社会システム理論自主ゼミ②構造について
はじめに
こんにちは。自主ゼミも2回目になりましたので是非ご覧ください。前回の記事はこちらです〜
今回は第6章、構造とは何か?について扱いました。話題提供の様子につきましてはこちらです💁♂️💁♀️
資料もご覧ください‼️
話し合った内容
今回は構造とは何か?を中心に議論しました。特に文中の
構造を、過程の間に成り立つ関係、すなわち、諸変数の間に成り立つ関数だ、と理解したことです。理科系では
完全に一般的です
の部分がどう理系的なのか話しました。参加者の1人からシステム工学が例に上がり、時間ごとに変化していくが、その変化の仕方が関数や行列などで一定で表せている状態の時に一定の構造の下にあると言えるのでは?という意見が出ました。
その点で
捏ねた粘土で何 を作っても穴を開けない限り、位相的性質=構造は、変わらない
という一説は穴が開くという境界条件に変化気ない限り、粘土の延性により粘土が伸び縮みするだけで、マクロに見ると構造は変わらないと言えることと高いでしょう。
また、本文ではこのような関数的な構造を超えて、構造と過程がループするという構造の形のあり方が提起されていることを皆さんで確認しました。構造と過程がループするとはとても分かりにくいですが、具体例を考えながら議論が進みました。音楽におけるクラシックの中の『運命』やトランプとバイデンの例が出ていました。
社会システムは、二重の選択性をもたらす意味の機能を含めて、ありとあらゆる局面で、 「選択に論理的に先行する選択」としての構造の機能を用います。それを幾重にも積み上 げることで、さもなければ達成できない、ありそうもない複雑性の縮減を実現する
とあることから、完全な理解は次の章である「二重の選択制とは何か?」を読んではっきりわかる可能性が高いことが指摘されたので次週に乞うご期待という形になりました。
他にも構造について構造=条件プログラム的なものではないか?といった指摘や無限ループを続けていくと現実的でないところまでいくのではという話題も出ていました。
アンケートや次回に向けて
最後に今回の感想です。
・めちゃくちゃ難しいけど驚くほど楽しい…毎度企画設営していただいて本当にありがとうございます…!
・構造について考えられてよかった。メンバーも連続で来てくれてうれしい
・二重の選択性がようやくおそらくわかった! 宮台先生が瞬間恋愛や性愛の素晴らしさで、無数の事象がありえたのにこうなった奇跡性みたいなのをあげられてて、???となってたのですが、そういうことかー!となりました。
・構造と選択、過程、まだ完全には理解できてないですね…
・構造とは社会という網目を維持する機能 システム理論はあくまでもモデル?
・毎回超楽しいです!!!今回もありがとうございました!!次回も楽しみににしております!!!!!
まだまだ手探りの部分も多いですが、好意的なコメントどうもありがとうございます😊
次回は20日水曜日です〜