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スタートアップ人事が息抜きで楽しめて、人事の仕事のヒントももらえる漫画で打線組んでみた

ふと思い立って、スタートアップ人事が息抜きで楽しめて、人事の仕事のヒントももらえる漫画で打線組んでみました。人事のかたのお休みのお供にぜひ!


1 (二)『夢なし先生の進路指導』

元キャリアアドバイザーの「夢なし」教師が主人公で、生徒たちの進路選択に悩む姿を描いています。現実的なアドバイスと教育の難しさがテーマとなっており、最新刊3巻でサクッと読めます。「未来の可能性を信じること」と「現実を見せること」のバランスに悩む人事担当者にオススメで、新卒の就活生や20代の若手のキャリア相談に乗るときのヒントが得られます。また、ブリッジズのトランジション3段階理論やクランボルツの計画的偶発性理論など、キャリア理論が随所に見られるのも魅力です。

2 (中)『左利きのエレン』


天才デザイナーを中心に才能と周囲の人々の葛藤を描いた作品です。天才と秀才と凡人の人間ドラマがそれぞれ書かれており、少し昔の広告・クリエイティブ業界の現実がリアルに描写されています。全24巻(完結)と長編ですが、凡人の戦い方・天才の苦悩、環境選びの重要性、苦境から立ち上がるレジリエンス、集中力の類型など、人事必読テーマが盛りだくさんです。マネジメントの教科書としてもおすすめです。

3 (遊)『ドラフトキング』

プロ野球のスカウトマンが主人公のヒューマンドラマです。スカウトの苦悩と熱意がテーマで、逸材を見つけ、チームを強化する過程が描かれています。活躍する未来を予想し、信頼関係を作って入団してもらうというスカウトの仕事は採用の仕事に酷似しています。また、スカウトするだけではなく、プロ入り後ギャップに悩む選手をメンタリングする話は育成の場面に通じるものがあります。「本人の才能を活かすためではなく、球団のために使っていないか?」という問いは、キャリアに寄り添いたい採用担当者にとって示唆に富んでいます。

4 (一)『アオアシ』


サッカーに情熱を注ぐ少年がプロを目指して奮闘する成長物語です。元々フォワードとしてプレーしていた主人公が、監督からサイドバックへの転向を提案され、新たな視点でサッカーを学び、成長していく姿が描かれています。既刊18巻(未完結)と長編ですが、個々の才能や特性を見極めて、適材適所の配置で役割を与えることの尊さ、醍醐味を教えてくれます。育成に興味がある人事担当者にとっては、成長環境や機会の提供の仕方、チームビルディング、レジリエンスなど、学びが多く詰まった作品です

5 (捕)『BLUE GIANT』

ジャズに魅せられた高校生が世界一のサックスプレイヤーを目指す物語です。自らの努力で演奏技術を磨き上げる過程から始まり、東京でプロのジャズプレーヤーとしての道を歩み始め、様々な人々との出会いや挑戦を通じて成長していきます。全10巻(完結)で、続編が3つあります。主要キャラクター3人を人材開発目線で見ると面白く、主人公の大は「自分自身を表現する自己確信が肝のゲームを選べた」ことで才能が開花し、玉田は凡人ながら没頭力とレジリエンスを発揮することで違うステージの景色が見えるようになり、雪成はコンフォータブルゾーンを脅かす相方を見つけその中でやり切ることで自分の本来の強みに気づきます。

6 (左)『リエゾン』

精神科医が様々な患者との対話を通じて、子どもの心の問題や親子関係、虐待、発達障害など、現代社会における子どもを取り巻く環境の問題を描いた作品です。著者が現役精神科医で、既刊17巻(未完結)です。ヤングケアラー、発達障害など当事者の目線が描かれており、当事者が世の中をどう見ているのかの目線が勉強になります。重すぎず、暗すぎず、淡々と現実の一部を垣間見ることができ、人事を行う上で避けては通れないメンタルヘルスの問題や従業員の家族のことを想像するのに役立ちます。テーマごとに3-4話で終わるのでサクッと読めるのも魅力です。

7 (三)『チ。-地球の運動について-』

地動説を追い求める若き天文学者たちの物語です。支配的な天動説に異を唱え、地球が動いていることを証明に奮闘する姿が、フィクション作品として描かれています。全8巻(完結)で、第1集が1冊で完結するので1巻だけでも十分楽しめます。思想や信念を次の世代に繋いでいくロマンが描かれており、信じたことのために生きていく美しさと儚さが味わえます。強い信念を持った人間に"巻き込まれていく側"の葛藤や人間ドラマが描かれており、起業家の近くで働く人事担当者には共感できる場面も多いのでは

8 (右)『信長を殺した男』

織田信長の死の真相に迫る歴史ミステリーで、明智光秀の視点から本能寺の変に至るまでの出来事が描かれています。忠実な家臣に始まり、最終的に信長討伐を決意するまでの心の変遷が詳細に描かれており、全10巻(完結)です。リーダーシップとフォロワーシップについて学べる作品で、乱世は何がどう転ぶかわからず、それぞれにドラマ・生き方があることを実感できます。個人的には時間軸の捉え方の変化や、普段囚われているものからの解放される感覚を受けられました。

9 (投)『キングダム』

戦国時代の中国を舞台に若き将軍が天下統一を目指す壮大な物語です。ベンチャー界隈でたびたび教科書的に使われることがあるので擦られすぎている感は否めませんが、やはり外せません。既刊72巻(未完結)と非常に長編ですが、読むたびに学びがあります。成長していく将軍それぞれのリーダーシップのスタイルがあり、強みや弱点、その裏の人間ドラマが魅力的です。人事担当者としては、軍師目線で感情移入しながら読んでしまいます。戦闘以外では、李斯編の法律・制度づくりのテーマも興味深いです

最後まで読んでいただきありがとうございました。キャリアや人事、所属していえるエクサウィザーズについて発信しておりますので、よろしかったらTwitterのフォローもお気軽にお願いします


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