籠・諸国漫遊記20-21(27)(2021/1/31)
首都圏などに発出されている緊急事態宣言の延長が正式に決まり、先行きの不透明感が続くといいましょうか、なんかこうもやもやしたまま日常が過ぎていくなぁと感じる昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
所々あるかと思いますが、私のスタンスは「試合があればそこに行く。見たいと思った試合の会場に万難を排して赴く」と言うスタンスなのであれですけども、そうではない方とか、所属から止められていたりとか、色々だと思うんですけど、そういう方には色々と辛い状態、ですよね。
兎にも角にも疫病退散を願うしか出来ないですし、試合が無事に行われることを祈るしか出来ずで。ただ、そんな中だからこそ、自分が見てきたシーン、開場の空気感、会場に行かないとわからない状況なんかをざっくりとでも伝えていけたらいいなと。
怪しいフィルターを通しているかもしれませんけど、現場の空気感が少しでも伝わりますように、現場で頑張っている皆さんの心意気が伝わりますようにと今日も書いていきましょう。
■試合情報
第19節(GAME2)
サンロッカーズ渋谷 62-67 宇都宮ブレックス
大田区総合体育館
■移動手段
前日がタイムクロックトラブルで20分に渡って時間が止まるなど色々とありまして、家に帰ってきたのがナイトゲームに近い時間。そのためさっくりとレッドサンダー・京浜急行電鉄様で横浜から京急蒲田へ。
快特でもエアポート急行でもすべての種別で京急蒲田には停車するので、横浜駅周辺から見ると、大田区総合体育館は隣の市のとどろきアリーナや同じ市内の横浜国際プールと比較しても、大田区総合体育館はアクセスが楽なので気持ち的に行きやすいんですよね。
※横浜駅からの運賃比較(IC運賃)
※横浜市営地下鉄・北山田(横浜国際プール最寄り) ¥335
※武蔵小杉経由とどろきアリーナ前(東急東横線+川崎市営バス) ¥430
※京急蒲田(大田区総合体育館最寄り) ¥243
■man of the match(サンロッカーズ渋谷)
この日の個人的なmonは関野剛平選手でしょうか。
関野選手を初めて見たのはレバンガ北海道所属時代。その時からオンコートの動きやベンチでの動きにグッと来ていたんですけど、この日はそのガードの硬さをどう絵に残していくかというのを考えていた気がします。
開幕当初のワイルドな雰囲気ではなく、今のスタイルがとてもらしくて好きだなと。あとはもう肌の焼け具合と動きなどから脳内でサンロッカーズ渋谷の選手だし、イメージ的に関野選手は江戸の黒豹だなぁとかふと思い。
もともとの印象が、猫系だったってのもあるんですけど、ボールを狙いすましてスティールしていく姿は猫科のそれ。絵的にそのイメージをどう出そうかと頭に浮かべていました。
■man of the match(宇都宮ブレックス)
宇都宮ブレックスサイドのmonはテーブス海選手。
色々と聞こえてきていた「宇都宮ブレックスのテーブス海選手はすごい」という話。ホーム&ビジターでこの節が宇都宮ブレックスの試合を見る初めてだったですけど、たしかにその存在感は唸るものが有りましたし、そこまではとっぷり情報を追いかけていないすごいと。
スピード感とか攻守ともに魅せるエグい動きとか、ファインダー越しに見て残して、とにかく楽しいなと感じる選手といいましょうか、1プレー1プレーに華があるなぁと。
将来的にどんな選手になるのか、どこまで突き抜けていくのか……。ほんと、将来的に「テーブス海選手、前に撮ってるんだよねー」って、プロ野球で言うところの大谷翔平選手とかダルビッシュ有投手のような勢いで言っていきたいですし、そんな選手になっていくんだろうなぁって撮りながら思いました。
■Cheer of the Match
ベンチ側とベンチ向かいをやらかしていた今節ですが、前日見ていた感覚で、これはなんとかなりそうだなという空気感を感じていたので、気は抜かずにという。
そんな中でのCOMは座り位置と立ち位置がびしっとハマったKAHOさんかなと。KAHOさんはホント、撮ってたり見てたりするお客さんに気づくのが早くて、各方面にしっかりと目線を配ってらっしゃるなぁという印象が。
KAHOさんのアクト自体の華やかさってのは間違いないんですけど、主観的ではなく俯瞰的に色々と見たいと思う人なので、それ以外にもアクトへの入りn動きとか、ブースターさんに目線を入れている時の所作だとかで凄さというか、素敵さに気付けるのはちょっと嬉しいですよね。
■Character of the Match
前日の功労熊、サンディーさんはGAME2も絶好調。開場後に場内に登場したあと、前日は行かなかった座席上の方までやってきて、お客さんと距離をとったふれあいを楽しんでいました。
アリーナで色々と魅せているだけじゃなく、判断判断でお客さんと触れ合っていくのが楽しいんだろうなぁと。こちらも前日のタイムクロックトラブルを繋いだ大役をねぎらったり(本熊曰く、20分繋いだった)、その姿がバスケットLIVEでほとんど映っていなかったとか、そんな話ができたのはとても嬉しかったです。
あとはロシター選手との遺恨試合とか、相変わらずエグいダンスとからしさ全開。全部ひっくるめたサンディーさんの楽しさをしっかりと楽しめた二日間でした。
■フックに引っかかった演出曲
これはもう、前日のサンディーさんタイムを見て、二日間同じ楽曲でやらないだろうし、流行り物が大好きなサンディーさんがこの時期にあの曲を外すわけが無いと思っていたんですけど、やっぱりあの曲でした。
サンディーさんのえっぐいダンス力が全開になっていたソロパート。プロ野球から始まり、JリーグにBリーグと様々なスポーツマスコットたちを見て来た私ですけど、サンディーさんのダンス力はそのどこの子よりもキレがあって表現力がすごいなと思っているんですけど、今回もハンパなさ過ぎました。
ただ……サンディーさんは鬼でしたから、退治される側ではないかという疑惑が鬼滅のアレでも(笑)。
■行き来の飲食
時間が若干タイトだったので、お昼ごはん的に京急蒲田駅前の日高屋でW餃子定食を食べていたお昼。レモン汁をつけていただくバジル餃子とノーマルとの二種でいただいたんですけど、ミチっとした食感がツボで。塩分を控えていきたい状況ではあるので、醤油じゃない、レモン汁でと言うのはありがたかったです。
・龍王
道中か会場でワイヤレスのイヤホンを無くしてしまい、会場で探していただいたりお昼ごはんを食べた日高屋さんで聞いてみても見つからず、これはいけないと急遽横浜で降りて、代替のワイヤレスイヤホン(Jabra Elite 75t)を購入、そのまま夕飯をということで、横浜駅相鉄口近くにあるよく行くお店、龍王でチャーハンを。
ちょっとしっかりと食べたかったので、大盛り代100円をプラスしてこの盛り。いつもは季節ごとなどで変わる丼ものメニュー(現在は焼肉丼)をお願いするのですが、この日はチャーハンな気分でいっぱい。久々に食べましたけど、パラパラとしっとりの真ん中ぐらいの状態で、具材はシンプルになスタイル。
たまにお店のチャーハンもよいものなのです。
■締めとして
久々に同一カードのGAME1、GAME2を見るという流れだったんですけど、試合自体も前日の反省を踏まえて修正してくるポイントもあるのかなと感じたり、演者さん自体も初日とは楽曲とか流れを変えて魅せていくんだなと言うのが今回の印象でしょうか。
様々なアリーナで何をやっているのかというのを広く見ていきたい人なので、土曜日と日曜日を別のアリーナで過ごすことが多いんですけど、GAME1と2をしっかりと見ることで要所を掴むこともあるなぁと改めて思いましたけど、そのチームのブースターさんならこの辺は良くあることというか、日常なんだろうなぁと。
ある意味、常に初陣というか、基本は一発勝負で観戦してますけど、撮ると言う一点だけを考えたら、土日共に同じアリーナで、演出に変化をつけないチームとかだったら、初日に全体像を掴むような位置で見た後に二日目に本番というのがいいのかな、なんて思ったりも。
あとはまとめた形で演出面を見ていて、チアさんのオープニングアクトがなかったり、ハーフタイムはブースターさん参加企画だったり、先日おじゃました三遠ネオフェニックスさんのホームの流れとあまり変わらないのに、もっと演出があってもいいのにとそんなには感じなかったのは、なんだろうと考えたんですが、たぶんサンディーさんがのっけから出ずっぱりだってのはあるんだろうなと思うわけで。
アップから選手登場、オープニングまでは基本ノンストップ。その後一旦戻ってから前半のサンディーさんメインの時間からハーフタイムまでは出ずっぱり。後半も一息ついてからほぼ出て、コートサイドで何かしてると、常に何か動いているという印象が。
改めてサンロッカーズ渋谷の演出の中における、サンディーさんのウェイトの重さを感じました。
試合自体は宇都宮ブレックスさんが前日の借りを返して勝ちを拾う展開でしたけど、サンロッカーズ渋谷さんもしっかりと食らいついていましたし、最終的に5点差でケリが付いている状態ですから、最後の最後まで緊張感があるような、そんな展開で。
ある意味で真ん中のスタンスで試合を見ている状況ではあるんですけど、こう言う最後の最後まで決まるか決まらないかハラハラするという展開は見ていてホントに楽しいですし、戦術とか戦略とかそこまで詳しくなくてもドキドキできるなと。
ホントはもっと展開とか色々を頭に入れていた方がいいかなと思うんですけど、Bリーグ観戦4シーズン目にして何となくこう動くかなとかああ動くかなって予測を立てられるぐらいで、しっかりとした分析とかはちゃんと出来る方の文章を読んで、そういうことなのかと後から思うぐらい。
全部が全部とか、まず間違いなく自分には無理なので、まずは目先のプレーを見逃さないで、しっかりと追って行けたらなと、そんなことを感じた二日間でした。
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