籠・諸国漫遊記21-22(4)(2021/10/10)
観戦数を考えると、週2本のテキスト更新をバキッと確定させたいんですけど、やりたいことしたいことと伝えたいことの間で揺れる昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
自分自身の備忘録と思い出残し、せっかく撮った写真を見て、なんかおもしろそうだなぁーとか、行ってみようかなーって思って貰おうとか、面白いところで飯食ってますねと笑っていただこうという意図で書いている記事なので、マイペースでやればいいんでしょうけども、止めるとほんとにサボってしまうので、なんとか続けていくことを目標にしつつ、つらつらやっていこうかしらと。
とりあえず、自分用に近いのは記憶の補助という面とともにタイトな旅程なときに宿泊地まで何時に着いたのかっていう情報を記録しておくことで次のシーズンに活かしたいというのがあるので、しっかりとやっていきたいと思っています。
実際に同じ観戦予定があって、移動時間の確認と泊地をどこにしたらいいのかと言うのを参考に出来たので実際に使えているんですけど、GAME1,GAME2を同じカードで見る人にはあまり有益な情報ではないかもしれませんけども……。
(移動の手段とその行程にという意味で)本気の観戦行はこんな塩梅だとニヤニヤしていただければ幸いです。
■試合情報
第2節 GAME2
三遠ネオフェニックス 85-82 新潟アルビレックスBB
浜松アリーナ
※詳細スコア
■移動手段
ウィングアリーナ刈谷からは国道23号線のバイパスを使って東進。バイパス区間の終わりで一旦は国道1号線に戻るんですけど、その際にちょっと戻って豊川市と岡崎市の境にあるセルフ音羽インタートラックステーションSS(株式会社うかいや)で給油。
ギリギリで往復できそうな燃費の愛車なんですけども、先回りで給油しておきたかったのと、ちょっと汚れているところにウィングアリーナ刈谷の臨時駐車場で砂が乗って洗車したかったというもの、空気圧チェックもちょっとしたかったのでと。
行きの行程でぼんやり外を見ながらお邪魔したところが神奈川県スタートで国道1号線界隈で一番安く。会員やプリカではない状態でレギュラーが1リッター145円というのはここ最近のガソリン代で行くとめちゃくちゃ安く感じました。
ガソリンを入れたあとは再び国道23号線のバイパス経由で浜松を目指し、渋滞もなくサクサク進んだあとは浜松市内のSEIYUでお夕飯を買い、宿でゆっくりでした。
宿から浜松アリーナは3分程度だったので、朝はゆるっゆる。試合終了後も浜松から神奈川に戻るというと精神的な近さが愛知県内からというイメージとはちょっと違うのでさっくりと。
東名・新東名の集中工事の影響もあり、国道246号線周りではなく、伊豆縦貫道から箱根の山を越え、箱根新道を下って西湘バイパスを経由してというルートで相模原まで戻ったんですけど、同乗者いない状態で山坂道を走るのは楽しいなと、ウッキウキで運転ましたけど、このあたりはただただ運転が好き、なんでしょうね(笑)。
とりあえずイメージ的に刈谷から豊橋で一時間、豊橋から浜松で一時間……以降も浜松静岡、静岡沼津、沼津小田原、小田原相模原と一時間ぐらいで見ると一般道での移動目安になるかなと思います。
■man of the match(三遠ネオフェニックス)
三遠ネオフェニックスのmonは今シーズン、サンロッカーズ渋谷から移籍の山内盛久選手。
山内選手はもうサンロッカーズ渋谷時代から撮るのが好きな選手で、この日も撮れるのがほんとに楽しみで。
アップのときからオンコート時、ベンチに居るときも一切油断が出来ないといいましょうか何かしら面白いことをやっている印象しか無く、その勢いは新天地である三遠ネオフェニックスでも一切変わりがない、ブレのないところを見せつけていました。
monな写真はプレイタイムの写真でないのが申し訳ないんですけど、全選手登場時に先んじて登場した山内選手が個々の選手に細かく動きを合わせて魅せていく中、こちらも今シーズンから三遠ネオフェニックスに移籍した田渡凌選手(前・広島ドラゴンフライズ)とハイタッチスルーからのジャンピングハイタッチという、そんな姿。ほんとむちゃくちゃいい飛びしていますよね。
あと、プレイタイムもらしさ全開で、ニッコニコな表情からスッと変わる瞬間とか、ねちっこいガードとかファインダー越しに追いかけていて、本当にワクワクしていました。
ベンチでのワチャワチャが撮れなかったので、次回お邪魔したときはそのあたりを意識して残していきたいですね。
■man of the match(新潟アルビレックスBB)
新潟アルビレックスBBのmonは今シーズン、アースフレンズ東京Zから移籍した綿貫瞬選手を。
Bリーグ観戦も17-18シーズン途中の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと三遠ネオフェニックスの試合を皮切りに4シーズン目を数えてきて、前シーズンに撮った選手が別のチームで活躍してという流れも多くなってきたんですけど、綿貫瞬選手はアースフレンズ東京Z所属時の昨シーズンは本当によく見て撮っていたので、改めてB1の舞台で躍動している姿を取るのは楽しくもあり不思議な気持ちにもなっていました。
よくよく思い出せば、ギリギリ綿貫選手の京都時代も残しているんですけど、去年の印象と眼の前の印象を脳内で比較しながら撮るというシチュエーションは楽しくて……とまぁ、このあたりは単一ではない箱の人、流しの観戦者が故なのかなぁと。チームを軸に見ている人だとまたそのあたりはちょっと違うかもですけどね。
バスケだと選手の移籍も多いので選手とともに通うアリーナが変わる、というファンの皆さんも結構いらっしゃる印象ですけど、競技によって考え方の差が出るなぁと言う印象が。
それはそれとして、綿貫選手は昨シーズン、置かれた試合の劣勢をどう変えるかというのに相当苦心してプレーしているのかなという風に見えていましたけど、今回はチームのピースとしてどう役割を果たすかというのにまっすぐ向かっているような、そんな印象を受けました。
昨シーズンも今シーズンも綿貫選手には変わりないんですけど、見続けること、残し続けることは重要なんだなとプレーを見て思いました。
■Cheer of the Match
三遠ネオフェニックスのチアチームはFire Girlsさんたち。昨シーズンも何度かアクトを魅せていただきましたけど、今シーズンは衣装も変わり、さらに華やかさが増したかなぁと思いました。
そんな中のCOMはMikiさん……で合ってますでしょうか。
ヒョイッとお邪魔するチームの皆さんの顔と名前が一致しないのは自身の加齢による記憶のあやふやさはありますけど、それよりもシーズンイン前に大体撮影が終わってWebにアップされている宣材写真と実際のフィールドでやってらっしゃる姿のすり合わせが出来ないのでむっちゃ不安なんすよね。
このあたりはぜひSNSとかをバキッと使っていただいて、メンバーさんの顔と名前をブースターさんに知らしめていってほしいなぁと。
基本広く撮りつつ、皆さんのフォーメーションと立ち位置で縦位置で切り取っていきましょうとやっていくんですけども、タイミングがバキッと合って、オンカメっぽく残せたかなぁと。
これはもう巡り合わせでしかないんですけど、何回か行けるなら座席位置を変えながら残していくのがいいのかしらと。
■Character of the Match
三遠ネオフェニックスのマスコットはダンカーさんとアリーちゃんのふたりなのですが、今回も……アリーちゃんは……家で……おやすみ……(ダンカーさん・談(笑))。
この日は一般開場の時間にFire Girlsさんたちとともにお客さんを迎え、その後、浜名湖競艇の皆さんのブースにご挨拶という流れ。
競艇の皆さんのイベント参加というと、結構大掛かりな印象を受けるんですけど、この日もボートの実物、VRボートレースが出来る機材等々、しっかりと設営されていましたけど、設置されているボートに乗り込むと収まりが良すぎたのか、ものすごくくつろいでらっしゃいました。
その後はオープニングとFire Girlsさんと一緒のアクトが1セクションという出番。ここは昨シーズン同様ではあるみたいですけど、ダンカーさんもFire Girlsさんたちとのアクトを見ている限り、やればできそうなのに出番がないのはもったいないよなぁと言うのは、ちょっと残念かなと。
キャラクターはチームろファンを結ぶ重要なファクター。お客さんの前にいるだけでも結構成立しますし、年明けぐらいにやってくるであろう選挙戦を考えても出番増を検討するのはアリ、何じゃないかなって思います。
■フックに引っかかった演出曲
昨シーズンお邪魔したときにグッと来た「紅蓮華/LiSA」や「Shut Up and Dance/Walk the Moon」も使いつつ、新曲も入れてというタイムアウトだったFire Girlsさんたち。
そのバランスは素敵だなぁと感じつつ、今回刺さったのはダンカーさんとのコラボセクションの曲でした。
Shining One/BE:FIRST
洋楽と邦楽のバランスがしっくり来る三遠ネオフェニックスさんの演出曲ですけども、比較的新し目の曲もしっかりと使ってくる印象は昨シーズン同様で。
ダンカーさんの見せ場の曲ということで、Fire Girlsさんたちだけではなく、ダンカーさんもしっかりと踊っていたんですけど、そのアクトを見れば見るほど、もっと出番が欲しいなと思うわけで。
個人的にダンカーさんにはアクロバットもしっかり入れてほしかった(この日は前回りなし(笑))ですけど、その分エアラップを魅せていたのでそれはそれでしっかり残せていたので良かったです。
■行き来の飲食
浜松でなんとなくピンとくるお店がなかったので、帰宅の流れに沼津のお店を組み込みつつ、今回は3月末にベルテックス静岡戦の帰りにお邪魔して以来になる沼津の名店、空海さんにお邪魔してきました。
盛りがかなりいい塩梅でお値段はお値打ち、味もしっくり、大将の個性が楽しい、沼津バイパスから到達しやすいというポイントを思い出して、昨今の情勢的に20時閉店だったので、間に合うかどうか微妙でしたけども、浜松から大体2時間程度(夕方の渋滞込)で向かっていました。
なんとか営業時間に間に合って、お昼ごはんすっ飛ばしていたのを踏まえつつ、注文したのはこちら。
焼肉丼大盛り(9億2千万円(店内価格。日本円で920円))であります。
3月末の来訪時にはご飯おかわりし放題で肉の下にキャベツがつく焼肉定食を頂いたので、今回は一番人気の焼肉丼鬼盛りを行くかと一瞬思ったのですが、日和って大盛りに。
7時半頃の食事だというのもありますし、なにがあるかわからないのが空海さんだと思っているので、大盛りにしていたんですけど、正解だったようです。
着丼とともに大将が「俺の夕飯の玉子入れといた」とささやきつつ、野菜たっぷり玉子スープをどんぶりいっぱいに入れたものを置いてくださいまして、これは鬼にしなくて正解だったなと。
見ていただいて分かる通り、焼肉は豚バラ肉と玉ねぎを甘辛く焼き上げた、町中華の焼肉系で間違いのない味。その焼肉がオンザライスされていれば、勝利は約束されていると言っても過言ではないかもしれません。
次回は鬼盛りトライを決行するか、定食メニューにするか悩ましいですけども、チャーハンも美味しそうだったんすよね。
■締めとして
昨シーズンは豊橋市総合体育館での試合を2試合ほど観戦させていただいた三遠ネオフェニックスさん。三河と遠江で三遠と、浜松での試合も見てみたいなぁと思っていたところで、開幕節が浜松アリーナ開催なのに気づき、前日の刈谷も含めて行けるぞと観戦計画を立てていました。
初めての球場やアリーナは外周をクルッと回って雰囲気を見たりするのが好きなんですけど、駅からはちょっとあるものの、セブンイレブンが近くにあり、ケータリングの設営が終わるまでのつなぎや朝のコーヒーを買うのにちょうどよくて。
併設の有料駐車場(1回200円)の広さと止めやすさなんかを見ても、このあたりは車文化なんだよなぁというのを改めて感じたんですけど、電車からのバスの乗り継ぎを想定しも浜松駅から浜松アリーナまではバスで15分程度なので、豊橋市総合体育館よりも到達難易度が低く、行きやすいアリーナだと思いました。
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演出面は昨年を踏襲しつつ、しっかりと進化していることが嬉しくて。
オープニングの流れとかキャラクター、ダンカーさんの登場頻度なんかは昨年同様でしたけど、Fire Girlsさんたちの衣装変更やタイムアウトの曲で昨シーズンとは違う曲を入れてきたり、なんていうチアさん方面の演出の違いは嬉しいポイントでした。
あと、たまたまのめぐり合わせでぐっときてたのは、ウェルカムアクトの皆さんが使っていた曲がプロ野球の方のスポーツエンターテイメント、チアさんもすごいんだなぁって感じた頃にアクトとともに触れた曲だったのと、この日のハーフタイムアクト「Dance Crew .viv. with Fire Girlsコラボパフォーマンス」で男性ダンサーさんを撮れたこと、でしょうか。
前者はG-Slide (Tour Bus)/Lil Mamaで、これは2009年頃に中日ドラゴンズさんのチアドラゴンズさんたちが使っていて、イントロが流れた時点でちょっと懐かしい気持ちに。ある意味、最初の一歩の頃の楽曲だったので、背筋がピンと伸びました。
後者は中々男性ダンサーさんを撮るシチュエーションがないので、Dance Crew .viv.さんたちの動きを撮るのがほんとに楽しく。今は中々レギュラーで踊る方の男性演者さんが少ないですけど、将来的にはどこのチームにも男性の演者さんが、なんて時代が来るかもしれませんし、そうなったら更に演出の幅が広がって面白いかもなぁと思いました。
あとは三遠ネオフェニックスさんのホームゲームにお邪魔するごとに書いていますけども、出せば出来る子ダンカーさんの出番がもっとあったらなぁと言うのは今回も感じました。
タイムアウト時の曲チョイスがランダムなようで中々難しいかもですけど、Fire Girlsさんとの曲をもうちょっと増やして、バキッと魅せていってもいいんじゃないかなって思いますし、アップのときにコートをウロウロしてもいいと思うんですよね。しろくまのところできっちりキャラ慣れしている面々もいますし、いい感じにいじってくれるはずだと。
出番と選手との絡みを増やしていけば、広く知られるきっかけが増えるはずだと思うので、ぜひそのあたりをダンカーさんに限らず、皆さん攻めて行ってほしいなと。
あと……アリーちゃんに会いたいです……。
開幕節なのでちょっと期待してましたけど、今回も会えず……。
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っと、むっちゃ余談ですが、スポーツ・エンターテイメントに触れていく中で、キャラだけじゃなくチアさんもすごいんだなぁって思った、当時のチアドラゴンズ……覚えている方は長く見てらっしゃるなと、同時期からですねと思ってしまう可児千裕さん(ドアラさんのバク転リカバリーの……で思い出される方もいらっしゃるかしら。アクロバットだけじゃなくてダンスがかっこよかったんですよね)がチアドラゴンズ卒業後、bjリーグ時代の三遠ネオフェニックス(当時は浜松・東三河フェニックス)のFire Girlsに所属されてというお話(12-13シーズン)を実は名古屋のおともだちから伺っていて、そんな中で可児ちゃんがチアドラ現役当時の曲、G-Slide (Tour Bus)/Lil Mamaを聞いて、ハッとしたという部分もあります。
当時は足を運べなかったんですけど、その頃からバスケに傾いてたら、また違った風景を見ていたかもしれません(笑)。
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試合は入りで三遠ネオフェニックスさんが優勢も中盤はお互いに譲らず、第4Qでお互いがお互いの意地を見せつけ合いという熱い展開。空調ちょっと弱めなんじゃない? って勘違いしてしまうレベルでヒートアップしていた試合で、この状況でも漏れてしまう声というのが仕方ないよねと思うような、そんな展開でした。
三遠地区でも多く在住在勤されていて、この日も多く来場されていたフィリピンの皆さんが本当に熱く見守っていた三遠ネオフェニックスのサーディ・ラベナ選手と新潟アルビレックスBBのコービー・パラス選手のマッチアップは特にグッと来ました。
熱い競り合いの末、最終的には三遠ネオフェニックスさんが浜松で久々の勝利を掴むんですけど、最後にラベナ選手とパラス選手がハグしているシーンを見て、プレイシーンもだけどこういうシーンもしっかりと残していきたいなぁと思いました。
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とりあえず、オープニングの暗転シーンをもう一度残したいなと思ったので、今度は豊橋総合体育館にお邪魔できたらいいなと観戦予定をちょっと組み替えたので、今シーズン中にまたお邪魔させていただきますね。
そのときはアリーちゃんに会えますかね……どうでしょうかねぇ……(笑)。
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さて、次回は今シーズンもおそらく一番多く見るチーム、アースフレンズ東京Zさんのホーム開幕節をGAME1、GAME2としっかり見てきます。
NEXT GAME
第3節 GAME1
アースフレンズ東京Z - 仙台89ERS
大田区総合体育館
昨シーズンはBOKURAさんのマッチデーで観戦投了したアースフレンズ東京Zさんの試合。今シーズンの演出がどんな感じになるのか……今からほんとに楽しみ。ワクワクしながら大田区総合体育館に向かいたいと思います。