よりぬき籠球観戦記22-23、各地の美味いもの(2月(2))
プロ野球は両リーグ共に優勝チームが決まりまして。セントラル・リーグはストロングスタイルで盤石感を出していった阪神タイガースさん、パシフィック・リーグは育てた芽がしっかりと花開いて他の追随を許さなかったオリックス・バファローズさんと言う兵庫と大阪の関西勢がという結果になりましたけども、皆さんの応援しているチームの状況はいかがでしたでしょうか。
根っこは色々とあるものの、基本はパシフィック・リーグを中心とした流しの観戦者なのでなにがどうというのはあまりないんですけども、阪神さんはさておきオリックス・バファローズさんは見ていてただただ強いなというのをひしひしと感じていました。
ここから先はポストシーズン。短期決戦でひっくり返しがあるのか、そのまま突き進むのか、そっと眺めていけたらいいなと思います。
■2023/2/10 福岡-長崎
22-23シーズンの遠征ですが、最大の目玉はバスケ観戦では初上陸となった福岡と佐賀でした。野球では過去に数度訪れているのですが、バスケ観戦では初めてで、時間がある程度ゆっくりと使える(プロ野球はエンタメ系で朝が早かったりするので……(苦笑))というのもあり、しっかり堪能するぞと気合を入れていました。
金曜日有給の後のナイトゲーム、土曜日も観戦、そのまま泊まって翌朝の初便で戻るのが一番お値打ちで時間的な余裕がある行程だったんですけども、行きは関東が雪予報だったりと波乱含みのスタートでした。
照葉積水アリーナは照明の光量、座席位置、距離、コートサイドの座席はサイドーテーブル付き等々、観戦環境は相当素晴らしいなというのが印象。
光が強いおかげで、ISO感度を落としてもSSを稼げる、結果絵が綺麗に上がるというのもあって、照葉が好きだという皆さんが多いのもうなずけるなと。
ただ、キャラクターのジンくんやチアさんのRsunZさんたちの使い方はもったいないよねと演出方向も見ている人はちょっと感じたりってのがストレートな感想。両者ともに出来る実力は間違いなくあるのに、それを魅せるシーンが足りてないよなってのが見ていての印象だったんですよね。
使えるシーンを無駄にしているところに気づくとちょっと残念に思うんですけども、逆に言えばまだまだ余地があるよねと、初めてお邪魔するアリーナで見る初めてのホーム演出を見て思いました。
九州方面出身の皆さんから福岡・佐賀を攻めますというお話を書いたところ、ぜひやってほしいと提案されたのが「ローカルチェーンうどん行脚の旅」で。博多方面だととんこつラーメンなイメージが強いかもしれませんけど、実はうどんが根付いている街で、牧のうどん、ウエスト、資さんうどんと食べ比べるのも面白いというお話を聞いていたんですよね。
雪の影響で便変更を無償でという流れも有り、予定より一本前の飛行機で羽田を立ち福岡へ。荷物を受け取り地下鉄で博多に向かい、宿に向かう前にお邪魔したのが博多うどんツアー一店目、牧のうどんさんでした。
お邪魔したのは博多バスターミナル店。
せっかくなのと、この後は夜まで食べれないであろうことが予想されたので、スペシャルにごぼ天を追加してというのが今回。硬さはやわでお願いしておりました。大ぶりの丼の上には肉と卵ととろろとキムチが。
継ぎ足しのお出汁にかやくご飯、昆布の佃煮等々がお盆に乗ってという塩梅で、着丼と同時にワクワクで一杯。柔らかい麺に新しい世界を開き、最後にかやくご飯にお出汁をかけて雑炊にとか初手から大勝利でした。
試合終了後、千早駅までバスで出て博多に。翌日の特急券などを受け取り、博多駅近くの宿に戻った後、夜のご飯をと目指したのは居酒屋営業もやっているウエストでした。
ウエストの居酒屋メニューにあるモツ鍋を目指してというのが先にあったんですけども、過去にモツ鍋を食べたことのあった川端店では取り扱いがなくなっており、結局天神店(直で2キロ近く。右往左往してたので実際は3キロ近く歩いてると思います)まで移動してようやくありついていました。
モツ鍋を皮切りに丸天やらごぼ天、ミミガー等々、ポン酢サワーからの黒霧島のソーダ割(ジョッキ)等々お一人様で堪能。ただただ幸せを噛み締めていまして。
うどんツアーであることを思い出し、最後に締めでうどんをお願いしたら、いわゆるなシメイメージの分量ではなく、フルサイズでかけうどんが来てしまい、慌てながらも全部いただいていました。
締めのうどんとしては多めでしたけども、関東で食べるうどんに近い感じがありまして、これはこれでありだなと酔っ払いながら思いました。
☆Photo Gallery(2023/2/10)
■2023/2/11 佐賀-青森
最初で最後となりそうなSAGAプラザでしたけども(23-24シーズンも1節あるんですねって、行くならそこじゃないってところで笑っています)、上のカテゴリーに上がっていくんだという会場全体から全体からの雰囲気を感じたのと照明光量の少なさが記憶に残りました。
実際にB1昇格を果たすんですけども、その戦いの場所はSAGAプラザ横に建設中だったSAGAアリーナへ。次回お邪魔する時はそちらでという形なので、今回が一発勝負の最終回という塩梅ではありましたが、船橋アリーナよりは明るよねって程度の光量には難儀していました。
バルビーナスの皆さんの色々はオンコートじゃなく、一列目とひな壇の間の通路を使うシーンにはちょっとびっくりしましたけど、カメラへのリアクションがみなさん厚く、その意気に応えたいよねって言う感覚で多めに。姿を残したい、みなさんの写真でリアルを見てみたいと思ったベルティさん好き・おいもフレンズのAriちゃんとショートヘアが印象深かったMizちゃんの絵をパンと残せたのはしあわせの一言でした。
バルたんは2019年、野球で佐賀にお邪魔して以来、いつかリアルを拝みたいと思っていたんですけども、それが今回。癖が強いのは九州の皆さんからの写真やお話で聞いていましたけども、リアルは予想以上に濃いフレンチブルドッグ。ヲタ芸をきっちり見せていく子はNPB・千葉ロッテマリーンズのマー様や横浜ベイスターズ時代のホッシーさん以来で、なんかもう撮りながら楽しくなっていました。
なお、キャラクターからリアクションをいただくことも多いアカウントですが、開始直後の写真にハーフタイムの時間でリアクションをくれるという速さを見せたのは彼が唯一。撮る人としてはものすごく嬉しかったですけど、色々な意味で大丈夫なのか心配でした。
11日も気合を入れるぞと朝ごはんから攻めていました。
宿から徒歩圏内にローカルチェーンうどん行脚の旅に含まれる資さんうどん、博多千代店があるのを確認していたので、朝からまずはうどんだとカメラを背負ってお店に向かっていました。
その後もあったので、朝に選んだのはミニサイズで統一されている資さんうどんしあわせセットを。現在は色々と選べるようなんですけども、私がお邪魔した時はミニ肉ごぼ天うどん、ミニカツ丼、ミニぼたもちのセットでした。
朝ごはんの量にはちょうどいい、むしろ食べたあとに全部フルサイズで行きたいぐらいのお味で締めに食べるぼた餅の美味しさはちょっとした衝撃でした。
この日の朝までのうどん行脚で食べたうどんは三者三様、どこもお美味しいなと身も蓋もないことを思いましたし、関東で食べられるウエスト以外もまたこれはちょっと食べに行かねばと思いました。
資さんうどんの後は博多駅に向かい、ななつ星in九州やら九州特急にテンションを上げつつ、佐賀まではネットきっぷでお安く特急での移動。2019年に野球で来た時は普通列車に揺られてとかやっていましたけども、現状だと特急以外の本数が少なくなっているのでネットきっぷに誘導しつつというのもあるのかなと感じつつ、元つばめ車両の787系にテンションが上っていました。
佐賀に到着後、お昼ごはんを……と目星をつけていたのは有名なシシリアンライスではなく、ヒデシマライスなるもの。市内の喫茶店、ミール珈屋凪さんの名物を食べに向かっていました。
県外ナンバーが多くいらしているのを見ながら、注文は前出のヒデシマライスの……超大盛は無理なので、大盛りを。ファイターではないので美味しく食べ切れる量をお願いしてというのが基本線なんですけども、なかなかの量に笑ってしまいました。
カレーピラフというかチャーハンのオムライスにカレーを掛けてという形なので、味はもう間違いないようなもの。もっしゃもっしゃとニコニコしながら食べておりました。
試合終了後は再び特急に乗り博多へ。そのまま宿に戻らず博多駅で色々というパターン。
最初の一歩は前回博多にお邪魔したときに見つけた駅ビルの中のお店、「立ち呑み酒場 よかたい マイング店」に。
明太子、がめ煮、一口餃子にビールかハイボール(ハイボールにしました)の博多名物セットからスタートして、鶏皮串にいわし明太、アジフライに酢もつと頼みながらいわし明太と合わせたかった日本酒(夢一献)を。
予想通りいわし明太と日本酒は合うわぁと思いながら、最後は高千穂(芋焼酎)のロック等々、いいだけ飲んで食べていました。
最後はやっぱりラーメン食べたいと、同じ駅ビル、デイトスの中にある博多めん街道へ。有名店も軒を連ね、結構並んでいるお店が多いんですけども、そんな中で選んだのはらーめん二男坊さんでした。
せっかくだからと味玉ラーメンに替え玉一回という量で食べていたんですけども、それまでよかたいで結構飲んで食べてはいたんですけど、麺がスルスル入るわスープをグイグイ行けるわと大騒ぎ。
ウェイト減とキープを健康上の理由で心がけてはいますが、旅の時は別腹だと言う勢いを出してもいいんじゃないかなと、そんな気持ちで完飲完食していました。