籠・諸国漫遊記21-22(41)(2022/2/27)
3月も下旬に入り、25日にはプロ野球の2022年シーズンが開幕したり、実際ファームの開幕はすでに行われていたり、元々野球方面から色々なプロスポーツを撮って遊びはじめたもんで、Twitterのタイムラインがやっきゅやっきゅしているなぁと感じる昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の2022シーズンの野球開幕は21日のファイターズスタジアム鎌ヶ谷、ファイターズさんのファーム開幕戦で横浜DeNAベイスターズとの対戦でして。
久々に自然光の下で時間帯に寄って変化する光の量とかを考えながらやってたんですけども、難しくも撮るのが楽しいなぁってのと、両チームともメンバーだいぶ変わったなぁと。若手ちゃんたちが上で活躍する日をちょっと楽しみにしたいなと思いながら撮っていました。
そんな写真は基本Twitterで(Instagramもありますが、若干おサボり気味……4月から本気出したいです)。バスケの写真なんかもひっくるめて一気に見るならば、このあたりのtimgを使っていただくと一気に見ていただくことが可能なので、生暖かく見守っていただければ幸いです。
っと、今回で籠球観戦モノが100エントリー目。てことは、2年で50試合は見ていて……と、色々と広く遊ばせていただけている環境に感謝しつつ、楽しいを追いかけて東奔西走出来たらいいなって思っております。
■試合情報
第23節 GAME2
越谷アルファーズ 70-74 山形ワイヴァンズ
越谷市総合体育館
※詳細スコア
■移動手段
この日の移動は行き帰り共に最短経路の相模線横浜線中央線武蔵野線でさっくりと南越谷に着けて、そのままバスで総合体育館へ。
18旅のときは色々と割り切っていますけど、観戦が続いてくるといかに体力を温存させるかっていう方向の頭が働いてくるような気がします。
■man of the match(越谷アルファーズ)
越谷アルファーズのmonは畠山俊樹選手で。
はじめて畠山選手を見ているのはちょうどこのエントリーの一本前で紹介したバンビシャス奈良の藤髙選手と同じく18-19シーズンの舞洲。前回のエントリー用にざっくりと写真を見直していて、そうだったと思い出した次第でして(写真は同じシーズンの船橋アリーナ)。
プレーの印象としては越谷に移籍してきた20-21シーズン以降なので、越谷でハッスルしているシーンのほうが印象深く残っているんですけども、小柄な畠山選手が大きい選手を掻い潜って切り込んでいく姿にはちょっとグッと来ておりました。
畠山選手に限らず、ですけども、バスケの試合を生で見るようになって、バスケ選手イコール大きな選手ってイメージが崩れたといいましょうか、小柄で動きが速い選手の存在に気づいて、その速度に魅了されていったような気がします。
あとはもうそのスピード感をどう言う風に切り出すかだよなぁと思いながら、自分の中の頭の構成を即興でどう合わせるかとか、経験値を積んでここだってシーンを切り取っていきたいです。
■man of the match(山形ワイヴァンズ)
山形ワイヴァンズのmonは眞庭城聖選手を。
Bリーグが楽しいって思い初めた頃から眞庭選手は茨城ロボッツさんでプレーされていて、今シーズン山形に移籍と言う形でしたけども、撮ってて華を感じる姿というのは全く変わりませんでした。
撮りたくなるきっかけというか、惹かれるポイントとして、勢いにグッと来たり、円熟味を感じたりなどというあたりのシーンが頭に浮かぶんですけども、眞庭選手はとにかくシュッとしているなぁと言う印象が。
プレーを撮っていても、とにかくスマートだなぁって印象があるんですけど、もっと撮りたいなって思ったきっかけはアップ時などの際に見せていた、チームメイトや過去にチームメイトだった選手、3x3でのチームメイトと楽しそうにしている姿でしょうか。
プレー中に魅せるキリッとした表情もいいんですけど、わちゃわちゃしているときの柔らかい表情も魅力だよなぁと思いながら撮っていたんですけども、コートインスペクション中、なぜかシューズを脱がされている姿はちょっとシュールでした。
■Cheer of the Match
今回のCOMは応援練習のMCを務めていたMIORIちゃんで。
Twitterやらこのあたりのnoteでも書きますけど、特定の推しというのが本当にいなくて、(たぶん皆さんが引くレベルで)広めに撮っていくうちにその場その場で多めに撮る形なんですけども、今回は久々に登場となったMIORIちゃんに何かこう引かれるものがありました。
アクトや待機のフォーメーション自体はほぼこれまでと変わっていないので、座った位置で撮れる撮れないが結構決まってきてしまうんですけども、応援練習のあたりとかだとしっかりとした姿が残せていました。
アクトのシーンでも応援練習時のMCで頑張っていた姿が頭に残っていたので、なるたけ押さえていこうと思いながらだったんですけども、こちらはフォーメーション自体が裏目だったのかなという形。それでもなんとか抑えられていたかなと。
あとは後半戦の時、両サイドにAlpha Venusさんが入っていくんですけども、後で紹介していきますが、DarudeのSandStormを使ったオフェンスの時間、ジャンプが入る越谷アルファーズさんではお馴染みのシーンでちょうどお客さんがいない位置にいらっしゃったので、そのジャンプシーンを撮ってというパターンで遊ばせて頂きまして。
何となく意図を理解してくださったのか、オンカメでバキッと決めてくださっていてありがたいありがたいと思いながらしっかりと撮っていました。
■Character of the Match
越谷アルファーズのマスコット、アルファマンさんはこの日もある意味で自由にらしさを全開に。
若干登場シーンが少なめ(に感じた)ReoCityさんたちとのオープニングではその身体能力の高さをしっかりと見せつけつついたんですけども、謎のポージングが気に入ったらしく、その後も事あるごとにそのポーズを見せつけるという挙動を見せていました。
他にはハーフタイムに行われた1on1の大会の景品とボード紹介に登場して、何かし自由に立ち振る舞っていた姿はちょっと印象に残りまして。
なんと言いましょうか、色々なしがらみや規定の枠組みを取っ払って、本当に自由にやらした方がアルファマンさんは映えるではないかしらとちょっとだけ思ったんですけども、そこまで攻められるかどうかと考えると、ちょっと難しいかもしれないなぁとちょっとだけ思いました。
個人的には後半のOTO、AlphaVenusさんたちがスポンサーボードをお客様に掲示しているシーンにねぎバンバンをカメラに見立てて激写しているシーンにツボったんですよね。
あー、また目だたたないところでなんかやってるってちょっと笑ったんですけども、会場にいる人でも気付きにくい位置でなんかやっているってのがアルファマンさんらしいといえばらしいのかもしれませんね。
■フックに引っかかった演出曲
今回はCOMでもちょっと書きましたオフェンス時の曲にフックを刺激されました。
前々から越谷アルファーズさんのオフェンス時に使っている楽曲が気になっていて、どっかで聞いたことがあるんだけど、楽曲名が検索アプリをつかっても中々引っかからないと言うことがあったんです。
もやもやしたままたまたまお邪魔したVリーグ、NECレッドロケッツさんの試合で印象的なフレーズを使っているのに気づき、そこでようやくアプリが引っ掛けてくれて、これだと。
ポイントポイントでフレーズをよく聞いていると、越谷アルファーズさん以外でも結構演出に使っているチームがある楽曲なのに気付き、芋づる式にもやもやがはれるという、そんな流れでした。
越谷アルファーズさんが使うSandstormのキモはやっぱりカウントダウンから元気いっぱいにジャンプしてくるAlphaVenusさんの姿。応援練習や試合中にカウントダウンが入ったら、色々な意味で臨戦体制、だったりします。
■行き来の飲食
・貴陽軒
越谷アルファーズさんのホームゲームに電車でお邪魔した帰りは大抵行くお店が決まってしまっていて(ヒノブタスタミナさん)、ちょっと攻めていきたいなぁと南越谷ゴールデン街にある貴陽軒さんに今回はお邪魔しました。
何を食べようかいつもの予算で考えていったのですが、お値段的にチャーハンにラーメンをつけても問題なさそうだということがわかり、せっかくだからと王道のセットに……しようとしつつ、カレーチャーハンの文字に惹かれ、カレーチャーハンとラーメンという王道にちょっと変化をかけたものをチョイス。
予想を裏切らない味にグッと来つつ、お値打ちな価格にもグッと。越谷アルファーズさんのホームゲームで南越谷に来たときは定番のお店とこちらとで使い分けできるなと、他の定食メニューも食べてみたいぞと思いました。
店内的に触れたいポイントとして、壁の鏡に松原誠さん(数々の打者を育てた名コーチ)と駒田徳広さん(元祖満塁男)のお名前が入ってらして、何かしらゆかりのあるお店なのかしらと、野球も好きな人としてちょっと気になっていました。
■締めとして
元々の予定として2月は越谷アルファーズさんのホームゲームに3試合行く予定が疫病禍の影響でこの試合のみと。初めて見られる籠球のOGデーとかも楽しみにしていたんですけども、ほんと疫病には勝てないなと。
リアルタイム(3月26日)的に考えても、各地のアリーナで試合中止が相次いでいて、急きょ予定が変更になったり、代替試合が組めずに消滅するパターンも結構あったりとお客さん側から見ても切ないことになっていたりするのですが、経営側から見てもチケット収入そのほかが0になっていくのはかなり厳しいんじゃないかなと、そんなことを思ってします。
別の競技……野球やサッカーでもこの時期は開幕を迎え、収容率100%で開催されていて、あの頃の日常が徐々に戻ってきなぁと思うんですけども、まさに今日、開場後に中止というパターンをリアルに味わった側とすると、ただただ疫病が憎いとしか言いようがないです。
※その開場後に中止のお話は一番早いので明日のラジオ的なもので、加えてテキストでも書いていきます。
山形ワイヴァンズさんのほうも、撮れたらいいなぁと思っていた選手が非帯同だったり、登録メンバー的に少なめだったような印象もあって、この状況下でコンディションを整えていくってのは相当大変なんだろうなぁと言う印象。
両チームともにそんな状況下ではありましたけども、中立的なスタンスで見ると、非常に楽しい、両チームのファンにしてみると胃の痛い展開で、最後の最後までどっちに転ぶかわからない状態でして。
ただ、戦術とか戦略とかあまりわかっていない人の感想的に越谷ちゃんがあと一本決めたいところで山形さんがビシッと止めていた、そんな印象。前回お邪魔した試合もですけど、ここまで見てきた越谷ちゃんの姿的にあと一本が出ないという苦しい状況になってるのかなと。
けが人の状況だったり、疫病禍の余波だっったり、色々と大変な部分はあると思うんですけども、バキッと立て直していってほしいなぁ、なんておもいました。
試合以外の部分ですと、鮫島選手の引退セレモニーがこの試合の後で行われたんですけども、野球で何回かそういうシーンにあたったことがあるんですが、Bリーグの選手の引退セレモニーを見るのが二回目でして。
相手チーム選手からの花束贈呈とご挨拶、自軍チーム選手からの花束贈呈とご挨拶、鮫島選手自身のご挨拶という式次第。
選手が次のステージに移行するという終わりの始まりはどんなシチュエーションでも見ていて胸に来るものがあるなぁという、そんな感想を。鮫島選手の今後が素敵なものでありますようにと祈りながら気合を入れていたのは胴上げのシーン。
胴上げのシーンを撮るのって結構緊張するんですけども、上にもある通り、NPBで胴上げシーンは何度か撮っているシチュエーションなので、多少は落ち着いて頭の中でどう撮るか組み立てられたかと思います。
ダンサーさんとチアさんとという演出面は本当に完成されていというか、安定しているのがこの日の印象。
ただ、ReoCityさんたちを撮るには多少外寄りの位置に座っていたので、アクト終わりのアリーナ盛り上げシーンを中心にやっていました。
座りの位置都合もありますけども、Mikuさんの絵が多くあるのは、単純に撮るのが好きだっていうわかりやすい理由もプラスして察していただけると嬉しいんですけど、アクと全体の所作が好きなんですよね。
AlphaVenusのみなさんも同様に開くと全体を撮るには若干ずれがある位置だったので、逆にいつもやらないような構図でと思いながらやっていたんですけども、いつもの感覚に引っ張られてしまったというか、縦横の予測が大きくハズレる、なんてシーンも。
ある程度を抑えた上でではあるんですけども、もっともっと経験を積んでいかなきゃなぁと思った次第で。
とりあえず、個人的にはねぎバンバンを使ったハーフタイムのアクトがツボっているので、今シーズンラスト一回(4月)、悔いのないように残していきたいですね。
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Next Game
第22節 GAME1
川崎ブレイブサンダース vs 信州ブレイブウォリアーズ
とどろきアリーナ
3月頭は年に一度は見ておきましょうシリーズ的にご近所のアリーナ、今シーズン最初で最後となりそうなとどろきアリーナで色々と見てきたお話をお届け。ロウルさんはあいかわらずラブリー全開だった姿などをしっかりとお伝えしていきたいと思います。