籠・諸国漫遊記20-21(59)(2021/5/29)
昨年10月10日、アダストリア水戸アリーナでの茨城ロボッツ対アースフレンズ東京Zから各地のアリーナを駆け抜け、撮って見てキャッキャしてきた20-21シーズンの旅も今回で終了。
行けなかったところ行きたかったところ来シーズンも行きたいところ来シーズンこそ行きたいところ等々、先々のいろいろも頭に浮かべつつ、頭をもう一つのライフワーク、プロ野球方面に切り替えつつあります。
……ここまで(2021/5/31現在)でNPBが3、BCLが2とか予想以上に野球の開幕時期にバスケに傾倒していた、そんな状態なのでここからなんとか追っつけていきたいところだったりするんですけども、一番の問題はチケットの取り扱いなんですよねというのを積極的にお伝えしていきたいです。
リーンちゃん、行かないじゃなくて行けないんです……(苦笑)。
■試合情報
第22節
東京八王子ビートレインズ 75-77 鹿児島レブナイズ
エスフォルタアリーナ八王子(メイン)
■移動手段
エスフォルタアリーナ八王子はご近所ですので、車を使ってさっくりと。
八王子バイパスから片倉のあたりを抜けてってのも出来ますけど、住んでるあたりからだと、法政大学の方をちょちょいと抜けて行くのが一番楽。
これが電車で行こうとすると倍以上の時間がかかるのがいつも不思議だなぁと。状況が状況でなかったら、八王子で一杯ひっかけてってのも出来るんですけどね。
■man of the match(東京八王子ビートレインズ)
今回はもう、東京八王子ビートレインズのmonは地久里謙成選手だなと。プレー内容もご挨拶も全部ひっくるめてこの日はもう地久里選手の日だったんだろうなと思いました。
スターティングファイブに名を連ねた地久里選手ですけど、試合開始からいつもどおりにオフェンスにディフェンスにハッスル。生き生きとした姿が残せました。
どうしてもセレモニーを行う予定の試合っていうと、プロ野球で見てきた色々を下敷きにしていると、そこまで試合の趨勢には関わらないのかなって印象が正直あるんですけど、得点はジョセフ・ウォルフィンガー選手(17得点)に次ぐ16得点、3ポイントは4/8の成功率5割という状況。
残り16.3秒で同点に追いつくスリーポイントを沈めたシーンはちょっとこうゾクッと来ましたし、このままなんとか追い抜いて……! と、基本フラットに見ている人ではありますけど、八王子の勝利を願わずにはいられませんでした。
試合終了後のセレモニーやご挨拶、戦友や相手チームからの花束贈呈にもぐっと。上田雅也選手のご挨拶はちょっとこう……危うく撮りながら、もらい泣きしかけてしまうぐらいグッと来ていました。
最後の胴上げシーンは……バスケだと初めての経験。
プロ野球の方では引退セレモニーや優勝のシーンで何回か経験あるんですけども、バスケでは初めて。二階席での観戦だったので、高さは問題ないなと思っていたんですけど、何回上がるかによって、全体と寄りをどうするのかという問題が。
とりあえず、全体像と地久里選手を中心にしたシーンを両方残せたのはちょっとホッとしておりました。
■man of the match(鹿児島レブナイズ)
鹿児島レブナイズのmonは川上貴一選手を。
前回の富士川体育館での印象も消えぬままに鹿児島レブナイズの皆さんの動きを見ていたんですけども、今回印象に残ったのは川上貴一選手。ススッと好位につけてシュートを決めていくシーンだとか、ブーストかかっている八王子さんの猛攻をビシッと止めているシーンだとかをビシッと残せました。
ビジターで見て、いつかはホームでというのを頭に浮かべつつ撮ることが多いんですけども、いつの日か鹿児島のホームアリーナで演出とともに川上選手の姿を残すことが出来たらいいなぁと思います。
■Cheer of the Match
シーズン開幕の1月からシーズン途中で離れざるを得なかったメンバー、卒業するメンバーなどがいらっしゃって、いろいろな構成を練り上げるの結構大変そうだなぁと思っていたRaily'sさんたち。OGメンバーの再登板という形もありつつ、シーズン最終戦を迎えてらっしゃいました。
全体が見える二階席でメインのアクト、プレイ中の盛り上げ、タイムアウトと見ていて、今シーズン最初からのメンバーと復帰組の動きが素敵で、チーム構成上、ある程度経験が長いメンバーがしっかりといるというのは安心につながるなぁと思いながら見ていました。
そんななかでのCOMはmaimaiさん。
初めて東京八王子ビートレインズの試合を見てて、その「お客さんやブースターさんをノセる力」が半端ないチアさんだなぁと、チアリーダーとしてはむっちゃ強い人だなぁと言う印象。
昨シーズンで卒業、今シーズンもちょいちょい現役メンバーにフリ入れをなんて話が見えていて、そして復帰のアナウンス。
最終戦が八王子さんのホームゲームと言うのが確定して、maimaiさんを始め、復帰メンバーの動きを見るのが楽しみだったんですけど、オープニングアクトから応援の盛り上げ等々、一切合切替わっていない、アゲる力の強さを二階から感じていました。
■Character of the Match
東京八王子ビートレインズのマスコットはトラではないですチーターですでおなじみのトレンチーさん。
トレンチーさんはお顔の大きさに似合わずと言ったら、だいぶガオガオされそうですけども(笑)、Raily'sさんたちと普通に併せて踊っていくダンススキルを持っていて、全体的な登場シーンもそこに併せる感じかなと。
色々と視界的な部分もあるのか、アップに紛れてわちゃわちゃしているシーンはあまりなく。選手登場シーンでしっかりいじられてたりしますし、最終戦セレモニーで全選手ご挨拶で、みんなから挨拶するんでしょって煽られていたり、仲がいい姿を見られたのは嬉しかったです。
嬉しかったといえば、一度見てみたかった、自分のデータに残してみたかったこの姿、トレブにゃんを残せたこと。
この日の対戦相手、鹿児島レブナイズにはれぶにゃんというマスコットがハッスルしているんですけども、そのれぶにゃんさんタイプのマスクをトレンチーさんがかぶっている姿がトレブにゃん。
トレンチーさんのアカウントで写真を過去に見たことはあるんですけど、リアルスタイルを見たのは初めてで。
前日にちょっと前フリがあって、もしかしたらもしかするかなと思いながら観戦していましたけど、実際にその姿が見えたときはふふっと笑いましたし、そのままスーパーアルプスさんプレゼンツのプレゼント抽選会で普通に盛り上げていたのはすごいなと。
着脱の姿、アテンドさんとの連携もちょっと見える位置だったんですけど、結構さっくり着脱可能なのはしっかり考えられてるんだなぁと感心してしまいました(笑)。
■フックに引っかかった演出曲
Raily'sさんたちの使用楽曲はオープニングがほぼ固定、タイムアウトのときの楽曲もおなじみの曲が多い印象があって、遊助さんのミツバチなんかはもうおなじみ。
今回もそんな感じなんだろうなぁってぼんやり思いながら観戦していたんですけど、いい意味で裏切られました。
My measure / lecca
後半のタイムアウトで使われたこの曲。入りのメロディを聞いただけでちょっとこう、内心挙動不審になるというか、油断してた……と、あわあわしてしまいまして。
この「My measure / lecca」は滞っている過去の鴎エンタメステージ使用音源掘り起こしで書いたんですけど、2010年の千葉ロッテマリーンズのエンタメ班が使っていまして、その時の記憶と印象がものすごく強いので、違うシチュエーションで聞こえると、なんかもうその頃の気持ちがすっと降りてくるんですよね。
使える時間自体が違う、タイムアウトの時間とステージ使用曲では全く違いますし、きっちりと魅せていった姿はRaily'sさんたちの姿は目の前の姿として残せているんですけど、当時の、いまほどスポーツエンターテイメント班が注目されていない頃の「キャラもチアもみんなすごいんですよ! を伝えたい」っていう、そんな気持ちを呼び起こされていました。
それにしても……なにきっかけで2010年リリースのMy measureを知って、タイムアウトに使っていこうとされたのか、チャンスがあったら聞いてみたいなと思う私でした。
■行き来の飲食
実は色々と飲食店が多いエスフォルタアリーナ八王子周辺。試合開始時間と終了時間の絶妙感でお昼を飛ばし、夕飯までちょっと早いという状況だったんですけど、シーズン最終戦ですし色々と調整(近所のコインランドリーで洗濯してました(笑))しながら、八王子の誇る大盛りの銘店、長岡屋に行ってきました。
長岡屋さんはカツ丼で有名だったりするんですけども、普通にお蕎麦屋さんなので、そのあたりのメニューもしっかり。そんな中で私がチョイスしたのは初めて長岡屋さんにお邪魔した時に頼んだカツカレーでした。
カツとカレーが分離している状態で提供され、さらにサラダも付いているという、野菜も食べましょうという心遣いが嬉しいんですよね。野菜、なっかなか食べる機会がないですし。
初めてお邪魔した時は別添えのソースが無かった記憶なんですけど、今回はお皿とともにソースも登場。そのままカレーと合わせたり、ソースをカツを食べたりというバリエーションも。
初めての頃はなんかもう詰め込んで詰め込んでましたけど、今回はわりかしあっさりと。その後もお腹パンパンで苦しい……ということもなく、なんといいましょうか、胃袋って成長するんですね(笑)。
■締めとして
移動手段にも書いていますが、移動時間だけを考えると、ドアtoドアで一番近いのはエスフォルタアリーナ八王子。
B1B2B3とカテゴリーはあまり気にせず観戦スケジュールを決めていますけど、ここまで中々タイミングが合わず、この日が二回目の観戦。東京八王子ビートレインズのホームゲーム自体は3試合目ですけど、開幕戦が大田区総合体育館だったので、八王子での試合は2試合だけという形。
その八王子での試合は両方とも二階からの観戦でしたけど、ホームはやっぱり八王子なんだなぁと。なんというか、大田区総合体育館での印象と八王子での印象がちょっとちがうというか、空気感が違うかなと。
もちろん、HCが変わったとか色々あったりもしましたけど、試合や演出等々、最終戦で感じた空気感が東京八王子ビートレインズらしい風景かなぁと思いながら見ていました。
らしさっていうか、あれですね。東京八王子ビートレインズの試合見た最初が石橋HCの試合で、その流れもあって、U15のHCから本隊のHCに復帰した石橋HCの指揮する試合を見ていて、そこまで戦術戦略を分かっていない人ではありますけど、この流れが好きだなぁと、そんなことを感じていました。
Raily'sさんたちはものすごく正直な話をすると、開幕の大田区総合体育館での動きを見て、練度不足というか昨シーズンまでの記憶との差が激しいなぁと言うのがあったんですけど、前回の観戦でだいぶアジャストされてきたなぁと言う印象に。
前回の観戦のあとで昨シーズンまでのメンバーが何人か復帰して、様々なバランスがバキッと決まったといいましょうか、開幕戦で感じた不安を全く感じさせない、見事なアクトだったり演出だったり応援だったりという。
そこまでの域に持ってこられたRaily'sさんたちの努力ってのは半端なかったんだろうなぁと言うのと、そういうチームの成長を見られるというのもシーズン過ごして色々と見てきた楽しみなのかなと思いました。
トレンチーさんはマスコットの項目でも書きましたけど、安定のという印象。
ダンス自体の安定感やMCの粕谷さんと一緒の登場だった大抽選会の様子、終了後のセレモニーシーン等々、立ちふるまいが本当に自然ですし、アテンドさんとの連携も見事。
トレぶにゃんの登場にはニヤニヤしましたけど、元々トレンチーさんの工作能力の高さを見てきているので、いいぞもっとやれといいましょうか、来シーズンもトレンチーさんの小道具を楽しませていただきたいです。
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B1B2B3のバスケ行脚の旅20-21、エスフォルタアリーナ八王子で無事に完結いたしました。
シーズンの観戦まとめをやるんだったら、見てきた試合の話を色々と勝手に書いて写真を付けていけばいいじゃないと遊んできましたけども、いかがでしたでしょうか。
まー、誤字脱字はいっぱいですし、日本語もあやしげなところがいっぱいだったかと思いますけども、「各地のアリーナはこんなに楽しいであふれてる」ってのを伝えられたら嬉しいですし、色々と大変な時期ではありますけど、「ちょっとバスケの試合を見にいってみようかな」という背中押しになっていたら嬉しいです。
……と、まとめはまとめでやっていきたいと思いますので、何かしらお付き合いいただければ幸いです。