【状況判断ができない】
【現実と想像を区別できない】
という特徴があるからです。
無意識とは
自分が認識できない心の深層
のことです
あなたの意識は
ジェットコースターは安全な乗り物だと
知っているのですが
無意識は
「こんな高いところから落ちたら…」
「死んでしまう！！」
と全力で警報を鳴らします。
安全だと知っている意識と
危険だと警報を鳴らす無意識
この落差が良い緊張感を生み出し
恐怖や楽しいなどの感情を引き出します。
もう一つ例を出しましょう。
映画館でホラー映画を見ているとしましょう。
例えば、主人公がゾンビに襲われているとします。
あなたの意識は映画だと理解しているので
「自分が襲われるわけではない」
「これは作り物だから、ゾンビなんていない」
無意識はどうでしょうか？
現実と想像を区別できません
なので
「襲われている！」
「逃げなければ食べられる！」
と警報を鳴らします。
もし、意識がなければ
あなたはその場から逃げるか
恐怖で失神してしまうかもしれません
しかし
意識は安全だと知っているので
警報を鳴らす無意識を押さえつけようとします
ハラハラ、ドキドキするけど
見ていられる。楽しめる。
それは
意識が無意識を押さえつけようと
しているからなのです。
無意識は
・状況判断ができない
・現実と想像の区別ができない
お分かりいただけたでしょうか？
この無意識の特徴で起きてしまうのが
【情動の錯誤帰属】になります。
情動の錯誤帰属とは
物事の原因を、本来とは異なる原因に
してしまうこと。
情動の錯誤帰属を利用することで
・恋愛を有利にする
・辛い過去を消し去る
ことが可能になります。
吊り橋効果で恋愛を有利に進める方法
情動の錯誤帰属とは
物事の原因を本来とは異なる原因に
してしまうこと
吊り橋効果は
情動の錯誤帰属が起こることで
効果を発揮します。
吊り橋効果を簡単に説明すると
揺れる吊り橋の上で感じたドキドキを
脳が恋のときめきと勘違いしてしまうこと
これを先ほどの無意識で説明すると
揺れる吊り橋の上を歩く
「落ちたらどうしよう」
「地面があんなに遠くに…」
「怖いなぁ」
意識は安全だと知っているが
無意識は状況判断ができないので
「落ちる！」「危険！」と警報を鳴らします
胸はドキドキして緊張感が高まります。
しかし
隣に魅力的な異性がいると
状況判断や区別ができない無意識は
「隣にいる異性に好意を持っているから」
「こんなにドキドキするんだ」
「この人のことが好きなんだ」
と勘違いを起こします。
これが情動の錯誤帰属です。
本来の原因（吊り橋の恐怖）を
異なる原因（異性に対するときめき）に
してしまう
好きな異性がいる人は
これを利用すれば良いので
一緒に遊園地に行ったり
お化け屋敷に行ったり
ホラー映画を見たり
してみましょう
相手は情動の錯誤帰属を起こして
「あなたのことが好きかも」
と急接近できるきっかけになります。
ただ、一つ注意点があります。
それは
【魅力的でないと吊り橋効果はなくなる】
ということ。
この吊り橋効果は
魅力的な人物だからこそ
効果があります。
とはいっても…
好きな異性から
自分が魅力的にみられるかどうか
分からないですよね
自分で自分を魅力的でないと
思っていても
相手はあなたを魅力的と
思う場合もあるので
自分の思い込みで
諦めないようにしてくださいね。
ただ
普段から魅力的でいる意識は必要です。
・毎日筋トレをする
・健康的な食生活をする
・夜更かしをしない
・美容にお金を使う
・メイクの勉強をする
・ファッションを勉強する
などなど
普段から魅力的でいる意識を
もって行動をしていれば
吊り橋効果が発動する確率は
さらに上がります。
自分のためにもなるので
ぜひ、チャレンジしてみてください！
辛い過去を消し去る方法
情動の錯誤帰属を使って
過去の辛い記憶を消し去る方法があります
嫌な思い出の品を排除する
あなたにとって不幸な思い出の品があります。
それを見るだけで、嫌な記憶が蘇る。
そういった品は
売ってしまうのが一番ですが
物によっては売れないことがありますよね。
その場合は
地面に埋めたり、海や川に流しましょう。
そうすることで
無意識は「それはもう終わった話」として
片付けてくれます。会いたくない相手と距離を置く
誰にでも苦手な人はいると思います。
幼馴染で仲違いした友人や
嫌いな先輩・後輩
昔の職場の同僚など
そういった
会いたくない相手に対しては
物理的に遠くに離れると有効です。
無意識は
縁遠い人と錯誤帰属を起こしてくれます。
あなたの頭の中に
嫌な人の顔が浮かぶことがなくなります。過去の嫌な記憶をイメージの中で捨てる
大好きだった人と別れた。
振られてしまった。
未練があって忘れられない。
楽しかった思い出を思い出して辛い。
そんな時は
イメージを使って消してしまいましょう。
恋人との楽しい思い出。
イメージの中で、思い出を箱に詰めます。
その箱を、海の底に置いていきましょう。
箱は海の底に沈んでいるので
箱から思い出が出てくることはありません。
無意識は錯誤帰属を起こし
その思い出は自分にとって必要ないもの
としてくれます。
上記の3つが有効です。
実際に私も恋人に振られた際に
実践して効果を得られています。
写真やプリクラなどは全て燃やし
恋人が好きだった場所は行かないようにする。
イメージを使って
思い出は全て海の底に沈めました。
大好きな人だったので
別れた当初は毎日辛かったですが
3つのワークをしてからは
不思議と辛さが和らいでいきました。
自分の人生を大切にしなきゃと
前を向けるようになり
ほとんど恋人のことを
思い出さなくなったのです。
私自身が効果を感じれたので
オススメです。
大失恋をした方は
ぜひ使ってみてくださいね。
まとめ
意識は無意識を完全に支配できません。
支配できませんが
うまく活用することで人生の役に立ちます。
無意識の特徴を知り
自分の環境と照らし合わせて
うまく活用してみましょう。
情動の錯誤帰属と聞くと
難しい言葉なので
理解しにくいですが
要は無意識に
勘違いをさせるということです。
初対面の人に好印象を与えたり
好きな人に魅力的に見られたり
過去の辛い記憶を水に流したり
自分が必要な場面で
使ってみてくださいね。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。