半田頼敬|ExaWizards

株式会社エクサウィザーズというAI のスタートアップの人事をやっています。https://foregoing-mandarin-cfc.notion.site/Yoritaka-Handa-ff317efed2f548cdaf80707391c19bed

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『信頼を勝ち得たリーダーは3年目に飛躍する 実践すべき6つの重要事項』HBR 24年10月号のまとめ | 20240923の週

CEOの交代時の人事が持つべき視点スタートアップでの人事キャリアを振り返った際にユニークな経験として「社長の交代を人事責任者として経験した」ということであるように思う。入社時から5年代表を務めていた前社長の石山さんから前会長の春田さんに変わった瞬間を人事責任者として経験したことは、とても大きな経験だった。二人の代表の下で働かせてもらい、それぞれ異なるアプローチやリーダーシップを学ぶ機会を得た。意思決定の時間軸やプロセス、人事の考え方、社員へのコミュニケーション方針など一つひと

    • 人事が経営と会話する力とつまづく4つのポイント | 20240915の週

      人事に必要な「経営と会話する力」とその重要性 人事としての業務を行う際、「経営層と適切なコミュニケーションを取る力」は、職位が上がると特に求められるが、ずっと課題感を感じている。同時に自分のチームのメンバーにも意識してフィードバックしているが、一朝一夕での獲得はなかなか難しい。 "経営と会話する”力とは何か 経営陣は非常に忙しく、限られた時間内で迅速かつ正確に合意を得る必要があるため、一度の会議や短い会話で論点を明確にし、合意形成を図る力が求められる。特に、弊社の場合、

      • 「元サッカー日本代表監督 岡田氏に学ぶ!生成AI時代にこそ必要な個の力と組織論」からの人事目線の5つの学び

        社内のオンラインセミナーを聞いていて、とても勉強になったので備忘がてらメモしておく。 個人的に日本の人事の中でも屈指と言えるレベルに岡田監督ファンの自信があり、当日は正座しながらセミナーを聞いた。事前に登壇者の大植さんに共有しておいたインプットをベースに質問してくれたりして個人的にも嬉しかった。 最近、書籍やセミナーや出来事から学び取ったことを忘れてしまうことが多いので1枚で整理することを意識している。今回はこちら 1.若手抜擢は組織の目標達成のための戦略的選択ベテラン

        • スタートアップ人事が息抜きで楽しめて、人事の仕事のヒントももらえる漫画で打線組んでみた

          ふと思い立って、スタートアップ人事が息抜きで楽しめて、人事の仕事のヒントももらえる漫画で打線組んでみました。人事のかたのお休みのお供にぜひ! 1 (二)『夢なし先生の進路指導』 元キャリアアドバイザーの「夢なし」教師が主人公で、生徒たちの進路選択に悩む姿を描いています。現実的なアドバイスと教育の難しさがテーマとなっており、最新刊3巻でサクッと読めます。「未来の可能性を信じること」と「現実を見せること」のバランスに悩む人事担当者にオススメで、新卒の就活生や20代の若手のキャ

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        • ビジネスにインパクトを残す人事になるためのnote
          10本
        • 読書日記
          5本

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          「大学の卒業を1年遅らせる」ことをスタートアップの人事役員の目線で振り返る

          Twitterに書いたことをメモがわりにこちらにまとめておきます。少し加筆していきます。 いきなりですが「大学の卒業を1年遅らせる」ことに自分は結構ポジティブ派です。 以前に学生から相談されて話したことをつらつらとまとめていきます。コロナ禍で大学生活を送り、周りと違った選択をすることに迷ってる学生に届くと良いなと。もう15年も前の話ですが、自分は海外留学という選択をして大学に5年いきました 大学受験の失敗からの1年留学背景は大学受験に遡ります。高3夏休み終盤までで部活をし

          「大学の卒業を1年遅らせる」ことをスタートアップの人事役員の目線で振り返る

          スタートアップ人事が2022年読んで面白かった本10冊まとめ

          年末恒例の2022年に読んだ本ベスト10を紹介していきます。Twitterに投稿しましたが、こちらにも追記してきます。ちなみに2020年はこちら。(2021年サムネだけ作って未公開の状態だったのを発見しました。笑 気が向いたら公開するかもしれません) ❶THINK AGAIN 変化の激しい時代で、考えること・学ぶこと以上に貴重な"認知スキル"について書かれた天才アダム・グラントの最新作。激動の2022年にあって「既存の考えを新たな観点から見つめ直すことがいかに大事であるか

          スタートアップ人事が2022年読んで面白かった本10冊まとめ

          エンジニア採用担当が自分の市場価値を上げるために今日からできる3つのこと

          エンジニア採用担当のキャリアへの不安 「どんなエンジニア採用担当ならば市場価値が高まるのか?」というお題で登壇の依頼をもらい、今日お話したのですが、それに向けて改めて市場価値ってなんだっけ?と考えてみたので記録に残しておきたいと思います。(ありがたいことに過去最多の申し込みだったとのこと) 事前の打ち合わせで伺ったのが、スタートアップの採用担当の悩みの深さ。スクラム採用というワードも定着し、全社で採用するぞ!機運が高まることで、「もう採用担当っていらないんじゃ?」「採用担

          エンジニア採用担当が自分の市場価値を上げるために今日からできる3つのこと

          採用とマーケティングの違いについて思うこと

          「人事」の採用は難しい 「人事、なめてました」 最近あるスタートアップの役員と飲んだ際にポロッと言われた言葉が印象に残っています。その会社は社員約300人、時価総額は数百億円ほど。自分の周りの多くの人が知っているようなto C向けのサービスを提供しています。そのかたは人事が専門ではないのの、人事の部門を管掌され、ご自身でも取り組まれてました。会社のステージに合わせ、より専門性の高い人事の仕事を任せたいと、ある人をCHROとして採用できたので、全てを任せてたようですが、結果

          採用とマーケティングの違いについて思うこと

          「知ると好きになる、人と仕事」 ~Metaのディレクター・データサイエンティスト、アロンさんの来日に寄せて~

          AIスタートアップExaWizardsで執行役員で人事をしています半田 @Yoritaka21 です。ここ最近「エクサウィザーズアカデミア」という企画を通じて、プロフェッショナルたちが次の世代のためのなる話をする仕事を通じて学生や若い世代と話すことが増えました。歴戦のプロたちの話を聞くと、次の世代に投資すること、経験をメッセージとして届けることの重要性を再認識しています。というわけで、大した経験もしてない自分ですが、リクルート時代によく使われていていまだに自分が好きな「知ると

          「知ると好きになる、人と仕事」 ~Metaのディレクター・データサイエンティスト、アロンさんの来日に寄せて~

          30歳の時に読んでおきたかった本、リクエストをもらったので6冊選んでみた

          AIスタートアップExaWizardsで執行役員で人事をしています半田 @Yoritaka21 です。私事ですが、最近結婚式をやりまして、二次会のゲームの景品を「選べるカタログギフトスタイル」にし、その中に「半田があなたのためだけに選ぶおすすめの本」を忍ばせておきました。誰も選ばないかなと思ったら嬉しいことに何人かに選んでもらい、その方のためだけに本の推薦文を書いていたら結構な分量になったので一部加筆してnoteで公開することにしました笑。その方からのリクエストは「世界の見方

          30歳の時に読んでおきたかった本、リクエストをもらったので6冊選んでみた

          キャリアを作るときに重要な「無形資産」について、人事の視点で考えてみた

          AIスタートアップExaWizardsで執行役員/採用責任者をしています半田 @Yoritaka21 です。最近、新卒・中途問わず、キャリアの相談によく乗る機会が増えました。人事だから当たり前なんですが。キャリアの考え方って難しいですよね。正解なんかないのに、正解を探したくなる。僕もずっと考え続けています。(キャリアなんか考えなくていいよ!なんとかなるよ!と思えてる方はそっとブラウザを閉じてください。笑) 努力は過大評価されている。「判断」の方が重要最近読んだ本で、すごく印

          キャリアを作るときに重要な「無形資産」について、人事の視点で考えてみた

          大企業とベンチャーを両方経験して感じる人事の面白み

          初めまして、株式会社エクサウィザーズという会社で採用の責任者をしております、半田と申します。HERPの冨田さんにお声がけいただき、オープンな採用のアドベントカレンダーに参加させていただきます。オープンなのかはわからないですが、下記のtweetのどれかでいいとのことだったので、「大企業とベンチャーを両方経験して感じる人事の面白み」について書いてみたいと思います。ノウハウ系やレポート系の話はたくさん皆様書かれてらっしゃるので、主観満載でポエムライクになるのをご容赦ください...

          大企業とベンチャーを両方経験して感じる人事の面白み

          上場承認までの3年半の振り返り "一人目人事が超えなくてはいけない3つの壁"

          こんにちは!株式会社エクサウィザーズというAIスタートアップで人事をしている半田頼敬(@Yoritaka21)と申します。『採用 Advent Calendar 2021』のお誘いをいただき、参加させていただきました。 はじめに想定している読者: ・これから上場を見据えて人事組織を強化していくための人事を探している経営者や、スタートアップに一人目人事としてジョインしようかどうか迷っている人。もしくはジョインして苦労している人。 これは何か: ・一人目専任人事として社員3-

          上場承認までの3年半の振り返り "一人目人事が超えなくてはいけない3つの壁"

          「ただお互いを褒め合うこと」に毎月1時間使うを1年間続けた結果、チームがどうなったか

          これは何か想定している読者: ・リモートワークでチーミングに悩んでいるマネージャー 伝えたいこと: ・毎月1時間の投資は心理的安全性の向上に効いた感がある ・お互いもっと褒め合って、励まし合っていきましょう (3000字くらい/5-8分くらいで読めます) 背景と目的AIベンチャーのエクサウィザーズという会社の人事の半田と申します。コロナを受けて、フルリモートになってから早1年半が経ちました。読者の皆様の中にもリアルで集まれない弊害を感じたり、チームマネジメントに頭を悩ませ

          「ただお互いを褒め合うこと」に毎月1時間使うを1年間続けた結果、チームがどうなったか

          サッカー五輪代表のオーバーエージに学ぶ 「年長者が若い組織で付加価値を発揮する」 3つのパターン

          オリンピック終わりましたね。一番注目して見ていてのは男子サッカーでした。金メダルを本気で期待していただけに結果は残念ですがすごく感動しました。久保の最後の涙は本当にもらい泣き寸前で、色々と思うところがありますが、森保監督やサッカー協会への批判はケイスケホンダさんに任せておきつつ、自分はスタートアップの人事という立場から彼らから学び取ったことを記録しておきたいと思います。 「メダル」という結果は出ませんでしたが、その過程に至るまでのプロセスにおいてチームというテーマでいろいろ

          サッカー五輪代表のオーバーエージに学ぶ 「年長者が若い組織で付加価値を発揮する」 3つのパターン

          人事のキャリアについて考えてたら、オリラジ藤森さんってすげえとリスペクトが高まった話

          採用担当を採用するために、noteを10本書く「帰れま10シリーズ」の2回目です。前回の記事は人事としてのスキルを何で差別化するか?主に"What"に書きましたが今回はそのスキルをどう獲得するか?"How"について考えていきたいと思います。 エクサウィザーズというAIスタートアップで人事をしております、半田と申します。採用・労務・人事企画と幅広く人事を募集しておりますので、興味のある方は@Yoritaka21 から連絡ください。 5000字くらいの記事で読むのに10分くら

          人事のキャリアについて考えてたら、オリラジ藤森さんってすげえとリスペクトが高まった話