籠・諸国漫遊記22-23(19)(2022/12/17)
リアルタイムの籠球日程消化具合を見ながら、レギュラーシーズンもあと2ヶ月程度しか無いのねというのに気づいたり、春の青春18きっぷを使った観戦旅でお邪魔するところのご飯情報を検索したりしながら過ごす昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
年度末の進行もあるので、平日は結構バッタバタだったりするんですけども、その先にある週末の観戦と行程を楽しみに乗り越えていこうと思っております。
というか、週末の観戦しか楽しみがないですからねぇ……。平日、タイミングズレて真っ当にご飯も食べられていませんし……と、そのあたりはちゃんとしておかないと、ですよね。
■試合情報
第11節 GAME2
金沢武士団 81-76 東京八王子ビートレインズ
金沢市総合体育館
※詳細スコア
■移動手段
前日、飲酒からの作業で就寝が3時頃。お酒も残る中で若干ふわふわしながら金沢駅に向かい、キャリーをコインロッカーに預けてからの移動。終了後は雨が降ってくる中でバスを待ち、週末夕方の道路混雑を体感しながら駅に戻り、ちょっと早めの夕飯を。
その後は宿泊地の名古屋に向けて移動していくのですが、18きっぷを使った北陸本線行きは今シーズンがおそらく最後なので、日が落ちたあとの移動でしたけども、ちょっと噛み締めながらの移動となっていました。
北陸本線 358M 普通 福井行
金沢駅 17:17 - 福井駅 18:54
北陸本線 250M 普通 敦賀行
福井駅 19:01 - 敦賀駅 19:51
北陸本線 142M 普通 米原行
敦賀駅 19:53 - 米原駅 20:44
乗換案内アプリだと余裕時分を多少入れるので、北陸本線での乗り継ぎでこの提示がなかったんですけど、実際には全列車対面ホームでの乗り換えだったので問題なく乗り継げています。
東海道本線 5427F 快速 浜松行
米原駅 21:07 - 金山駅 22:16
金山からは名城線で東別院にという動きだったんですけども、元々の予定が金沢から名古屋市内に入り、翌日はエントリオで観戦してからの帰宅だったので宿をホテルルートイン名古屋東別院に設定していたと、そんな流れでの移動だったんですね。
なお、所々あって翌日はエントリオではないアリーナで観戦することとなっていたんですけれども……と、その辺は次回に。
■man of the match(金沢武士団)
前回のお話でもちょっと書きましたけども、この日注目してみていて、実際にエグいプレーの連発だったのはイホール・ボヤルキム選手でした。
こういう情勢になければ日本でプレーをすることがなかったでのかな、なんて思うイホール選手ですけども、いろいろな縁でそのプレーを見られることを素直に感謝していました。
いろいろな背景はありますが、イホール選手はチームにしっかりとなじんでいるといて、指示だとか動きとか諸々の本領をしっかりと発揮しているという印象で。
他のチームでも外国籍の選手はもちろん見ているんですけども、背景を抜きにしてフラットな目線で撮っていてもスピード感とか力強さとか、撮ってて楽しい選手の一人として記憶していました。
あとは一刻も早い本国でのプレーを願いたいですし、イホール選手を始めとしたウクライナの選手たちを生で見ることが出来た記憶はしっかりと残していきたいなと、そんなことを思いました。
■man of the match(東京八王子ビートレインズ)
東京八王子ビートレインズ、この日のmonは山口健太選手を。
21-22シーズンから東京八王子ビートレインズに加入した山口健太選手ですが、前シーズンは金沢武士団でプレーをというのもあり、前日も含めてチームスタッフさんたちや選手たちと談笑している姿が記憶に。
試合はバチバチ、試合以外は旧交を温めるシーンを見るのが好きなので、そういうシーンを見ては過去の所属とかを確認してなるほどと納得するというパターンが結構多くてという。
開場に合わせて会場入りして、エキシビションとかアップの時間からぼんやりしているのが好きなので、旧交を温めるシーンというのに気づきやすいは気づきやすいんですけど、まだ記憶が浅いのでパッと前所属とかが出てこなく、このあたりはもっと記憶の蓄積を重ねていきたいところ、ですね。
とりあえず、推しというのが殆どなく、何かしらのフックから残していく皆さんをって流れで遊んでいる人なので、様々なフックからプレーを残して、バキッと決まった絵が残るとちょっと嬉しくなりますよね。
■Cheer of the Match
この日のcomはChihiroさんを。
GAME1とGAME2の座席位置をホームとビジターで替えて臨んだ今回の金沢行きなんですけども、その位置から撮っていて印象に残ったのがChiroさん。和傘を使っていたオープニングの印象がものすごく強くて、ちょっと儚げな感じの雰囲気がとても良かったんですよね。
色々と巡って遊んでいると、そのチームは年に一度ぐらいしか見ることがないとか結構多く。瞬間瞬間で自分の心のフックにひっかかってくる皆さんをしっかりと残していくという塩梅なんですけども、そこにかちっとハマったのがこの日のアクトだったんですよね。
前日に感じた和テイストな雰囲気をビシッと感じたと言いましょうか、と伝わってきて、パシッとシャッターを切っていました。
■Character of the Match
ライゾウさんは前日と変わらず、金沢武士団チアリーダーさんたちと共にハーフタイムやタイムアウトで一緒のアクトを見せてくれたり、選手登場を盛り上げたりという流れ。
今できる最大限でという空気感はしっかりと感じていたんですけども、グッズ展開や「チームとブースターを繋ぐ役割」を考えると、もっともっと全面に出していってもいいんじゃないかなと思うシーンもあったり。
ただ、この日は前日と比べて多くのお客さん(1017人)が来場されていたので、しっかりとアテンドさんが付けない状況であったらやむなしかなと思うところもあったり。
色々とスポーツマスコットたちを見ていて、ひとりで対応諸々全部できる子ってのは結構特殊で、ちゃんと出来ている子でもグリーティングをやるならアテンドは付くのが基本だと思っているので……と、そういうところにもしっかりと人員を割いて、積極的に物販に向けていったらしっかりとお金になると思うんですよね。
マスコットたち、チアさんたち等々はしっかりと力を入れればしっかりとお金になるよねっていうのは色々と見てきて思うんですけども、そういう方向になってくれたらいいなーと、物販ブースのグッズ展開やラブリーな姿などを見ながら感じました。
■フックに引っかかった演出曲
金沢武士団の演出でこれは色だよねっていう楽曲を思い浮かべると、やはりこの曲は外せないかなと思います。
#WASSHOI (EVERYBODY EXTENDED ver) /DAISHIDANCE
NPB系で特にファイターズさんが楽曲を多くチョイスされていた札幌出身のアーティスト、DAISHI DANCEさんの#WASSHOIを金沢武士団さんの演出では使っていて、アリーナ全体の一体感が心地いい印象があるんですよね。
初めて見たのがライゾウさんの焼津遠足、昨シーズンの野々市開催とで見ていて、今回もしっかり。そのチームがイメージできる楽曲があるのは個人的に嬉しいポイントなんですけども、#WASSHOIイコール金沢武士団のホームアリーナという、そんな印象が今回改めて完成されたような、そんな気がします。
分かりやすいフレーズに動き、各種制限が解除されてくると魅せ方とかノリかた/ノセ方も変わってくると思うんですけど、この楽曲を使った動きはそのままでいてほしいなと思いました。
えでぃばでぃわっしょい!
■行き来の飲食
・能登前寿司もりもり寿し(食べログ)
今回の旅は全国旅行支援を受けての金曜・土曜のという移動。お宿も手厚く支援を受けていた上に平日は3000円のクーポンがもらえるということで、普段だったらチョイスしないようなところに行こうと駅前の金沢フォーラスにあるもりもり寿しさんに。
回る方と回らない方があるもりもり寿司さんなんですけども、回らない方にお邪魔して、クーポン全額プラス課金で香箱ガニ丼を頂きました。
観戦記ではほとんど使ったことのないといいましょうか、高級感あふれるビジュアルと味噌汁も含めて2.5杯分の香箱ガニの圧にやられておりまして、カニ酢を一回しして一心不乱に食べておりました。
普段は質より量、しかも大量というものを多くチョイスする人なので、こういうお食事はほんとになれていないんですけども、大人なんだからたまにはこういうのも……っと、クーポン使って800円とかそんな食事をおいそれとはというかなんというか。
とりあえず、安くて美味しくて量を求めてしまう人としては過去ニ番目のお食事だったことを書いておこうかと思います(過去一番は松阪で食べた松阪牛のセットコース(たしかA4の5000円コース)。大変美味でした(笑))。
■締めとして
さて、二日目の金沢市総合体育館の試合でしたけども、しっかりとお客さんが入っていて、演出がしっかりと回っていて、なおかつ試合にも勝つという「ホームアリーナでの流れをしっかりと見たい」と感じている人には一番いい展開を見ることが出来たかなと、そんな塩梅でしょうか。
各チームをしっかりと応援されている方からすると鼻持ちならないだろうなぁってよく書きますけども、色々なスポーツを流しで現地観戦していて、個人的にはホームの勝利演出をしっかりと見たいというのがあるので、内心思っている色々とか数多く足を運んでみているところの情とかはあるにせよ、ホームチームの勝利とその演出、アリーナの空気感が見られたのは幸せでした。
演出面では前日見た撮ったときのイメージをそのままに、こう撮りたいああ撮りたいを一つ一つ拾っていったという塩梅。
今回の金沢遠征ではGAME1、2と見る予定だったので、上手・下手で位置を変えていたんですけど、前日のおさらいでここを撮りたい残したいを自分の中でピックアップしてすぐ次に生かせると言うのは、同節で同じ試合を見る利点だよなと改めて感じていました。
ただまぁ、カッコつけな意味ではなくストレートな意味で私は基本的に旅の人で、GAME1と2では別の場所にいることがほとんど。なのでこういう機会は結構貴重で、自分自身の動きをちょっとだけ見直してもいいんじゃないかなと、上がりの絵を見て思いました。
GAME1GAME2とホーム&ビジターと切り替えながら見ていたんですけども、2試合しっかりと見ていけば、チアさんの人数的に全員をある程度はフォローできそうかなと。
みんな違ってみんなすごいをなんとかして残そうとしているので、人数が多いとただただ慌ててしまうんですけども、金沢武士団チアリーダーさんの人数規模だとある程度落ち着いて皆さんを残せるのがいいなと思いました。
あとは演者の皆さんが1000人規模のお客さん前で盛り上げている姿というのはやっぱりいいもんですよね。
お客さんの数の違いで皆さんの動きが変わるっていうわけではないんですが、背景のスタンドが埋まっているかそうじゃないかで絵の締りがいいというか、やっぱりお客さんが埋まっているっていう姿を背景にってのはやっぱいいなーっていうのが素直な感想で。
今後、色々と疫病禍前までの姿に近い形の応援スタイルに戻っていくのかなとは思うんですけど、そのスタイルで輝いているライゾウさんや金沢武士団チアリーダーの皆さんをいつか見られたなと思いました。
試合自体はmonにもピックアップしましたけども、戦禍のウクライナから日本へ避難、金沢武士団へ加入した選手たちが大活躍(3人で51得点)。東京八王子ビートレインズさんも中盤喰らいついていったものの、最終Qに離されてという流れでした。
この時点での実力差は殆どないかなと思いながらGAME1を見ていて、あとすこしのところで勝ち星を逃していた金沢武士団だったので、このあたりはお客さんのブーストもあって背中を押されていたのかなと、そんな雰囲気も。
どっちの味方ではなく、演出面を見たいという部分ではホームチームの味方かなというスタンスで試合を見ていて、この時点ではまだ声出し応援の解禁はありませんでしたけど、多数のお客さんの応援が後押ししたのかなという雰囲気を感じていました。
現場で聞こえる音(更新完了時点だと解禁されて来ている声)もスポーツの現場に行く楽しみなんですけど、その音の後押しは絶対あるんだろうなぁってのは金沢武士団の選手の動きを撮っていて思ったり。
あとはお客さんの入りもホームアドバンテージになるんだろうなぁって言うのも今回感じた所。
実入りというリアルな部分に直結するのはもちろんだと思いますけど、選手のモチベーションという部分でもたくさんのお客さんが会場に詰めかけているというのはいい流れなんだろうなって。
もちろん八王子さんからもブースターさんがいらっしゃっていて、思いっきりブーストされていたのも記憶に残りました。
ホームアリーナ的にはご近所の八王子さんですけど、見たい残したい欲求が距離を超えていく旅の人はまぁアレとして、多摩地方から金沢って結構な距離が正直あると思うんですけども、遠征されている皆さんはほんとすごいなと。
このあたり「遠征の楽しさと旅先の美味いもの」に気づいてしまうと、観戦遠征という広大な沼から抜けられなくなってしまうんですけども、その沼は予想以上に心地良いので、ぜひ皆さんもいろいろな場所で色々なシーンに触れてほしいなぁと思ったこの日でした。
******
Next Game
第12節 GAME2
アースフレンズ東京Z vs ライジングゼファーフクオカ
大田区総合体育館
さて、次回は名古屋の東別院起点で大田区総合体育館に足を運んで見たクリスマス感の様子を……と、遅筆が加速していますが、ここから数試合はクリスマスです。サンタさんがプレゼント持ってきそうな勢いで振り返っていきましょう。