籠・諸国漫遊記20-21(34)(2021/2/20)
徐々に来月の青春18きっぷなどを使った遠足予定と行程組み、その他を行い始めている2月後半なこの頃。
基本は宿の手配と行程の確認なんかが主なんですけど、今回は一ヶ月前などに手配をかけねばならないチケットが。そのチケットの手配が初めての方法というか、新幹線eチケットを初めて使うということもあり、色々とバタバタしてたんですけども、何事もはじめの一歩はドキドキで。
列車はよりどりみどりに近かったんですけど、引退が決まっているE4系の2階建て新幹線に乗ろうかなと画策するも、二階席の割引率と到着時刻が合致せずに断念。これまた今後淘汰も……と思われるE2系にしようかと悩み、結局は全席コンセント付きの新しい子、E7系使用列車が一番時間と割引率とが合致しまして……というわけで、来月ははじめてのアルビレックス新潟BBのホームアリーナ、アオーレ長岡にお邪魔して来ます。
アルードくんの活きのいい動きとかアルビレックスチアリーダーズの皆さんとかのアクト……初めて見るアリーナ演出を見るのが今から楽しみです。
■試合情報
第7節
さいたまブロンコス 62-93 トライフープ岡山
所沢市民体育館
■移動手段
所沢市民体育館最寄りの新所沢までは相模原からだとルートが2つ。拝島から攻めるルートと国分寺から攻めるルートなんですが、拝島ルートのが100円ぐらい安いものの、八高線がネックで到着まで時間がかかるという形。行きは余裕があったのと飯の時間を考えて拝島、帰りはサクサクと国分寺という一周ルートで。
それにしても埼玉西武ライオンズさんの親、西武鉄道さんにはあまり乗らないので、見える車窓が新鮮。メットライフドーム行くにも車のが相模原からだと時間的な余裕があるんで、駐車場が確保されているなら車でってのが多く……と、これは長くなる試合時間対策ってのもありますけど、あまり西武鉄道に乗らないんです。ただたまに乗ると、埼玉西武ライオンズの選手を採用したポスターがスッと見えたりチームのポスターが貼られていたり、支配下にあることを意識付けられます(笑)。
■man of the match(さいたまブロンコス)
さいたまブロンコスのmonは吉川治耀選手。試合を見ながら、吉川選手の動きは残したいなと。
なんというか、この状況下で試合を作ってって相当大変そうだなぁと、戦術とか戦略とかプレーの基礎自体が分かっていない私でも何となく感じつつだったんですけど、苦心しながら試合を作っていたような、そんな印象を受けつつ撮っていました。
■man of the match(トライフープ岡山)
トライフープ岡山のmonはこの試合のポイントリーダーでもあった小堺(こざかい)翼選手。
今回はいつもアスフレ戦を見ている観戦仲間と見る位置がエンドの位置。撮るべきスポーツエンターテインメントが無いと聞いていたので、選手をしっかりと撮って行こうと思ってやっていたんですけど、普段エンドに座らないので、どう撮っていいか探りつつやってたんですけど、なんとかかんとか。
来月末の静岡もチケット確保都合で同じような、ビジター側エンドなので、そのときに向けての練習も兼ねてに近かったんですけど、小堺選手はなんというか、おさないが撮る傾向にある笑顔がいい選手だなぁって言うのに今回の試合では気づけたかなと思います。
■フックに引っかかった演出曲
フックというか、色々なアリーナで色々な選曲の色を聴いて楽しんでいたりもするんですけど、さいたまブロンコスさんの選曲はなんというか異質というか、聴いていて疲労感が残るなぁと言う印象。
音量が大きすぎるってのは色々なアリーナで感じたりもするので、この箱だけがって事は無いんですけど、音の使いかというか、繋ぎ的な問題なのか、全体的な演出の流れが合わないというか、なんかこうもやっとした2時間だったなぁと。
飛び道具的にさいたまんぞうさんのなぜか埼玉とかの色々な曲を入れるモノの、ベースとなっているのはゾンビネーションのKernkraft 400だったり、LMFAOのPARTY ROCK ANTHEMのフレーズだったりと普通の会場で流れてても違和感のないものだったので、スペシャル感は全然っ無いと。
これまでのスポーツエンターテイメントに無い事をやろうとしていたり、過去のさいたまブロンコスさんの色を消したいが故にってのもあるのかなってなんとなくは思うんですけど、基礎がちゃんと出来てないのに背伸びしたら、そりゃあアレですわねっていう、そんな感じかなと。
■行き来の飲食
気持ち的につけ麺な気持ちで今週来ていて、平日に食べられなかったので新所沢駅西口から徒歩5分程度の所沢大勝軒に。ちょうどお昼時だったのもあったんですけど、スッと入れて5分ほどで着席できました。
今回は普通のもりそばに味玉をつけて。麺のゆで具合、スープの味など、大きくハズレのない大勝軒の味だなぁと思いながらすすっていったんですけど、嬉しかったのはチャーシュー。大勝軒スタンダードな薄めのチャーシューに加え、結構大きめのバラっぽいお肉が入っていて、そのお肉をかじりつつ、麺をすするという幸せを感じておりました。
・淡淡
行きは拝島から新所沢に向かったんですけど、帰りは国分寺に出てからの中央線。なので国分寺で夕飯を……と捜して、見つけたのがこちらの淡淡さん。早実時代の斎藤佑樹投手や清宮幸太郎選手が訪れ、若い子達の胃袋をどんぶり一杯の特盛りで……というお話だったんですけど、昼にしっかり食べていたのと夕飯で特盛りはちょっと体に厳しいと普通サイズの焼肉丼エッグを。
肉、飯、半熟目玉焼きと間違いの無い組み合わせ。スープも野菜も付かない潔さで690円という幸せ価格。大盛りでも100円プラスでいい盛りになるので、よっぽどお腹空かせていない限りは特盛りは控えた方が良さそうだなぁと勘が伝えていました(笑)。
バスケではもう中々訪れることはない気がしますけど、メットライフドームに行く前、国分寺で多摩湖線に乗り換えるときとかにヒョイッとまた訪れたいなと思いました。
■締めとして
色々と気になったところが……というか、行く前から気になったところだらけだったかなという今回の観戦。オーナー様が変わる前にちゃんと行けてたら比較になったと思うんですけど、残念ながら行けてないので、現在お邪魔できた同じカテゴリーの各チームの印象との比較になるんですけど、とりあえずざざっと以下に箇条書きしていきます。
・開場時刻、その日のスケジュールの告知がWebにほぼ無い
チケットを買うサイトや発券後のチケットには開場時刻の記載があるモノの、Webにはなし。公式Twitterでのお知らせは当日の12時ちょっと前というのは、このご時世、あまりにもじゃないかなと……。
・試合開催日ということが感じられにくいアリーナ周辺
新所沢駅から向かって来たときの入り口にロゴ入り機材トラックが看板として駐車されていたぐらいで装飾もなく、スポーツ観戦という非日常感を演出するには弱すぎる空気感は残念かなと。根回しとか色々も出来ていないだろうなぁと言うか、先週の静岡市街地で感じたような「チームを共に盛り上げて行きたい」という空気感を街から感じられなかったんですよね。
・大きすぎる音と選曲の違和感
音にこだわるとか他にないこだわりの選曲をとか、そのへんの話は聞くので、なんとなくやりたいことは分かるんですけど、それがことごとくスベってる気がしてならなく。このあたりの合う合わないは単純な好みかなとは思いますが、私には合わなかったです。
・アリーナ演出の弱さというか、無さ
B1B2B3、他のチームはチアのみなさん、キャラクターのみんな、その片方だけとか両輪でとか、演出規模はそれぞれですけど、大抵はどちらかは揃っていて、応援を盛り上げていたり、アクトを魅せていたりということがノーマルで何もないと言う事はこの現在のコロナ禍での開催であっても無いんですけど、さいたまブロンコス主催ゲームはなにも無いんです。無なんです。応援練習自体はアリーナMCのゆーまろ氏が選手登場後のアップ時に身振り手振りと音を交えてやっていて、OTOの時はアナウンスブースで上半身だけで踊るというのはありましたし、所沢未来シートに座っていたお子さんたちは踊っていましたけど、それを含めたとしても、スポーツエンターテイメントの演出があると言うべきでは無いと私は感じました。
・アリーナMC、ゆーまろ氏のアナウンスに感じる違和感
ホーム&アウェイというより、ホーム&ビジターというスタンスで進行するB1B2B3各チームの試合を見てきているので、ビジターチーム名のコールで極端にテンションを下げてアナウンスするのはどうなんだろうかって言うのと、相手チーム名を間違え倒すのはどうなんだろうかなと。トライフープ岡山の岡山が前に来たり、地名だけ言うような相手チームのシュートや選手交代時に岡山じゃなく岩手とアナウンスし続けてたりってのは、あまりに相手に失礼で……チームスタッフの誰かが方向修正しないといけないところじゃないかなと。
告知の弱さ、演出の無さ、違和感……。どんな状況でも試合を含めて、目の前の状況を楽しむというのが私自身の観戦スタイルなんですけど、今日は本当にしんどかったというのが正直なところで。
試合自体や現場で頑張ってらっしゃるスタッフさん、ボランティアスタッフさんたちに不満は全然無く、むしろ少ない人員で試合運営の色々や設営とか相当頑張ってるんだろうなぁと言うのは伝わるんですけど、演出面の違和感や目立っているオーナーさんの動きなどを見ていると、ずっと埼玉ブロンコスを見て来たブースターさんが大変そうだなぁとしか思えず……。
美辞麗句を並べるのもいいと別に構わないと思いますし、文化放送との提携とか大きなお話もいいと思うんですけど、もうちょっとこう……ストレートに来て楽しかったねというか、試合内容は内容として、チアさんのアクトが素敵だったよねとか、キャラクターの動きがたのしかったよねとか、一つでも楽しかったよねって思えるアリーナ演出であって欲しいなぁと感じた日でした。
とにかくまぁ、この観戦記ではあまりストレートにあまり書きませんけど、とりあえず現状として、魅せ方が大きく変わるようなことが無い限り、現状の演出が続くのであれば、さいたまブロンコスの主催試合に積極的に足を運ぶことは今シーズン無いだろうなぁと言うのが正直なところで。
プロスポーツの興行という部分でライバルは同じバスケの越谷アルファーズだったり、別の競技だったら野球の埼玉西武ライオンズ、サッカーだったら浦和レッズに大宮アルディージャと半端ないところ揃いなんですけども、そのあたりとどう相対していくのか、相対していく戦う糸口がこの魅せ方なら、それはちょっとどうなんだろうと心配になります。
しっかしまぁ、各地の演出とか魅せ方、試合を見て、同じに見えますかね……バスケを一杯見る見ないに関わらず、各地のアリーナ、試合内容にプレー自体、キャラやチアの魅せ方はどこもかしこも違って、そこでしか味わえない楽しさがあると思うんだけどなぁ……。
***閑話球題***
とー! これだけだと! なんか! むっちゃ感じ悪く終わるので! 楽しかったところも!!!
・トコろんがかわいいかった
やっぱりね、キャラは偉大なんすよ……と、トコろんは市の鳥ひばりをベースに日本の航空発祥の地という事もあってプロペラがついていると。Bさまがいたらプシューっとされてしまいそうなonタイプですね(笑)。ちなみに所沢市民体育館内には埼玉のゆるキャラたちを統べている、埼玉ゆる玉応援団団長、コバトン様の抜け殻が鎮座されてたりするんですけど、気付いた方いましたか?
・トライフープ岡山の比留木HCと大森ACがダンディーだった
比留木HCのトライフープ岡山スーツ仕様ってほんっとに格好いいなーと思うんですけど、今シーズンからACに就任した大森ACとの並びはボスと若頭だなぁとか思ったとかナイショです(笑)。
・トライフープ岡山の比留木HCのアクションにグッと来る
比留木HCの熱さを去年のおいものこ、ベルティさんところとの対戦以来、一年ぶりに見ましたけども、やっぱ熱いなと。外国籍のHCでヒートアップしていく方をよく見ますけど、アクションやら声やら、その動きが本当に印象に残っていましたし、頭抱えているシーンがあったときはそこにこそ鈴木雅之さんの違う、そうじゃないを流して欲しいと思いました(笑)。
・重ねて書きますけど、試合自体は撮ってて楽しかったです
何となく動きを見ていて、さいたまサイドにHCがいない、泉選手がHC的なスタンスでやってたのかなという状況で、もっと点差的に離れるかと思ったところで31点差で収まったなと。もっと圧倒してくるかと思った岡山さんに(試合は絶対的に有利ながら)細かいところでミスがあったのかなって思ったので、そのあたりを修正してくるんだろうなぁと思いながら見ていました。
うん、いつかは岡山で、トライフープ岡山のホームゲームを見てみたいなと思いますし、トライプくんのホームでの動きを見てみたいなと思いますね。
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次回は「埼玉バスケットボール界の伝統的なカラーでもある"グリーン"」を配色した3rdユニに身を包んで戦う越谷アルファーズと籠球熱男な楯選手も所属のライジングゼファーフクオカの試合の色々をお届けしていきます。
チア! キャラ! 経験豊富なMC! 選曲! たのしみ!(わかりやすい)
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