籠・諸国漫遊記20-21(30)(2021/2/7)
建国記念の日の祝日だった11日、阪東橋でんまい天丼を食べてからのイオンシネマみなとみらいで機動警察パトレイバー2 the MovieIIの4DXを見つつ、穏やかに過ごしていたわけですが、皆さんは週中の祝日いかがお過ごしでしたでしょうか。
パトIIの話は別枠で、んまい天丼(豊野丼)はTwitterの写真で見ていただきたいなと思うのですが、基本は家でじっとしていられない、動いていないとだめな人なんだなと改めて。
前に止まったらだめになる人とおともだちに言われたこともありますが、ホント、よく見てるなぁと他人事のように感心してしまいます。
■試合情報
第5節
東京八王子ビートレインズ 80-79 ベルテックス静岡
大田区総合体育館
■移動手段
アースフレンズ東京Zと東京八王子ビートレインズの共催のため、そのまま待機。近場で時間を潰すところがないので、公園近くでぼんやりおともだちとアースフレンズ東京ZのZgirlsさんたちが魅せてくださったバレンタインスペシャルの話で盛り上がっておりました(笑)。
■man of the match(東京八王子ビートレインズ)
東京八王子ビートレインズのmonは大金広弥選手でしょうか。
自宅から近いところにプロバスケットボールチームがあるのを知ったのはバスケ観戦が楽しいと感じ始めて直ぐの頃。ようやっと足を運び始め、 B2の頃、B2B3入れ替え戦の横浜アリーナと見ていく中で、東京八王子ビートレイズと言うと、大金選手の印象が強いんですよね。
色々と体制がかわったり、初めて見た頃から選手が入れ替わっていく中で久々に見た東京八王子ビートレインズの試合でしたけど、大金選手が軸になっているなぁという印象は今回も変わらなかったです。
バスケの色々に関しては本当に素人なので、プレーがどうとかこうとかと言うのはあまりわかっていないというか、そこを書くような語彙も知識ももちあ和せていないんですけど、大金選手は撮っていて華があるというか、次はどんなプレーを見せてくれるんだろうかとワクワクするんですよね。
個人的に好きなのは全選手入場シーンの姿。魅せるねぇ、何て思いながら、暗転と戦って撮っていました。
■man of the match(ベルテックス静岡)
ベルテックス静岡のmonは今シーズン、アースフレンズ東京Zから移籍の村越圭佑選手でしょうか。
私がB.Leagueを見るようになって、三試合目が2018年の大田区総合体育館。村越選手を見た初めてがその試合でした。大きくてシュッとしたプレイヤーだなぁと言う印象か初めての時の記憶。
その後、コートサイドに座って、当時はあったハイタッチのシーンで、村越選手はタッチではなく差し出した手をギュッとすると言う、文字通りの鷲掴み感を見せてくれまして、アスフレ戦では気にしてみるように、気にして撮るようになっていました。
今シーズンは昨シーズンから新規参入のベルテックス静岡に移籍。B2からB3に、慣れ親しんだ大田区から出身の静岡に戻ってどんな感じになるのかなとニュースとかを追って見てたんですけど、水を得た魚といいましょうか、実家を離れて独り立ちしたようなと言いましょうか、どんどん存在感をましていたのがなんか嬉しかったんです。
そしてこの日、ホームではなく慣れ親しんだ実家のような大田区総合体育館で躍動する村越選手の姿を見て、ただただ嬉しく。数シーズンしか見ていないような私がこんなにグッとくるんですから、引き続き観戦されていたアスフレブースターさんたちはもっとグッと来てらっしゃったんだろうぁなと、そんな風に思いました。
プレー自体もなんかこう昨シーズンまでの印象とはちょっと違うと言いましょうか、動きにキレがあるなぁって印象が強かったのと、突き抜けていく姿と言うのが記憶に残りまして。
外国籍の選手を抑えていくような動きは健在、そこにプラスして躍動している姿を撮って、ただただしみじみしている私でした。
■Cheer of the Match
東京八王子ビートレインズのチアチームはRaily’sさんたち。今シーズンは人数を絞っての体制なのかなとメンバー数を見ながら。
昨シーズン、12月の片柳アリーナ以降、あと一つ行けるかなってところがシーズン打ち切りだったので……と、マスクしててもなんとかぱっと見でわかるチアさんが数人しかいなく、さぁどうしましょうか……と、ある意味でフラットな気持ちで見ていた中でのCOMは赤髪が印象的なKOTONEさんでした。
B3は開幕時期がまず2021年にずれ込無という状況、さらには東京八王子ビートレインズさんはホーム開幕戦を疫病などの影響で飛ばすという事態になり、この日がやっと迎えた開幕戦だったんですよね。
Raily’sさんたちも現場併せ的なところが結構多かったのかなぁという印象を受けたんですけど、分からない中でとっていて、印象に残ったのは赤い髪のKOTONEさん。
現状の予定であと何回か主催ゲームを見にお邪魔できる予定なので、開幕の緊張が取れているであろうその時にはまた違った表情が見えると楽しいよなと思っております。
■Character of the Match
東京八王子ビートレインズのキャラクターはチーターのトレンチーさん。アリーナMCの粕谷智成さんの口上、「トレンチーは虎じゃなくてチーターなんです」は東京八王子ビートレインズにお邪魔した時のお馴染み、ですよね。
大きなお顔と小柄な体躯はトレンチーさんらしさ。もともと相当人懐っこいチーターなんですけど、今シーズンはソーシャルディスタンスが必須。お触り厳禁でRaily’sさんたちやブースターさんたちとチームを応援してます。
トレンチーさんの初めて会った時から変わらぬ印象として、真面目なところは上げていきたいなと。諸処あるのか、相手方のフリースローのに魅せる足を踏み鳴らしてのブーイングは見られませんでしたけど、自軍のフリースローでなんとか入って欲しいという祈りを捧げているシーンとかはちょっとグッときておりました。
今回はホーム開幕戦で、Raily’sさんたちとの併せもそんなに行っていなかったからだとは思うんですけど、若干ダンスの時の動きにダイナミックさが減っていたいたような気がした今回。
トレンチーさんは間違いなくやればできる子なので、エスフォルタアリーナ八王子での開幕戦ではもっともっと高く飛んで欲しいなと、そんなことを思いました。
■フックに引っかかった演出曲
悲しみなんて笑い飛ばせ/FUNKY MONKEY BABYS
東京八王子ビートレインズさんは地元八王子出身とか、八王子にゆかりのある楽曲を使うのが全体的な選曲の流れとしてあるようで、八王子といえば、彼らの楽曲を抜かすことは出来ないであろうFUNKY MONKEY BABYSの曲がフックにひっかかりました。
基本的にここ数シーズンと演出に使う楽曲に変化がないようだったので、久々にお邪魔して聞いた楽曲たちはちょっと懐かしさを感じたり、悲しみなんて笑い飛ばせは東京ヤクルトスワローズの川端慎吾選手の出囃子で、サンロッカーズ渋谷のアリーナMCであるパトリック・ユウさんが声を上げる「シンゴー!」が脳内で再生されたりと、もう一つのライフワークであるプロ野球の色々的なものも、一試合前の六甲おろしとともに混ざっていました。
■締めとして
昨シーズンの12月以来となる東京八王子ビートレインズのホームゲーム観戦は初めての開幕節。21シーズンの本当の開幕戦、エスフォルタアリーナ八王子での試合が諸事情で開催ができなかったため、大田区総合体育館の試合が開幕節という形になったためなんですけども、なんかこう全体的にふわっふわした空気感に包まれていたのかな、なんて空気感をアリーナで感じていました。
ブースターさんのわくわく、スタッフさん達のドキドキ、そういうのが伝わるのは開幕節らしさだよなと、そんなことを感じていたんですけど、少ない人員でこの状況下でのスポーツ観戦をここまであまりされていないお客様を抑えるのはちょっと大変そうだったなぁと。
試合開始直後の雰囲気的に、あまりここまでプロ野球なり、Jリーグなり、Bリーグなりのスポーツ観戦をなされていないであろうみなさんが熱い展開に声を出してしまうというシーンが多いのはちょっと気になりました。
アリーナMCの粕谷さんもアナウンスを入れていましたし、客席近くでスタッフさんがお声がけしているシーンもしっかりとありましたが、それでも声が普通に大きめに聞こえると。エスフォルタアリーナ八王子での主催を疫病で飛ばしてるというのもあり、主催側の注意喚起はしっかりとしていた印象を私個人としては受けました。ハーフタイムには別枠で時間を設けての説明もありましたしね。
結局のところ、どう過ごすのかとかはひとりひとりの考え方次第でしかないですし、人がどうのというより、自分がどう動くのか、どう過ごすのかってしか無いんじゃないかなと。単純にリスクを回避する方向で動きたいなら、会場に足を運ばないで部屋で過ごすのが一番だと思いますし、それを越えてでも見たい行きたい残したいと思ったからこそ、アリーナににいるんでしょうし。
なもんで、個人的には誰かやチームに注文をつけるのは粋じゃない、他人がどうこうというより、コントロール出来る自らを律していけばいいじゃないと私は思いながら観戦していたりします。
試合自体は両チームのブースターさんにとっては胃の痛い展開だと思いますし、流しで色々なところを見ている人には本当に熱い展開でした。
前半から中盤にかけてはベルテックス静岡さんが多少優位なのかなとか思いつつ、東京八王子ビートレインズさんも引き離されずに追いすがり、残り13秒で同点。その後のフリースローが決まって、1点差で東京八王子ビートレインズさんが勝利。
最後の最後までどっちに勝利の女神が微笑むのかわかりませんでしたし、お互い共にバッチバチの展開で。チームの実力が(高い方のレベルで)拮抗している状況の試合は見てて楽しいですし、そのヒリヒリをどう絵に残すかってのを色々と考えながら撮って遊んでいました。
改めて思いますけど、B1B2B3とカテゴリー関係なく、ヒリヒリというか、競った試合を体感したら、心地よい沼にズブズブ、もう逃れることはないだろうなぁと思いました。
演出面、キャラクターやチアの皆さんの魅せ方は上にも書いたとおり、Raily’sさんたちの人数こそ減ったものの、これまで通りという印象。前回観戦した昨シーズン12月、片柳アリーナでの色々と変わらない喜びと変わらない寂しさの両面があったというのは正直に書いていきたいなと。
ここまでどういう状況で開幕節を迎えたか……というところまでは流しの観戦者なので知る由もありませんけど、空気感といいましょうか、全体的に緊張しているというか、コンタクトの色々が初々しい(配慮)というか、開幕の緊張感が思い切り漂っていたのかなというのはなんとなく。それでもこれまでの色々を現状仕様にしっかりとアジャストしてたのは素敵だなって思いましたし、新グッズの軍手をしっかりと使ってらっしゃったのは宣伝効果も含めていい塩梅でした。
寂しさの部分は……そうですね、偉大なるマンネリというか、これまでを変えない芯の部分というのは絶対にあると思うんですけど、そこから一歩進めたというか、攻め続けていってほしいなぁと。印象的に過去も今も変わらないというのはすごいことだとは思うんですけど、そこからもう一歩攻めて行ってほしいなぁと撮りながら感じるところが。
オープニングから見てきて、後半の緊張が溶けてきたあたりの空気感を見てると、きっと出来るんだろうなぁという勢いもあったので、もっともっとブラッシュアップしていって欲しいなぁと思うと共に、所々あるとは思いますが、オープニングとかハーフタイムの演者さんはノーマスクで魅せていってほしいなと思いました。
トレンチーさんは相変わらずの顔圧でしたけども(笑)、みんなと応援できるのが楽しいってのがしっかりと出ていまして。
ベルテックス静岡のスタッフさんもトレンチーさんの楽しいに惹かれてしれっと撮っている姿を見ていたんですけど(笑)、キャラクターはホーム・ビジター関わらず、みんなを笑顔にしてくれますよね。
あと、撮りそびれてしまったんですけど、村越圭佑選手がアップ中の横にいたトレンチーさんにご挨拶していて、キャラは強いなぁと思うのと同時に次回お邪魔する静岡でベルティさんとの絡みがどんな感じになるのか、ワクワクでしか無いぞと、そんなことを思う私でした。
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というわけで、次回はこのカードの反対。ベルテックス静岡さん主催で東京八王子ビートレインズさんとのゲームのお話。
久々にお見かけするおいもの子、ベルティさんに今からワクワクとドキドキでいっぱいです(笑)。