籠・諸国漫遊記21-22(20)(2021/12/18)
諸々年末年始の試合開始時間やチケット発売が一段落して、宿の手配やら糧食確保予定だとかもほぼ目星をつけて、後は元気に移動と観戦と撮影をという昨今ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
二週連続で近畿圏と中部圏を巡ってという流れできているんですけど、徐々に終盤、危うく寝過ごしそうなってパターンもあったりするので、ちょっとこう気合を入れ直していきたいなと思っております。
来週末は18きっぷ使用なしのおとなしい行程なんですけども、年末年始から年明け三連休の行程のために体調を整えていかねば、です。
■試合情報
第12節 GAME1
京都ハンナリーズ 79-72 レバンガ北海道
京都市体育館
※詳細スコア
■移動手段
乗車列車は先週のウカルちゃんアリーナ行きとほぼ変わらずでした。
相模線 上り始発 578F
(出発) - 茅ヶ崎 6:09
東海道線 沼津行き 321M
茅ヶ崎 6:15 - 沼津 7:27
東海道線 ホームライナー静岡31号 静岡行き 5371M
沼津 7:30 - 静岡 8:16 ※ライナー料金 330円
東海道線 浜松行き 737M
静岡 8:18 - 浜松 9:33
東海道線 特別快速 大垣行き 5117F
浜松 9:43 - 豊橋 10:18
東海道線 新快速 大垣行き 5319F
豊橋 10:32 -大垣 12:02
東海道線 米原行き 3215F
大垣 12:12 - 米原 12:46
東海道線(琵琶湖線・神戸線) 新快速 姫路行き 3467M
米原 12:50 - 京都 13:45
山陰本線(嵯峨野線) 普通 亀岡行き
京都 13:53 - 円町 14:02
新快速早いと言うか、途中で快速に乗り換えた膳所と京都であまり時間が変わっていない(膳所着13:41、京都着13:45)のが関東人からすると新鮮でした。
京都では開場時間までかなり余裕があったんですけど、どこもかしこもランチの昼営業が終わってしまう時間帯。糧食の確保を最優先に、夜の食事も最悪カバーできるところとか、そんな感じの場所を探して動いていました。
試合終了後は宿のある名古屋市営地下鉄東山線の伏見まで移動する必要があったので、京都-名古屋泊-豊橋というルートをたどった4月頭の行程を踏襲する予定だったのですが、オーバータイムの影響もあり、西京極発20:30は無理と判断。
これは仕方ないやと一息つきながら、宿に到着が遅れる予定だと連絡を入れて、西京極に向かっていました。
阪急京都線 準急 京都河原町行き
西京極 20:46 - 烏丸 20:52
京都市営地下鉄 烏丸線 竹田行き
四条(京都市営) 20:55 - 京都 20:59
四条到着時に乗り換え口を確認して、京都駅で時間がかからないように合わせていたんですけども、地下鉄からJRの地下東口が予想以上に近く、これってもしかして当初の予定だった21:01の長浜行き間に合わないかな? と、ちょっと急ぎ足で歩いたら……間に合っちゃいまして。
琵琶湖線(東海道線) 新快速 長浜行き
京都 21:01 - 米原 21:58
普通に歩いて間に合いましたけども、この乗り継ぎはあんまりおすすめできず。列車の乗り換えは余裕を持って、ですね。
東海道線 新快速 豊橋行き
米原 22:07 - 名古屋 23:14
名古屋地下鉄 東山線 藤が丘行
名古屋 23:27 - 栄 23:30
とりあえず、発車間際に新快速に乗り込んでいましたが、草津までは結構混んでいて、そこからは余裕という印象。今回は南草津で座れたのは疲れた体的に大変ありがたかったです。
******
2021冬青春18きっぷの旅
総乗車距離 1584.4km
三枚目で1500kmを越えておりまして、乗車料金的にはボーナスタイム(発売額の12050円を越えていますので、これからは乗るだけお得)に突入しているのですが、年末の旅の前にもう一枚購入する必要があるのを忘れないようにしたいです。
■man of the match(京都ハンナリーズ)
京都ハンナリーズのmonは鈴木達也選手で。
11月中頃、今シーズン初の枇杷島行きのお話の中で笹山貴哉選手をmonとしてピックアップしましたけど、試合楽しいってなったBリーグはじめましての試合が名古屋-三遠で、その日の試合で三遠ネオフェニックスサイドの選手は鈴木達也選手の動きと筋肉が気になりまして。
その辺のくだりははじめましての豊橋になった2021/1/24のまとめにも書いているんですけど、長らく在籍した三遠ネオフェニックスを離れ、京都ハンナリーズに在籍した今シーズン、どんな姿が残せるのかワクワクしていました。
フェニックスレッドから浅葱色に変わったユニフォームでもその強さとか激しさってのは全く変わらず、元チームメイトの寺園選手とのマッチアップだとか、橋本選手とのマッチアップだとか、ほんとにドッキドキしながら撮っていました。
そんな鈴木選手ですけど、連敗の長いトンネルを越えた開放感と色々がないまぜになっているセレモニー中の姿にはなんかこうぐっとくるものがあったりしまして。
立ち位置もあったんだと思うんですけど、はんニャリンさんにもたれかかっている姿は解き放たれている感がものすごくて。キャラクターと選手を絡めた写真というのを残すのが好きな私ですけど、このカットがこの日一番好きな絵だったかもしれません。
■man of the match(レバンガ北海道)
レバンガ北海道のmonは橋本竜馬選手を。
橋本選手を知った最初は、初めてお邪魔したウィングアリーナ刈谷、シーホース三河時代でした。
ただ、今に比べると、会場に行って絵を残すことだけで精一杯だった頃ですから、改めてその日のスコアを確認すると、後に越谷でキャッキャキャッキャと撮ることになるアイザック・バッツ選手が普通に三河にいたり後で気づくことは多いです。
そんなきっかけだった橋本選手ですけど、琉球時代はあまり試合を見られなかったんですが、レバンガ北海道に移籍してからプレーをじっくり見て、その熱量にやられていました。
この日もチームを鼓舞する姿、ギリギリを攻めていくプレー、前述の鈴木選手とのマッチアップ等々、熱いシーンが随所に見られまして、今シーズンレバンガ北海道さんの試合を見るのは初めてだったんですけど、やっぱり撮ってて楽しかったです。
バスケットボール選手としては円熟味を迎える年齢なのかなとか思うんですけど、オンコート時もベンチに居るときも等しく熱い橋本選手の姿はもっともっと残していきたいなぁって思いました。
■Cheer of the Match
京都ハンナリーズのオフィシャルチアダンサーさんははんなりんさんたち。横文字だったりアルファベットだったりすることが多いチアの皆さんですけど、本拠地らしいひらがな表記にちょっとグッと来ますね。
そんなはんなりんさんのCOMは二年目のNo.8、Kurumiさんで。
長くおさないの写真だとか何かしらを見てくださっている皆さんというのは、方向性というか「どんなシチュエーションでも基本は箱」というのをぼんやりと感じていただいているかなと思うんですけど、フォローさせてい頂いている皆さんやRTされた写真を見て、「ライブで拝見したい」とか「自分で撮ってみたい」という気持ちになるんですよね。
Kurumiさんは昨シーズンも見ているはずなんですけど、撮りたいって思ったのは皆さんの絵の力。皆さんの推しの話に興味のフックを刺激され、自分も撮ってきた絵で見てくださった興味のフックを刺激できたらなぁって思います。
改めて撮ったKurumiさんですけど、ほんわかしている中にエッグいキレのアクトを見せてくださったり、ギャップにグッと来るなーっていう印象。あと、個人的な好みで、笑顔全開のときに糸目になる方にグッとくるので、その印象も結構強かったりします。
■Character of the Match
京都ハンナリーズのマスコットはイケネコ、はんニャリンさんであります。
ベルティさんの記事でもリンクを張ったマスコット図鑑にはんニャリンさんも回答しているんですけど、ぼんやりと「なんで京都で猫なのかなぁ」って(早く会場に到着してしまい(笑))開場を待っているときに考えていたんですけど、新選組ベースで考えてしまい、沖田さんの最期の時の猫じゃないよなぁって思ったりしたんですけど、違いますよね(笑)。
※沖田さんと黒猫は子母澤寛氏の「新選組遺聞」での創作と言われていて……と、実はそっち方面も好きなので、京都はもうちょっとゆっくり訪れたい街んです、ホントは。
ウェルカムの時間からサンタコスに身を包んだはんニャリンさんですけども、はんニャリンさんのコスプレは破壊力高いなというのが今年も印象として残りました。
グリーティングの時間だとスタッフさんの細かい仕事……はんニャリンさんのはんニャリンさんもクリスマス衣装に身を包んでらして、こだわりとか愛を感じていました。
あと特筆すべくは後半にはんニャリンさんのソロパートというセクションが今回有りまして、踊れる猫っぷりを見せてつけていました。
昨年のクリスマススペシャルでははんなりんさんとのアクトも見せていたはんニャリンさんなので、踊れることは知っていましたけど、ソロパートはちょっと予想外でして。
今後はもっともっとはんニャリンさんとはんなりんさんのコラボがあったらなぁって、そんな流れがあったら、演出好きにはたまらないだろうなぁって思いながら見ていました。
■フックに引っかかった演出曲
フックに引っかかったのは、そんなはんニャリンさんのソロパートの楽曲でした。
日本ではテレビ東京系で放映されている「しゅつどう! パジャマスク」の本国版で使われている楽曲で……と、この絵柄を見て、どっかで見てると思ったら、土曜の朝にやってるんですね。
お子さんたちがピンときて、大人からしてもちょっとかっこいいよねっていうチョイスはいいセンスだなぁって思いました。
あとは、激しい動きではないんですけど、はんニャリンさんのはんニャリンさんらしさが出てるダンスだなぁって感じたのも印象に残ったポイントでした。
■行き来の飲食
行程の確認でも少し書きましたが、始発で神奈川を出ると、京都到着がちょうど各飲食店の昼営業が終わる頃。余裕があれば、京都二郎とかお邪魔したかったんですが、致し方なし……と、通し営業のお店を探して、京都市体育館方面にあるハイライト食堂の御池店にお邪魔していました。
通し営業のお店を見つけて、ここだって気づいたときには名物の揚げ物に行こうかと思ったんですが、大垣から近江八幡あたりまで雪景色を見ていたのと、円町の駅からお店に向かうまでで冷え切っていたので、もう一つの名物である一人鍋にしました。
今回は豚キムチ鍋定食(ご飯大盛り)にせっかくなのでプラスワンでプチ唐揚げを。
唐揚げはほんのりカレーの風味もあって、いずれ大きいのをいただきたい気持ちに。メインの豚キムチ鍋もいいお出汁にアッツアツの具材が幸せで、寒かった体が一気に温まりました。
なお、シメは……やっぱり雑炊で。プラス100円で中盛りをお願いして、お鍋に投入。余すところなくいただきまして、ただただ幸せでした。
■締めとして
4月以来、今シーズン初めての京都市体育館で、昨シーズン初めてお邪魔したときと同じクリスマス仕様の演出でしたけども、昨シーズンとの魅せ方が違って焦ったオープニングとか、ウェルカムグリーティングが思いっきりしっかりやってらしたりとか、その差異を楽しませていただきました。
ごはん屋さん都合と移動都合もあり、京都市体育館に相当早く着いてしまい、先行待機列の生成もまだの状態というところからスタートしていましたけど、京都の冬の寒さを改めて教えていただいたような感じでした。
結果、一般入場も一番前での待機になり、先行のみなさんがほぼほぼ終わった後、入場口で待機するという状態だったんですけど、場内グッズ売り場近くではんニャリンさんとはんなりんさんのグリーティングが行われているのが見えて、これが先行だけで終わりませんようにと祈る気持ちで開場の16:55を待ち構えていました。
結果的には一般開場後15分程度ははんニャリンさんとはんなりんさんのグリーティングが行われていて、サンタさんでいっぱいというシチュエーションを目の当たりにすることが出来ました。
昨シーズンもこの時期にお邪魔しているんですけど、そのときはウェルカムグリーティングのグの字もなく、座った位置ではんニャリンさんとかを撮っていたので、しっかりとウェルカムをやられているのはただただ嬉しかったです。
しばらくみなさんとお客さんのやりとりを見ながら撮らせていただいていたんですけど、はんニャリンさんもはんなりんさんもお客さんへの反応がステキだったり、お客さんも皆さんを前に笑顔だったり、キャラクターやチアの皆さんはファンとチームをつなぐ重要なファクターだよなぁって、NPBの色々に触れて感じたシチュエーションが別のプロスポーツでも感じることが出来たのは幸せでした。
昨今の情勢でなかなかキャラのみんなやチアのみなさんがお客さんとっていうシチュエーションが限られているとは思いますし、アリーナ都合球場都合その他諸々でそもそもウェルカムグリ自体をやっていないチームもありますけど、ファインダー越しだったり、距離をとったりというシチュエーションでも、相対すことが出来るのは本当にありがたいなと思いました。
オープニングの流れは一応、前日にバスケットライブで確認できていたので、そこまでは慌てなかったんですけど、ホームとビジターのベンチ位置が入れ変わっていたので、そこでちょっと感覚を掴むまでブランクがあったのと、全選手登場の流れとかが初見だったのでドキドキしたのは確か。
個人的には新選組イメージを思いっきり推していた昨年のオープニングの印象が強くて、今年の版が多少あっさりしているなーって感じたのと、オープニングのセクションではんなりんさんたちの立ち位置が固定になっていたのがちょっと気になったかなと。
選手と演者、両方ともが主役のオープニングとかスターティングファイブのシーンでは演者にもセンターをって思いがある人なので、そこはもう一段ギアを上げて見せて欲しいなぁって感じましたけど、二階席からトータルで見るとまた印象が変わるのかなぁってのと、ひな壇最後列からであれば、個々は難しくても情景は伝わるかなと。
シチュエーション的に寄って残したいとか、フレームいっぱいにってなら、最前列のシアーズシートかひな壇のセンターからビジター側のほうがいいのかなとかのイメージをしながら、ホーム寄りのひな壇上の方で見て撮っていました。
試合自体はオーバータイムにもつれ込む大熱戦で、今シーズンなかなか調子の上がらない京都さんがホームで見せた意地と新体制となった今シーズン、大物食いを魅せる北海道さんのぶつかり合いに両チームのブースターさんたちが熱く燃え上がっていた(ただし声は出さない)かなと。
前半は北海道さんがとったものの、第3Qで京都さんが北海道さんを抑えつつ加点、第4Qはもうお互いがお互い共にぶつかりあって、開場前あれほど寒い寒いと思っていた京都が本当に熱く燃え上がっていました。
momにあげた鈴木達也選手が試合終了後、全力を出し切っていたのか、ぐったりしている姿があったり、その姿を心配そうに見守るはんニャリンさんがステキだったりと、久々の勝利にだから見られる光景を残せたのはめぐり合わせ的に幸せでした。
ただ、その熱量にあてられてか、目の前のブースターさんが終始前のめり、終盤の競った時間帯には両手を大きくガッツポーズ、最終的な勝利シーンでは立ち上がってらっしゃいまして……。
応援しているチームの久々の勝利というシチュエーションで、気持ちは痛いほどわかりますけど、常日頃機材で視界を遮られるので……やら、どなた様にも等しい観戦環境を……やら、機材全長がとか色々と言われることの多いカメラの民的といいましょうか、撮る人も撮らない人も応援する人も見守る人も座席後ろのお客さんのこともちょっと頭に入れておきたいなと、反面教師的に思いました。
翌日の豊橋では浅く座って背中をハリセンなどの荷物置き場的にやってらっしゃる方がいらっしゃるシーンとかを見ていて、座席の大きさ等々色々あるとは思いますけど、座席では前のめりにならない、背中を背あてにつけるってのを観戦ルールに盛り込んで欲しいよなぁと思うんですけど、どうでしょうね。
とまぁ、座席ガチャに外れたかなって言う思いはありますけど、光量的にアップのときは若干暗いかなと感じつつ、アクトやオープニングでは十分で。
暗転演出があってもそこまで癖が強くないので、ある程度経験があればなんとかなりそうなので、選手を撮る向きにもチアさんやキャラクターメインで撮りたい向きにも京都さんのホームは楽しいと言い切っていいと思います。
うちの柱的な話で言えば、キャラさんとチアさんですけど、はんニャリンさんもはんなりんさんたちも魅せ方がほんと楽しいので、そのあたりも注目してほしいです。
はんニャリンさんはパッと見のラブリーさとときおり見せるイケネコ感がくせになるなと。可愛いだけじゃあない、かっこいい姿を見つけると、なんか嬉しくなっていましたが、ポーズが若干年代を感じさせるのもちょっとツボでした。
はんなりんさんたちのアクトのスピード感とキレ、あとはチーム名にもなっている「はんなり」さを感じる佇まいをどう残すかっていうのを頭に置きながらやっていたんですけど、うまくいきましたかね。
……っと、試合中にお友達から教えてもらったんですけど、はんなりん21-22のメンバーに元NPB組がいらっしゃると(03RIKAさん)。
色々とハイブリッドで遊ばせていただいていると、こういうパターンも増えてくるなぁと楽しくもあり、いつかよく知ってる面々が……ってのはすでに某チームであったりもしますけど(笑)、背筋伸ばして遊んでいけたらなって思います。
******
Next Game
第12節 GAME2
三遠ネオフェニックス - 大阪エヴェッサ
豊橋市総合体育館
昨シーズン、2021年4月の行程と同じく、京都の後は名古屋で一泊しつつ、豊橋へ。浜松アリーナで見た色々を下敷きに豊橋のアリーナでどんなクリスマス風景が見えるのかワクワクしながら向かっておりました。